水町みゆ
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水町みゆ 女流1級 | |
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名前 | 水町みゆ |
生年月日 | 2001年4月21日(17歳) |
プロ入り年月日 | 2018年5月1日(17歳) |
棋士番号 | 62 |
出身地 | 福岡県福岡市 |
師匠 | 島朗九段 |
段位 | 女流1級 |
戦績 | |
2019年1月21日現在 | |
この表について
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水町 みゆ(みずまち みゆ、2001年4月21日 - )は、日本将棋連盟(関西本部)所属の女流棋士[1] 。女流棋士番号は62[1]。福岡県福岡市出身[1]。島朗九段門下[1]。福岡県立修猷館高等学校在学中(2018年4月現在)[1]。
棋歴[編集]
女流棋士になるまで[編集]
小学1年の時[2]、5歳上の兄が通い始めた将棋教室の師範に誘われたのをきっかけに将棋を始めた[1]。小学4年からは福岡県大野城市の「福岡将棋会館」で腕を磨いた[2]。
小学6年で女子アマ王位戦優勝[2]。中学2年であった2016年1月に九州研修会が発足すると1期生として入会し、順調に昇級した[2]。
2016年夏、中学3年の時に関西奨励会に入会(6級)[2]。本人によると、腕試しのつもりで奨励会入会試験を受けたら合格したとのこと[2]。しかし、奨励会では成績が振るわず、2017年夏に退会[2]。
いったんは挫折に打ちひしがれた水町だが、将棋への情熱を取り戻し、2017年9月に九州研修会に再入会[2]。B2に昇級し、2018年4月に改訂された女流棋士規定により[3]、女流棋士2級となる権利を得た[2]。
女流棋士資格申請を行い、2018年5月1日付で連盟関西本部所属の女流棋士2級となった[1]。
新規定により、「研修会B2昇級」を資格要件として女流棋士(女流2級)になったのは、水町が第一号である[1]。
女流棋士になってから[編集]
2019年1月18日、霧島酒造杯女流王将戦本戦入りを果たし、女流1級に昇級[4]。
棋風[編集]
居飛車党[1]。
人物[編集]
- 趣味は音楽鑑賞、ドッジボール[1]。
- 関西奨励会在籍中に、福岡県立修猷館高等学校へ進学し、同校2年で女流棋士となった[1][2]。
- 2018年7月22日、福岡市内でプロデビュー祝賀会が開かれ、福岡県出身の女流棋士の誕生は38年ぶりということで、約100人の出席者を数えた[5]。
- 2019年1月から、LOVE FM(福岡市に本社を置くFMラジオ局)の、自らの名を冠した番組『女流棋士水町みゆの、まるで将棋だな』に月2回、15分ずつレギュラー出演[6]。
昇段・昇級履歴[編集]
- 2016年1月 九州研修会入会
- 2016年 関西奨励会入会(6級)
- 2017年 同 退会
- 2017年10月 九州研修会再入会
- 2018年4月 女流棋士2級の資格を取得(研修会B2)
- 2018年5月1日 女流2級
- 2019年1月18日 女流1級
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d e f g h i j k “水町みゆさんが5月から女流棋士2級に”. 日本将棋連盟 (2018年4月26日). 2018年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “17歳棋士、女流プロに 福岡市の水町さん5月デビュー 奨励会で挫折「もっと強く」と奮起” (日本語). 西日本新聞. (2018年4月26日). オリジナルの2018年4月26日時点によるアーカイブ。 2018年4月26日閲覧。
- ^ “女流棋士規定変更のお知らせ” (日本語). 日本将棋連盟. (2018年4月2日). オリジナルの2018年4月26日時点によるアーカイブ。 2018年4月26日閲覧。
- ^ “水町みゆ女流2級が女流1級に昇級|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟. (2019年1月21日) 2019年1月21日閲覧。
- ^ “17歳プロの女流棋士が誕生 県出身は38年ぶり、100人が激励” (日本語). 西日本新聞. オリジナルの2018年7月24日時点によるアーカイブ。 2018年7月24日閲覧。
- ^ “高校生女流棋士の水町みゆが番組 Love FM「まるで将棋だな」”. 西日本新聞. 2019年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月7日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 水町みゆ|女流棋士データベース|日本将棋連盟
- 水町&加藤 (@Miyuria_Shogi) - Twitter(水町と同じく「地方在住の高校生女流棋士」である、加藤結李愛との共同アカウント)
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