永田町駅

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永田町駅
6番出入口(2019年5月5日撮影)
6番出入口(2019年5月5日撮影)
ながたちょう
Nagatacho
所在地 東京都千代田区永田町一丁目11-28
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
電報略号 ナタ
駅構造 地下駅
ホーム 各1面2線(計3面6線)
乗降人員
-統計年度-
82,091人/日
-2017年-
開業年月日 1974年昭和49年)10月30日
乗入路線 3 路線
所属路線 [1]有楽町線
駅番号 Y16[1]
キロ程 19.3km(和光市起点)
Y 15 麹町 (0.9km)
(0.9km) 桜田門 Y 17
所属路線 [1]半蔵門線
駅番号 Z04[1]
キロ程 4.1km(渋谷起点)
Z 03 青山一丁目 (1.4km)
(1.0km) 半蔵門 Z 05
所属路線 [1]南北線
駅番号 N07[1]
キロ程 6.6km(目黒起点)
N 06 溜池山王 (0.9km)
(1.3km) 四ツ谷 N 08
乗換 赤坂見附駅(同一駅扱い)
G05[1]銀座線M13[1]丸ノ内線
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永田町駅(ながたちょうえき)は、東京都千代田区永田町一丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)のである。

概要[編集]

有楽町線駅番号Y 16)、半蔵門線(駅番号:Z 04)、南北線(駅番号:N 07)の3路線が乗り入れている。

また、銀座線丸ノ内線が乗り入れる赤坂見附駅港区に立地)とは改札内で連絡しており、運賃計算上は同一の駅として扱われる。そのため、当駅からの乗車券で赤坂見附駅の改札から入場でき、その逆も可能である。定期券の場合は当駅を発駅・着駅とするものは赤坂見附駅から入場・出場が可能である。また、当駅・赤坂見附駅と、隣接する溜池山王駅国会議事堂前駅間(銀座線・丸ノ内線・南北線、当駅と赤坂見附駅と同様同一駅扱い)、青山一丁目駅間(銀座線・半蔵門線)、四ツ谷駅間(丸ノ内線・南北線)を含む定期券は、それぞれ当該区間に限り連続して並走するどの路線でも乗車できる。

なお、当駅と赤坂見附駅を合わせると、東京メトロの路線が一つの駅に5路線乗り入れることになり、これは東京メトロの駅としては最多である[2]

当駅は、「表参道駅務管区 永田町地域」として近隣の駅を管理している[3]

歴史[編集]

  • 1974年昭和49年)10月30日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)有楽町線の駅として開業。両端駅(池袋駅、銀座一丁目駅)の自動改札化に伴い、自動券売機では、開業当初から磁気化券が発売されていた。
  • 1979年(昭和54年)9月21日 - 営団地下鉄半蔵門線開業。銀座線・丸ノ内線赤坂見附駅との乗り換え業務を開始。
  • 1997年平成9年)9月30日 - 営団地下鉄南北線開業[4]
  • 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化に伴い、当駅は東京メトロに継承。
  • 2015年(平成27年)3月13日 - 南北線の発車メロディを変更[5]

駅構造[編集]

各線とも島式ホーム1面2線を有する地下駅[4]

有楽町線が地下4階、半蔵門線が地下6階、南北線が地下3階に相当する深さに位置しており、各線の駅ともシールド工法で建設された。有楽町線・半蔵門線は単線シールド間を掘削後にルーフシールド機でホームを造る「メガネ型ルーフシールド工法」、南北線は単線シールド間をかんざし桁で接続する「メガネ型駅かんざし桁工法」である。半蔵門線の駅は地上から36mの深さにあり、東京メトロでは千代田線国会議事堂前駅 (37.9m) 、南北線後楽園駅 (37.5m) に次いで3番目に深い。半蔵門線ホームから平河町口(3・4・6番出入口)経由で地上に出るまでは、218段もの階段を上ることになる[6]

のりば[編集]

番線 路線 行先 備考
1 Y 有楽町線 有楽町月島新木場方面
2 池袋和光市森林公園飯能方面 和光市駅から TJ 東武東上線へ直通(森林公園駅まで直通)、または
小竹向原駅から SI 西武池袋線へ直通(SI 西武有楽町線経由飯能駅まで直通)
3 Z 半蔵門線 表参道渋谷中央林間方面
4 大手町押上〈スカイツリー前〉久喜南栗橋方面
5 N 南北線 四ツ谷赤羽岩淵浦和美園方面 赤羽岩淵駅から SR 埼玉高速鉄道線へ直通
(浦和美園方面行の列車)
6 白金高輪目黒日吉方面 目黒駅から MG 東急目黒線へ直通
  • 半蔵門線押上方面は終電間際に当駅終着の列車が設定されている(客扱い後は留置のため水天宮前回送)。当駅始発列車の設定はない。
  • 有楽町線ホームと半蔵門線ホームは、駅員による立ち番がいる。

各路線の相互乗り換え[編集]

