沢田康次
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() | この存命人物の記事には、出典が全くありません。 信頼できる情報源の提供に、ご協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。(2019年4月) |
沢田 康次(さわだ やすじ、1937年 - )は日本の物理学者、工学者。
非線形・非平衡系の物理学、複雑系と形態形成、生命状態の物理学、脳型コンピュータと超伝導回路、人の感覚と運動系の物理学の研究に従事。
東北大学国際高等研究教育院シニアメンター。東北大学名誉教授。元東北工業大学教授・学長。
人物[編集]
東北大学で工学部電気・情報系学科、大学院情報科学研究科の協力講座として研究室を主宰し、「生き生きとしているとは何だろうか」をテーマに物理学の研究を繰り広げる。
東北工業大学では研究・教育活動の後、学長として大学運営に取り組む。
来歴[編集]
- 1937年 大阪府生まれ。
- 1960年: 東京大学工学部応用物理学科卒業
- 1962年: 東京大学大学院工学研究科電子工学専攻卒業
- 1966年: ペンシルベニア大学物理学科博士課程修了 Ph.D
- 1966年 - 1968年: ペンシルベニア大学 Research Associate,
- 1968年 - 1972年: 大阪大学理学部講師
- 1973年 - 2001年: 東北大学電気通信研究所教授
- 1996年 - 2001年: 東北大学電気通信研究所長
- 2001年 - 2013年: 東北工業大学教授・学長
- 2004年 - ? : 国際高等研究所フェロー
受賞歴[編集]
- 大川出版賞(1994年)
- フランス共和国 学術功労勲章(1999年)
- 瑞宝中綬章(2013年)
著書[編集]
- ゆらぎ・カオス・フラクタル(日本評論社、1991年、共著)
- 非平衡系の秩序と乱れ(朝倉書店、1993年)