汝鳥伶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

汝鳥 伶(なとり れい、4月20日生)は、宝塚歌劇団専科に所属する男役。元月組組長

大阪府府立吹田高等学校出身。愛称は「ユウ」。

略歴[編集]

1971年57期生として宝塚歌劇団に入団。同期生に元花組トップ娘役の北原千琴専科京三紗、演出家の謝珠栄(芸名は隼あみり)がいる。当初の芸名は「汝鳥」だった。花組公演『花は散る散る/ジョイ![1]で初舞台を踏む。宝塚入団時の成績は55人中26位[1]1972年3月2日[1]月組に配属。

1986年に月組副組長に就任。1990年に月組組長に就任。

1993年に専科に異動するも、1996年11月8日付で再び月組組長に就任した。同じ組の組長を2回務めたのは、汝鳥と打吹美砂(元花組組長)だけである。

1997年12月16日付で、再び専科に異動。

主な舞台[編集]

第1次月組時代[編集]

第1次専科時代[編集]

  • 1993年8月、『FILM MAKING』(星組:バウ・東京特別)オスカー・スポティスウッド
  • 1993年11月、『夢の10セント銀貨』(月組:バウ・東京特別・名古屋特別)バート・グラン
  • 1994年1月、『二人だけの戦場』(雪組:バウ・東京特別・名古屋特別)シュトロゼック
  • 1994年6月、『エールの残照』(月組)ジョセフ
  • 1995年6月、『エデンの東』(花組)アダム・トラクス
  • 1996年2月、『ME AND MY GIRL』(月組:中日)ジョン・トレメイン卿
  • 1996年3月、『CAN-CAN』(月組)アンリ・マルソー
  • 1996年10月、『アナジ』(雪組:バウ・東京特別)松浦隆信

第2次月組時代[編集]

第2次専科時代[編集]

