江南駅 (愛知県)

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江南駅*
MT-Kōnan Station-WestGate 2019.jpg
江南駅西口とμPLAT江南 (2019年2月)
こうなん
KŌNAN
IY09 布袋 (2.0km)
(2.8km) 柏森 IY11
所在地 愛知県江南市古知野町朝日283
駅番号 IY  10 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 犬山線
キロ程 16.2km(枇杷島分岐点起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
13,541人/日(降車客含まず)
-2018年-
乗降人員
-統計年度-
27,090人/日
-2018年-
開業年月日 1912年大正元年)8月6日[1]
備考 *1981年古知野より改称[1]
有人駅
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江南駅(こうなんえき)は、愛知県江南市古知野町にある、名古屋鉄道(名鉄)犬山線である[1]。駅番号はIY10

江南市では当駅を中心とした周辺地域を市の中心核と位置付けている[2]

歴史[編集]

旧駅名の古知野は江南市成立前の丹羽郡古知野町が由来。1954年(昭和29年)に3町1村の江南市発足当初は改名せずに古知野駅のままとされていたが、1981年(昭和56年)に市名に合わせて江南駅に改名された[1]

  • 1912年大正元年)8月6日 - 古知野駅として開業する[1]
  • 1974年昭和49年)
    • 9月17日 - 特急(座席特急を含む)の停車駅になる。
    • 10月1日 - 駅舎が地下化される[3]。同時に構内配線を相対式2面2線から島式1面2線に変更[4]
  • 1981年(昭和56年)11月10日 - 江南駅に改称する[1]
  • 1987年(昭和62年)5月 - 自動改札機設置[5]
  • 1999年平成11年)12月4日 - 特急「北アルプス」(2001年10月1日廃止)が新たに停車し、全ての列車が停車となる。
  • 2004年(平成16年)2月15日 - プリペイドカード「トランパス」の当駅における供用を開始する。
  • 2008年(平成20年)
    • 3月28日 - 駅西口とコンコース、コンコースとホームを結ぶ2台のエレベーターの供用を開始する[6]
    • 8月29日 - 東口とコンコースを結ぶエレベーターの供用を開始する[6]
    • 11月 - ホーム嵩上げ工事が終了する。
  • 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」の供用を開始する。
  • 2012年(平成24年)2月29日 - トランパスのサービス終了に伴い、当駅でも供用を終了する。
  • 2018年(平成30年)9月20日 - μPLAT江南(ミュープラット江南)が新規開業する。それに伴いコンビニエンスストアのファミリーマートエスタシオが新規出店した。

駅構造[編集]

島式1面2線ホーム[7]の地上駅で、終日駅員が配置されている。全ての営業列車が停車する。なお、駅構内に分岐器は設けられていない[7]。ホームは犬山方を向いて、右にカーブしている。利用者が多い割に階段の幅が狭く、エスカレーターは設置困難である。

改札口は地下に2箇所あり、自動券売機と自動改札機を備える。このほか、エレベーター専用の改札口が別途設置されている。駅構内にトイレは設置されておらず、駅北側の踏切に隣接した場所の公衆トイレを利用することとなる。

かつては、駅構内に名鉄グループの旅行代理店である名鉄観光サービスの店舗があった[8]

のりば
番線 路線 方向 行先
1 IY 犬山線 下り 犬山方面[9]
2 上り 名鉄名古屋中部国際空港方面[9]

配線図[編集]

江南駅 構内配線略図

上小田井・
名古屋方面
江南駅 構内配線略図
犬山・
新可児方面
凡例
出典:[10]


利用状況[編集]

