池谷駅
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池谷駅 | |
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駅舎(2007年7月) | |
いけのたに Ikenotani | |
徳島県鳴門市大麻町池谷字柳の本100番地 | |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
電報略号 | イタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
92人/日(降車客含まず) -2014年- |
開業年月日 | 1916年(大正5年)7月1日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■高徳線 |
駅番号 | ○T04 |
キロ程 | 64.2km(高松起点) |
◄T05 板東 (2.1km) (2.7km) 勝瑞 T03► | |
所属路線 | ■鳴門線 |
駅番号 | ○N04 |
キロ程 | 0.0km(池谷起点) |
◄N05 阿波大谷 (1.3km) (2.7km) (勝瑞)*► | |
備考 | 無人駅 |
*ほとんどの列車が徳島駅まで乗り入れ |
池谷駅(いけのたにえき)は、徳島県鳴門市大麻町池谷柳の本にある、四国旅客鉄道(JR四国)の駅である。
高徳線を所属線としており[1]、鳴門線を加えた2路線が乗り入れている。鳴門線は当駅を線路名称上の起点としているが、ほとんどの列車は高徳線経由で徳島駅に発着する。駅番号は高徳線がT04、鳴門線がN04。
歴史[編集]
- 1916年(大正5年)7月1日:阿波電気軌道(後の阿波鉄道)古川 - 撫養間開業と同時に設置。
- 1923年(大正12年)
- 1933年(昭和8年)7月1日:阿波鉄道国有化により鉄道省阿波線の駅となる。
- 1935年(昭和10年)3月20日:板野郡堀江村高畑へ移転[3]
- 1961年(昭和36年)2月:貨物取り扱い廃止。
- 1971年(昭和46年)4月1日:勝瑞駅 - 当駅間の阿波市場駅が廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR四国に継承。
駅構造[編集]
V字形に分岐する高徳線・鳴門線それぞれに島式1面2線、計2面4線のホームがある地上駅。当駅を通過する特急「うずしお」は1番のりばを通過するが1線スルーではないため、勝瑞側を制限60km/h、板野側を制限40km/hで通過する。両線の間にある駅舎と双方のホームは跨線橋(横断歩道橋型)で結ばれている。簡易委託駅であったが、2012年7月11日から無人駅となった。無人化後も自動券売機は設置されていない。わたしの旅スタンプが置いてあったが、無人化の影響か勝瑞駅で管理するようになった。
便所は、改札内にある。
以前は特急「うずしお」のほとんどが停車して鳴門線の利用者の便を図っていたが、1998年10月のダイヤ改正時に半数程度が乗降客の多い勝瑞駅停車に変更された。その後、鳴門線の利便性低下を憂う鳴門市からの要望[4]によりダイヤが見直され、一部が池谷駅と勝瑞駅の両方に停車するようになった。当駅を通過する特急列車の利用客に限り池谷・勝瑞間は「区間外乗車」の扱いとなる。また平日の鳴門線からの下り列車1本(当駅止まり)は鳴門駅からノンストップで運転される。
のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | ■高徳線 | 上り | 板野・高松方面 | |
下り | 徳島方面 | 板野・高松方面からの列車 | ||
3 | ■鳴門線 | 上り | 鳴門行き | 当駅始発は4番のりば |
4 | 下り | 徳島方面 | 鳴門方面からの列車 |
利用状況[編集]
1日平均乗車人員は下記の通り。
- 163人(1995年度)
- 176人(1996年度)
- 172人(1997年度)
- 160人(1998年度)
- 137人(1999年度)
- 133人(2000年度)
- 124人(2001年度)
- 123人(2002年度)
- 126人(2003年度)
- 125人(2004年度)
- 137人(2005年度)
- 133人(2006年度)
- 129人(2007年度)
- 112人(2008年度)
- 106人(2009年度)
- 106人(2010年度)
- 110人(2011年度)
- 103人(2012年度)
- 99人(2013年度)
- 92人(2014年度)
接続する他の交通機関[編集]
バス[編集]
- 路線バス(池谷駅前バス停、駅前)
- 徳島バス鳴門大麻線
駅周辺[編集]
元の大麻町の中心は板東駅の周辺であり、本駅の周辺の集落は小さい。駅の周辺は田圃が多い。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ 『鳴門市史』下巻、1988年、667-668頁
- ^ 「鉄道省告示第57号」『官報』1935年2月22日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ “鳴門の「西玄関」JR池谷駅 特急停車半減 鳴門市が「復活」要望”. 徳島新聞. (1999年5月7日)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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