  • 1997年12月、『春櫻賦』(雪組)謝名利山
  • 1998年6月、『心中・恋の大和路』(雪組:バウ・東京特別)藤屋
  • 1998年7月、『永遠物語』(月組:バウ・東京特別)熊吉
  • 1999年6月、『ロミオとジュリエット 99』(花組:バウ)ロレンス神父
  • 1999年11月、『バッカスと呼ばれた男』(雪組)アトス
  • 2000年4月、『ささら笹舟 -明智光秀の光と影-』(雪組:バウ)溝尾庄兵衛
  • 2000年6月、『凱旋門』(雪組)シュナイダー
  • 2001年1月、『花の業平 -忍ぶの乱れ-』(星組)藤原良房
  • 2001年3月、『ベルサイユのばら2001 -オスカルとアンドレ編-』(星組)ジャルジェ将軍
  • 2001年7月、『ミケランジェロ -神になろうとした男-』(花組)ユリウス2世
  • 2002年4月、『風と共に去りぬ』(日生)ジェラルド・オハラ
  • 2002年7月、『鳳凰伝 -カラフとトゥーランドット-』(宙組)ティムール王
  • 2002年8月、『専科エンカレッジ スペシャル』(バウ)
  • 2003年1月、『春麗の淡き光に -朱天童子異聞-』(雪組)藤原兼家
  • 2003年5月、『野風の笛徳川家康/『レヴュー誕生 -夢を創る仲間たち-』(花組)
  • 2004年2月、『1914/愛』(星組)フレデ親父
  • 2004年9月、『花供養』(雪組:日生)春日局
  • 2005年1月、『くらわんか』(花組:バウ)甚兵衛
  • 2005年4月、『さすらいの果てに』(雪組:バウ)ルイス・ブライトン、フレミング医師(2役)
  • 2005年6月、『霧のミラノ』(雪組)マッシモ・バレッティ
  • 2006年1月、『ベルサイユのばら -フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(星組)ブイエ将軍
  • 2006年6月、『やらずの雨』(雪組:バウ)甚兵衛
  • 2006年8月、『UNDERSTUDY』(宙組:バウ)ケビン・ハサウェイ
  • 2007年2月、『星影の人』(雪組:中日)近藤勇
  • 2007年3月、『シークレット・ハンター』フランシス国王(星組)
  • 2007年11月、『THE SECOND LIFE』(宙組:バウ)ドン・ヴィセント、神様(2役)
  • 2008年2月、『黎明の風 -侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦- 』(宙組)吉田茂
  • 2008年9月、『グレート・ギャツビー』(月組:日生)警視総監、ヘンリー・C・ギャッツ(2役)
  • 2009年2月、『My dear New Orleans -愛する我が街-』(星組)スティーヴン牧師
  • 2009年7月、『ロシアン・ブルー -魔女への鉄槌-』ミハイル・ゲロヴァニ/『RIO DE BRAVO!!』
  • 2009年11月、『雪景色』(雪組:バウ・東京特別)甚兵衛、源助、門脇刑部太夫(3役)
  • 2010年2月、『ソルフェリーノの夜明け』(雪組)ルニード・ベネディック
  • 2010年9月、『ジプシー男爵 -Der Zigeuner Baron-』(月組)ジュパン
  • 2011年2月、『メイちゃんの執事 -私(わたくし)の命に代えてお守りします-』(星組:バウ・東京特別)本郷金太郎
  • 2011年7月、『ハウ・トゥー・サクシード -努力しないで出世する方法-』(雪組:梅田芸術劇場)ビクリー 
  • 2011年10月、『クラシコ・イタリアーノ -最高の男の仕立て方-』(宙組)アレッサンドロ・ファビーノ
  • 2012年1月、『ロバート・キャパ 魂の記録』(宙組:バウ・東京特別)シモン・グットマン
  • 2012年5月、『近松・恋の道行』(花組:バウ・東京特別)一つ屋五兵衛
  • 2012年7月、『サン=テグジュペリ -「星の王子さま」になった操縦士-』レオン(花組)
  • 2013年1月、『ベルサイユのばら -オスカル編-』(月組)ジャルジェ将軍
  • 2013年4月、『ベルサイユのばら -フェルゼン編-』(雪組)メルシー伯爵
  • 2013年8月、『春雷』(雪組:バウ)マックス
  • 2013年9月、『風と共に去りぬ』(宙組)マミー
  • 2014年3月、『心中・恋の大和路』(雪組:シアタードラマシティ・東京特別)孫右衛門
  • 2014年5月、『ベルサイユのばら -オスカル編-』(宙組)ジャルジェ将軍
  • 2014年11月、『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』(宙組)テッシン
  • 2015年7月、『ベルサイユのばら -フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(花組:梅田芸術劇場・台湾)メルシー伯爵
  • 2015年10月、『新源氏物語』(花組)桐壺帝
  • 2016年3月 、『こうもり …こうもり博士の愉快な復讐劇…』(星組)ラート教授 
  • 2016年10月、『FALSTAFF 〜ロミオとジュリエットの物語に飛び込んだフォルスタッフ〜』(月組:バウ)レイトン卿、ヴェローナ大公、ロレンス神父、薬屋
  • 2017年4月、『幕末太陽傳』(雪組)杢兵衛大尽
  • 2017年8月、 『CAPTAIN NEMO-ネモ船長と神秘の島-』(雪組:日本青年館・シアタードラマシティ)
  • 2017年11月、『神家の七人』(専科:バウ)クライド・モリス
  • 2018年4月、『ANOTHER WORLD』(星組)閻魔大王

脚注[編集]

  1. ^ a b c 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』 阪急コミュニケーションズ 2014年4月1日 82-83頁。ISBN 9784484146010
  2. ^ 1974年11月からの東京宝塚劇場公演では、『ベルサイユのばら』/『ザ・スター』に演目が変更。
  3. ^ 1976年3月からの東京宝塚劇場公演で『赤と黒』に題名が変更された
  4. ^ このときには新人公演は2回実施されており、1回目と2回目で配役が変わっている
  5. ^ このときは新人公演が2回実施されており、1回目の新人公演は星原美沙緒(当時の芸名は園みはる)がこの役を演じている。
  6. ^ 2001年フランス初演、2010年宝塚初演の『ロミオとジュリエット』とは別作品。