永遠のレディードール 〜Voyage Voyage〜

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永遠のレディードール 〜Voyage Voyage〜
Winkシングル
初出アルバム『Αφροδιτη
B面 Alone Again
リリース
規格 8cmCD
デジタル・ダウンロード
ジャンル 歌謡曲
レーベル ポリスター
作詞・作曲 作詞: Jean-Michel Rivat
日本語詞: 及川眠子
作曲: Dominique Dubois、Jean-Michel Rivat
プロデュース 水橋春夫
チャート最高順位
Wink シングル 年表
リアルな夢の条件
1992年
永遠のレディードール 〜Voyage Voyage〜
(1993年)
結婚しようね
1993年
ミュージックビデオ
永遠のレディードール(M.V.) / Wink
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永遠のレディードール 〜Voyage Voyage〜」(えいえんのレディードール ボワイヤージュ・ボワイヤージュ)は、Winkの17枚目のシングル。1993年2月17日ポリスターより発売。

解説[編集]

フランスデザイアレスフランス語版1986年にリリースした楽曲「Voyage Voyage」[注 1]のカヴァー。日本語詞は及川眠子編曲船山基紀が担当した。

ミュージック・ビデオは全篇、モノクロで制作されている[注 2]

カップリング曲は「Alone Again」。ウィンダムヒルのアーティストたちが作成した「Nothing Means More to Me than You」に、芹沢類の日本語詞と門倉聡の編曲を施したものである。原題中の「than」が、本シングルCDの裏ジャケットなどで「that」となっており、意味不明な英文になっているが、JASRACには、もとの原題も「that」のものも、いずれも正題として登録されている[3]

「永遠のレディードール」には、1989年5月21日にレコーディングされた音源によるマスターテープが存在しており、同年7月5日にシングルとして発売された「淋しい熱帯魚」とともに収録されている通り[4]、そのレコーディングの時点では、本楽曲と「淋しい熱帯魚」のいずれをシングル曲としてリリースするか決定していなかった。このマスターテープにおける当楽曲の秒数は、1993年にシングル化されたものにおける4分58秒とは異なっており、4分34秒である[4]

本曲が発売された1993年度における年間売上は6.936万枚で、オリコン・チャート年間289位[2]。同チャートにおける週間ランキングでは、同年3月1日付の初登場19位を最高とし、同月22日付の66位まで、100位以内には4週連続ランクインした[5]。Wink最盛期の楽曲の一つである先述の「淋しい熱帯魚」は、1989年度における年間売上が54.873万枚、オリコン・チャート年間7位であり[6]、それと比較すると、約8分の1の売上にとどまっている。

この曲は、1993年において当初アルバム曲としてリリースされる予定であったが、Winkの2人の強い要望でシングル化された経緯がある[7]。本シングル発売から間もない時期にWinkの鈴木早智子が「3年間すごく温めてた曲」と語ったように[8]、Winkの思い入れが強い楽曲であったものの、先述の通り売上は振るわなかった。これについてWinkの相田翔子は、「みんなが求めているものと、だんだんズレが出てきました。私たちはアーティスティックに、大人っぽい曲を歌いたくなるんですけど、支えてくださるファンの方はライブで踊れる曲やポップな曲が良かったり。」と、後に語っている[7]

同曲が、初めてのレコーディングから3年半以上もあとになってリリースされた理由については、本曲と「淋しい熱帯魚」の作詞者である及川眠子は、「メロディも歌詞も大人っぽいから、ふたりが大人になったこのタイミングまで置いてたんじゃないですかね」と推測している[9]

収録曲[編集]

  1. 永遠のレディードール 〜Voyage Voyage〜
    • 作詞: Jean-Michel Rivat、日本語詞: 及川眠子、作曲: Dominique Dubois、Jean-Michel Rivat、編曲: 船山基紀
  2. Alone Again
    • 作詞・作曲: Jamey Jaz、Ren Toppano、Viqui Denman、日本語詞: 芹沢類、編曲: 門倉聡

収録アルバム[編集]

テレビ番組における歌唱[編集]

※ 放送日は首都圏のもの。地方の系列局の放送日は異なる場合がある。

放送日 (曜日) 番組名 放送局
1993.02.14 (日)[注 3] 歌謡びんびんハウス[注 3] テレビ朝日
1993.02.19 (金) 深夜[注 4] 今夜も歌はナイト![注 4] 日本テレビ
1993.02.21 (日)[注 5] スーパーJOCKEY[注 5] 日本テレビ
1993.03.12 (金)[10] ミュージックステーション[10] テレビ朝日

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 日本では「夢の旅路」のタイトルでエピックレコードジャパンより1987年10月21日に発売。
  2. ^ ミュージック・ビデオは「外部リンク」の節のもの。
  3. ^ a b 「NEWすたーれぽーと」(『ザテレビジョン』1993年第7号)p.39および「音楽」p.61(いずれも各地方版共通)に番組放送・出演・曲目予定記載あり。
  4. ^ a b 「NEWすたーれぽーと」(『ザテレビジョン』1993年第7号)p.39および「音楽」(同前)p.60(いずれも各地方版共通)に番組放送・出演・曲目予定記載あり。
  5. ^ a b 「NEWすたーれぽーと」(『ザテレビジョン』1993年第8号)p.41(各地方版共通)に番組放送・出演予定記載あり。

出典[編集]

  1. ^ 『オリコン・チャート・データ'93』 1994, p.125。
  2. ^ a b 『オリコン・チャート・データ'93』 1994, p.5。
  3. ^ 『作品データベース検索サービス J-WID』、2018年9月19日閲覧。
  4. ^ a b 「DIRECTOR’S NOTE - #1 はじめまして。今回はマスタリングについて。」(『Wink30周年特設サイト』2018年4月6日)、2018年9月18日閲覧。
  5. ^ 『オリコン・チャート・データ'93』 1994, pp.125-129。
  6. ^ 『オリコン年鑑1990別冊 オリコン・チャート・データ'89』(オリジナル・コンフィデンス、1990年4月20日)p.26。
  7. ^ a b 「「アイドル冬の時代」を生きて② 相田翔子 Wink独り勝ちの想定外」(『アイドル冬の時代』シンコーミュージック・エンタテインメント、2016年9月28日)p.26。
  8. ^ 邦子と徹のあんたが主役』(テレビ朝日系、1993年3月15日放送)。
  9. ^ 「ALBUM REVIEW - 第3回 及川眠子」(『Wink30周年特設サイト』2018年9月4日)、2018年9月18日閲覧。
  10. ^ a b 「出演者ラインアップ - 1993.03.12.FRI」(『MUSIC STATION』)、2018年9月29日閲覧。

参考文献[編集]

  • 『オリコン年鑑1994別冊 オリコン・チャート・データ'93』オリコン、1994年4月28日。