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は26,022人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中12位、犬山線(17駅)中1位であった[11]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は29,972人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中12位、 犬山線(17駅)中2位であった[12]
  • 『名鉄 1983』によると、1981年度当時の一日平均乗降人員は28,170人であり、この値は名鉄全駅中11位であった[13]
  • 『創立70周年記念 今日と明日の名鉄』によると、1960年度当時の古知野駅の一日平均乗降人員は11,523人であり、1963年度の値は16,910人であった[14]
  • 江南市の統計では以下の通りである。
年度別乗車・降車人員[15]
年度 乗車人員(人/日) 降車人員(人/日) 乗降人員(人/日)
2003年(平成15年) 12,539 12,479 25,018
2004年(平成16年) 12,408 12,436 24,844
2005年(平成17年) 12,632 12,682 25,314
2006年(平成18年) 12,565 12,632 25,197
2007年(平成19年) 12,488 12,570 25,058
2008年(平成20年) 12,688 12,740 25,428
2009年(平成21年) 12,293 12,336 24,629
2010年(平成22年) 12,322 12,364 24,686
2011年(平成23年) 12,402 12,446 24,848
2012年(平成24年) 12,515 12,519 25,034
2013年(平成25年) 13,012 13,010 26,022
2014年(平成26年) 12,859 12,872 25,731
2015年(平成27年) 13,307 13,299 26,606
2016年(平成28年) 13,522 13,527 27,049
2017年(平成29年) 13,576 13,557 27,133
2018年(平成30年) 13,541 13,549 27,090

※ かつては岩倉駅より利用者が少なかったが、岩倉駅の利用者減少に伴い現在は犬山線の駅では最多となっている。犬山線が当駅の付近で大きくカーブしている結果、駅利用者のエリアが広く、江南市の過半(布袋駅・柏森駅に近い場所以外)のほか、各務原市南部、大口町中部・西部、一宮市北東部からの利用者も有り、駅周辺には駐車場が多い。また駅周辺の県立江南高校、県立古知野高校、私立滝学園(中高一貫)などに通学する高校生などの利用者も多い。平日の朝は狭いスペースに通勤・通学で電車に乗る客と電車から降りる客(高校生など)が交錯して、混雑する。

駅周辺[編集]

江南市の中央市街地に位置するのと、急カーブの途中に駅が所在するので、駅スペースの拡大(ホーム拡幅、待避線・折り返し線の設置)及び高架化は困難である。

西口側には小規模ながら商店街が形成されていて、居酒屋や飲食店が数軒ある。他は東西両側とも住宅地が広がっている。

銀行は、三菱UFJ銀行愛知銀行の支店が駅西口の近隣に所在している。ショッピングセンター・スーパーマーケットおよび郵便局は当駅から最短でも徒歩10分以上離れた場所に所在している。(アピタ・ピアゴ・平和堂付近に行くバス便有り)

主な施設[編集]

  • μPLAT江南:西口横の商業施設。鳥貴族、九州小町、串カツ田中などの居酒屋・飲食店の他、ファミリーマートエスタシオ江南駅店(深夜の電車運行しない時間は閉店)が入居している。
  • セブンイレブン:西口から北に徒歩2分。信号交差点に隣接する「江南駅北店」となっている。24時間営業。セブンの前の道路(江南駅北通り)は県道一宮犬山線につながっており、犬山市・扶桑町や各務原市方面に行くルートにもなっている。
  • 江南市役所:西口側の、線路沿いに所在している。市役所から踏切を挟んだ東側にローソン(24時間営業)とVドラッグが有る。
  • 江南警察署・江南駅前交番:西口左(南)側に隣接。
  • サン電子江南事業所(旧本社):西口側の線路添い(江南市役所の北側)に所在している。
  • カルチャーストリート(駅東商店街):駅北側踏切東側の街路の愛称。「天神」のアーチが目印。大口町~小牧市方面につながる道路でもある。
    • 北野天神社:東口より徒歩約3分。毎年1月「筆まつり」が開催の頃、受験生向けに「滑らない砂」(実際の電車で使用される砂)が駅で配布される。
    • 江南市民文化会館・江南市歴史民俗資料館(文化会館構内):東口より徒歩約7分。
    • 愛知県立江南高等学校:東口より徒歩約7分。江南市民文化会館の東隣。電車通学の生徒も多い。
    • 江南市中央公園:東口より徒歩約10分。江南市民文化会館及び江南高校の北隣。
    • 市立布袋北小学校:東口から徒歩約20分。旧布袋町の小学校だが、布袋駅ではなく当駅が最寄り駅である。
  • 江南駅西通り:愛知県道180号江南停車場線が該当。バス通りであり「古知野南小学校前」(同校の北側)バス停がある。当駅付近は同小学校(徒歩10分)の校区に含まれ、同小学校及び滝学園(中高一貫私立校。当駅西口から約1.5km。徒歩20分程度)の生徒の徒歩通学路にもなっている。滝学園は名古屋市内などから江南駅を利用しての電車通学者も多い。名草線(県道名古屋江南線・江南関線)との交差点が有り、一宮市、岩倉市方面につながるルートでもある。
  • 県立古知野高校(当駅西口から約1.2km。徒歩17分程度)も、当駅が最寄り駅であり、駅から学校に徒歩通学する生徒が多い。
  • 当駅付近を校区とする市立古知野中学校は駅西口北(線路添いの道経由)約1kmの場所であり、中学生がときどき駅前に立って挨拶をしている。駅東側に住む市立古知野南小学校の生徒は駅の地下道を通学路としていて、朝のラッシュ時は通勤・通学の駅利用者で混雑するので、案内役の大人が通行の補助をしている。

