水野あおい

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水野 あおい
出生名 大河内 庸子
(おおこうち ようこ)
生誕 (1975-11-20) 1975年11月20日(41歳)
出身地 日本の旗 日本埼玉県
ジャンル J-POP
活動期間 1992年 - 2000年
事務所 アルテミスプロモーション(最終所属

水野 あおい(みずの あおい、1975年昭和50年)11月20日 - )は、埼玉県生まれの元・女性アイドル歌手。本名は大河内 庸子(おおこうち ようこ)。

概要[編集]

地下アイドルライブアイドルといわれるジャンルの草分け的存在。ツインテールとフリル付きドレスという出で立ちが特徴で、1990年代の「アイドル冬の時代」にあって、アイドル歌謡を歌う正統派アイドルを貫き、プレアイドル(後のライブアイドル)現象の原型となった[1][2]

アルテミスプロモーション所属で、ライブアイドルの実践的方法は同社社長の野間真と水野の活動によってつくられた面も大きい。公式ファンクラブは「おやゆび姫」。

声優アイドルやライブアイドルで、水野の影響を受けた者は多く、その代表格である桃井はるこ田村ゆかりは水野に度々言及している[注 1][注 2]

略歴[編集]

  • 1991年平成3年):メリーゴーランドに履歴書と歌を吹き込んだカセットを送る。
  • 1991年(平成3年):雑誌Momoco 主催のクリスマスパーティに参加。初のイベント出演となる。
  • 1992年(平成4年):5月より水野あおいの芸名で活動開始。雑誌SPA!5月13日号で“ちっちァイドル”(身長の低い―150cmそこそこ、またはこれを下回る―アイドル)として採り上げられる。
  • 1993年(平成5年):3月19日に女性アイドルグループフェアリーテールのメンバーとしてファーストシングル「不思議の国のフェアリーテール」でデビューしたが、7月9日に解散告知があり、9月19日に解散。水野は事務所のスタッフ・野間真とともに独立、有限会社アルテミスプロモーションを設立。(2004年平成16年)6月30日解散)(残りの二人、菊池奏衣と浅山美月改め渡辺幸恵は別グループ「Tiara」を結成)。
  • 1994年(平成6年):アルテミスの所属第 1号アイドル歌手としてソロデビュー。1月12日にファーストシングル「恋なのかな???」をリリース。3月12日にセカンドシングル「春の輝き/金のボタン」発売。月刊カメラマン5月号より「あおいの業界支店」連載開始。11月20に初のお誕生日コンサート開催。12月16日サードシングル「見つめていたい」発売。
  • 2000年(平成12年):引退

逸話[編集]

  • 1994年放映の『天使のU・B・U・G』で、一日ホームレス体験という特集があり、水野は正統派アイドルの身なりのまま、段ボールハウスの作り方などを新宿のホームレスに教わりながら、ホームレスの体験をしつつ、路上で歌って曲のキャンペーンを行うという企画を行わされた。敢えて極端な環境を設定するリアリティーショーの一種であったが、その過酷な内容にも関わらず水野とホームレスの男性たつさん(仮名)(放映時のテロップによる)の間には徐々に交流が生まれ、水野はアイドル歌手として一分の隙もなく振る舞い続け、むしろ感動を呼んだ[1]。コーナー中、実際にCDを売り上げているシーンも放映された。
  • 天使のU・B・U・G』ではテレクラ体験企画にも出演した。
  • 歌唱力には定評があり、CDのレコーディングは数テイクで終わらせていたという。
  • 初期の楽曲は沢田聖子が多く関わっていた。
  • 好きなアイドルは松田聖子中嶋ミチヨなどだった。アイドルの衣装にあこがれて芸能活動を開始した。
  • デビュー当時の持ち曲が少ない時のイベントでは、高橋由美子の楽曲も歌っていた。
  • プロフィール上では身長152cmとあったが、本当は150cm以下だったと後に本人談。
  • ゲーマーでありパズル系やレース系が得意であった。
  • ナインティナインの矢部がラジオで応援していると発言。

出演番組[編集]