各線のホームは離れて設置されている。乗り換えに必要な最短の距離は、半蔵門線ホームと有楽町線ホームは約80m、有楽町線ホームと南北線ホームは約160m、半蔵門線ホームと南北線ホームは約170mである。半蔵門線ホームと有楽町線・南北線乗り換えコンコースの間には長大なエスカレーターがある。また、乗り換えコンコースと南北線ホームを結ぶ連絡通路には動く歩道が設置されている[4]

赤坂見附駅との連絡[編集]

当駅と赤坂見附駅の間は、半蔵門線ホームの西端と銀座線・丸ノ内線ホーム下層階を結ぶ、上り下り数回を要する地下通路(長さ約200m)を介して接続されている。このため、有楽町線ホームまたは南北線ホームから赤坂見附駅へ乗り継ぐには、半蔵門線ホーム(長さ約200m)を経由することになる。また、他線を介さない形での銀座線と有楽町線の乗り換えは当駅・赤坂見附駅のみであり、520mの距離を歩く必要がある。

永田町駅
半蔵門線 有楽町線 南北線
赤坂見附駅
ホーム間の距離 約250m 約520m 約610m
他の乗換駅 銀座線 渋谷駅*
表参道駅
青山一丁目駅
三越前駅*
なし
(渋谷駅*[7]
溜池山王駅
丸ノ内線 大手町駅 池袋駅*
新宿三丁目駅[7]
四ツ谷駅
国会議事堂前駅/溜池山王駅
後楽園駅
  • *改札外乗り換え ◎:最も至便な駅

なお、上記の距離は乗り換えに必要な最短のものであり、ホームの降車位置によっては、さらに距離を要する。

利用状況[編集]

  • 東京メトロ - 2017年度の1日平均乗降人員82,091人である[利用客数 1]
    東京メトロの全130駅の中では早稲田駅に次いで第54位。この値は東京メトロ線同士の乗換人員を含まない。
    • 東京メトロ線同士の乗換人員を含んだ、2017年度の路線別1日平均乗降人員は以下のとおりである[乗降データ 1]。赤坂見附駅の銀座線、丸ノ内線との間の乗換人員も含む。
      • 有楽町線 - 145,880人 - 同線内では小竹向原駅、有楽町駅、豊洲駅、池袋駅、和光市駅、飯田橋駅に次ぐ第7位。
      • 半蔵門線 - 178,415人 - 同線内では渋谷駅、表参道駅、大手町駅に次ぐ第4位。
      • 南北線 - 69,351人 - 同線内では溜池山王駅、目黒駅、飯田橋駅、赤羽岩淵駅、六本木一丁目駅、四ツ谷駅に次ぐ第7位。

年度別1日平均乗降人員[編集]

近年の1日平均乗降人員推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降人員[乗降データ 1]
年度 東京メトロ
1日平均
乗降人員
増加率
2004年(平成16年) 58,711
2005年(平成17年) 58,612 −0.2%
2006年(平成18年) 59,983 2.3%
2007年(平成19年) 62,294 3.9%
2008年(平成20年) 60,843 −2.3%
2009年(平成21年) 59,756 −1.8%
2011年(平成23年) 59,379 −2.3%
2012年(平成24年) 61,823 4.1%
2013年(平成25年) 63,943 3.4%
2014年(平成26年) 65,296 2.1%
2015年(平成27年) 69,459 6.4%
2016年(平成28年) 75,107 8.1%
2017年(平成29年) 82,091 9.3%

年度別1日平均乗車人員(1974年 - 2000年)[編集]

年度別1日平均乗車人員
年度 有楽町線 半蔵門線 南北線 出典
1974年(昭和49年) [備考 1]7,046



[東京都統計 1]
1975年(昭和50年) 10,011 [東京都統計 2]
1976年(昭和51年) 10,795 [東京都統計 3]
1977年(昭和52年) 12,118 [東京都統計 4]
1978年(昭和53年) 12,337 [東京都統計 5]
1979年(昭和54年) 12,945 [備考 2]3,751 [東京都統計 6]
1980年(昭和55年) 13,784 4,181 [東京都統計 7]
1981年(昭和56年) 15,123 4,888 [東京都統計 8]
1982年(昭和57年) 15,532 5,088 [東京都統計 9]
1983年(昭和58年) 15,743 5,467 [東京都統計 10]
1984年(昭和59年) 16,581 6,055 [東京都統計 11]
1985年(昭和60年) 16,732 6,507 [東京都統計 12]
1986年(昭和61年) 17,107 6,726 [東京都統計 13]
1987年(昭和62年) 17,399 6,803 [東京都統計 14]
1988年(昭和63年) 17,814 7,321 [東京都統計 15]
1989年(平成元年) 16,929 9,786 [東京都統計 16]
1990年(平成02年) 17,175 11,699 [東京都統計 17]
1991年(平成03年) 17,790 12,355 [東京都統計 18]
1992年(平成04年) 17,359 12,641 [東京都統計 19]
1993年(平成05年) 16,699 12,458 [東京都統計 20]
1994年(平成06年) 16,205 12,838 [東京都統計 21]
1995年(平成07年) 15,546 12,292 [東京都統計 22]
1996年(平成08年) 15,274 12,142 [東京都統計 23]
1997年(平成09年) 14,159 11,989 [備考 3]2,803 [東京都統計 24]
1998年(平成10年) 13,296 12,027 3,101 [東京都統計 25]
1999年(平成11年) 12,216 11,776 2,760 [東京都統計 26]
2000年(平成12年) 12,258 12,090 3,397 [東京都統計 27]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)[編集]