路線バス[編集]

名鉄バス(西口駅前ロータリー)
  • 1番のりば
    • 【41】大山町経由、名鉄一宮駅 行き
    • 【46】春明経由、名鉄一宮駅 行き(途中滝学園・平和堂江南店付近を経由)
  • 2番のりば
    • 【70】古知野高校経由、江南団地 行き
    • 【71】古知野高校・団地西経由、川島 行き(夕方と最終の2本。)
    • 【75】ヴィアモール(アピタ江南西店前)経由、江南団地 行き
    • 【76】ヴィアモール・江南団地経由、江南厚生病院 行き(2013年4月1日より運行開始[16]
  • 3番のりば
    • 【80】【83】飛高口経由、江南厚生病院 行き(病院手前にピアゴ江南店が有る)
    • 【81】【82】飛高口・江南厚生病院経由、すいとぴあ江南 行き(2013年4月1日より運行開始[16]
    • 【80】【81】木賀本郷経由、布袋駅 行き(ピアゴ布袋店の手前経由)
大口町コミュニティバス(東口駅前ロータリー)
  • 大口町役場・二ツ屋経由、バロー前 行き(メガドンキホーテ大口店経由)
  • 大口町役場経由、パロマ工業前 行き(朝夕の2本のみ)

※ 上記のほか、2013年3月まではいこまいCAR乗合タクシー)が運行されていた。


このほか、江南短期大学、江南自動車学校へのバスも西口駅前から運行されている。また定期観光バスも西口駅前から毎日のように運行されている。

隣の駅[編集]

柏森駅との間の江南自動車学校付近に宮後駅もあったが、廃止された。

名古屋鉄道
IY 犬山線
ミュースカイ
岩倉駅(IY07) - 江南駅(IY10) - (最終下りのみ柏森駅(IY11)) ‐ 犬山駅(IY15)
快速特急特急
岩倉駅(IY07) - 江南駅(IY10) - 柏森駅(IY11)
快速急行急行準急・■普通
布袋駅(IY09) - 江南駅(IY10) - 柏森駅(IY11)

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 江南市史編纂委員会 『江南市史 資料五 近現代編』 江南市、1988年3月11日。
  2. ^ 江南市都市計画マスタープラン 概要版 (PDF)”. 江南市 (2009年3月). 2014年1月25日閲覧。
  3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1034頁。
  4. ^ 清水武『名古屋鉄道各駅停車』洋泉社、2016年、194頁。ISBN 978-4-8003-0800-9。
  5. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、570頁。
  6. ^ a b 江南市議会定例会、2009年12月7日
  7. ^ a b 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  8. ^ 名鉄観光サービス 支店一覧 中部営業本部
  9. ^ a b 駅時刻表:名古屋鉄道・名鉄バス、2019年3月24日閲覧
  10. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  11. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
  12. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
  13. ^ 名古屋鉄道(編集)『名鉄 1983』名古屋鉄道、1983年、36頁。
  14. ^ 名古屋鉄道PRセンター(編集)『創立70周年記念 今日と明日の名鉄』名古屋鉄道、1964年、5頁。
  15. ^ 江南市統計より
  16. ^ a b 平成25年4月1日改正(一宮地区)「江南~ヴィアモール前~江南団地~江南厚生病院」新設 「布袋駅~江南~江南厚生病院~すいとぴあ江南」新設”. 名鉄バス. 2014年6月12日閲覧。