出演した多数のアイドルの中でも衣装等でキャラが立っていて、レギュラーであった。テレクラに電話させられたり、「一日ホームレスキャンペーン」と称して、ホームレスに手伝ってもらいながらダンボールで住まいを作り、キャンペーンを行った。

音楽[編集]

シングル[編集]

  1. 恋なのかな???/妹からはじめたい …1994年1月21日発売
  2. 春の輝き/金のボタン …1994年3月18日発売
  3. 見つめていたい/あおい伝説 …1994年12月16日発売
  4. 恋のはじまり/Dan Dan …1995年8月2日発売
  5. とまどい/ブルートパーズの指輪 …1995年11月17日発売
  6. 楽園~パラダイス~/夢見るハート …1996年4月19日発売
  7. がんばれ My Friend/クリスマスモーニング
  8. 夏の恋人/SUNSHINE SUNDAY
  9. Ring a Ding~倫子のテーマ~/狼なんか怖くない
  10. ピンクのたんぽぽ/ホワイトバレンタイン
  11. 秋風の午睡(シェスタ)/せつない片想い
  12. Super Happy World/あいのきせき
  13. “KI.RE.I”/瑠璃色ビーズ
  14. Love Song/Blue Bird/NOBODY CATCHES ME!

アルバム[編集]

  1. 天使のおひるね …1995年7月21日発売
  2. Aoi Special Edition~フリル通りのくますけ~ …1996年3月21日発売
  3. dear my Friend
  4. Aoi Century Years
  5. Sweet Sweet Sweetie

その他[編集]

  1. Little Greetings
    水野あおいの引退に合わせて作成された曲で、森下純菜とのデュエットソングである。

参加作品[編集]

  1. 影牢 〜刻命館 真章〜 ORIGINAL SOUND TRAX
    「Frozen Dark Night」で参加。ゲーム未使用のイメージソング。
  2. 企業戦士YAMAZAKI
    OVA作品に声優として尾崎実里役、イメージソングとして『“Ring a Ding(倫子のテーマ)”』が採用された。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 「元祖アキバ系アイドル」ともされる桃井はそもそも水野の追っかけをやっていたほどの熱烈なファンで[3]、著書『アキハバLOVE』や、引退コンサートで田村と同席したこと[4]など、水野あおいに数多く触れている。
  2. ^ 田村は"超アイドル声優"とも言われるが[5]、「本物のアイドルは水野あおいさんです」[6]といった発言の他、引退コンサートへも出席している[7]

出典[編集]

  1. ^ a b 太田省一 『アイドル進化論』 pp.190-192
  2. ^ 中森明夫 『アイドルにっぽん』 42-45頁
  3. ^ 『アイドルバビロン』 pp108-1118
  4. ^ 「00年渋谷のライブハウスで伝説のアイドル水野あおいちゃんの引退ライブの客席に田村ゆかりさんとモモーイが観に行ってたのって、70年代マンチェスターでピストルズのライブに後のジョイディヴィジョンやシンプリーレッドのメンバーがいたことと相似してる?とか妄想してた(*'-'*)」Twitter / momoiktkr 12:12 PM - 9 Jun 2011
  5. ^ 【衝撃事件の核心】34歳熱烈ファンが「ゆかりん」にラジオを投げつけた“動機”…「王国民」を怒らせた超アイドル声優の“告白”(1/5ページ) - MSN産経west
  6. ^ 山田ゴメス事務所 収録REPORT #65 : Yukari Tamura @ 渋谷でチュッ!
  7. ^ 『田村ゆかりのいたずら黒うさぎ 第219回 2007年06月09日放送』 18:00

参考文献[編集]

  • 金井 覚 『アイドルバビロン―外道の王国』 太田出版 1996年3月11日 ISBN 978-4872332667
  • 中森明夫 『アイドルにっぽん』 新潮社 2007年4月25日 42-45頁 ISBN 978-4103046318
  • 太田省一 『アイドル進化論 : 南沙織から初音ミク、AKB48まで』 筑摩書房 2011年1月27日 ISBN 978-4-480-86408-6

関連項目[編集]