近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおり。

年度別1日平均乗車人員[乗降データ 2][乗降データ 3]
年度 有楽町線 半蔵門線 南北線 出典
2001年(平成13年) 11,901 12,332 4,258 [東京都統計 28]
2002年(平成14年) 12,058 12,362 4,258 [東京都統計 29]
2003年(平成15年) 11,888 13,107 4,396 [東京都統計 30]
2004年(平成16年) 12,030 13,367 4,430 [東京都統計 31]
2005年(平成17年) 11,726 13,258 4,411 [東京都統計 32]
2006年(平成18年) 11,811 13,948 4,564 [東京都統計 33]
2007年(平成19年) 12,087 14,699 4,847 [東京都統計 34]
2008年(平成20年) 11,567 14,630 4,871 [東京都統計 35]
2009年(平成21年) 11,181 14,496 4,827 [東京都統計 36]
2010年(平成22年) 11,121 15,044 5,063 [東京都統計 37]
2011年(平成23年) 10,762 14,585 4,959 [東京都統計 38]
2012年(平成24年) 11,151 15,290 5,221 [東京都統計 39]
2013年(平成25年) 11,584 15,447 5,556 [東京都統計 40]
2014年(平成26年) 11,819 15,603 5,715 [東京都統計 41]
2015年(平成27年) 13,623 16,464 6,191 [東京都統計 42]
2016年(平成28年) 13,304 17,529 7,244 [東京都統計 43]
2017年(平成29年) 14,271 18,863 8,392 [東京都統計 44]
備考
  1. ^ 1974年10月30日開業。開業日から翌年3月31日までの計153日間を集計したデータ。
  2. ^ 1979年9月21日開業。開業日から翌年3月31日までの計193日間を集計したデータ。
  3. ^ 1997年9月30日開業。開業日から翌年3月31日までの計183日間を集計したデータ。

駅周辺[編集]

都道府県会館に通じる出口は5番出入口と9b番出入口の2つが存在する。有楽町線と半蔵門線からは5番出入口が、南北線からは9b番出入口が近い。


バス路線[編集]

最寄りバス停留所は、永田町となる。東京都交通局(都営)により運行される以下の路線が発着する。このほか、東京ガーデンテラス紀尾井町ザ・プリンスギャラリー東京 紀尾井町停留所に東京空港交通(リムジン)の羽田空港行・成田空港行、西武観光バス(西武)の高速バス軽井沢駅行が発着している。

永田町
東京ガーデンテラス紀尾井町
ザ・プリンスギャラリー東京 紀尾井町
  • 空港連絡バス:羽田空港行・成田空港行(リムジン)
  • 高速バス:軽井沢駅行(西武)

隣の駅[編集]

東京地下鉄
Y 有楽町線
麹町駅 (Y 15) - 永田町駅 (Y 16) - 桜田門駅 (Y 17)
Z 半蔵門線
青山一丁目駅 (Z 03) - 永田町駅 (Z 04) - 半蔵門駅 (Z 05)
N 南北線
溜池山王駅 (N 06) - 永田町駅 (N 07) - 四ツ谷駅 (N 08)

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年05月26日閲覧)
  2. ^ 大手町駅も5路線が乗り入れるが、東京メトロの乗り入れは4路線である(残り1路線は都営地下鉄三田線)。
  3. ^ 鉄道ピクトリアル2016年12月臨時増刊号 【特集】東京地下鉄 p.17
  4. ^ a b c 鉄道ファン』第37巻第12号、交友社、1997年12月、 69-71頁。
  5. ^ 南北線の発車メロディをリニューアル!各駅に新しい発車メロディを導入します。 (PDF) - 東京メトロ. (2015年3月2日). 2017年5月28日閲覧。
  6. ^ 種村直樹『新・地下鉄ものがたり』p.230(1988年・日本交通公社出版事業局・ISBN 4533008887)によれば、ビル約12階分に相当する。
  7. ^ a b 副都心線池袋経由要町以遠の場合

出典[編集]

地下鉄の1日平均利用客数
地下鉄の統計データ
  1. ^ a b レポート - 関東交通広告協議会
  2. ^ 東京都統計年鑑
  3. ^ 行政基礎資料集 - 千代田区
東京都統計年鑑

関連項目[編集]