河野伊三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

河野 伊三郎(こうの いさぶろう、1905年 - 1994年)は、日本数学者

来歴[編集]

神奈川県出身。1929年東京帝国大学理学部数学科卒業。新潟高等学校 (旧制)新潟大学東京医科歯科大学の教授を歴任、理学博士

人物[編集]

すぐれた数学書の著者、また海外の科学書のすぐれた翻訳者として知られた。

河野が執筆した『位相空間論』や『微積分入門』は、小冊子ながら、本格的な数学を目標とする初学者向きの本として、多くの学生のよい伴侶となったといわれる。

河野の翻訳した本は高い評価を受け、高校や大学入試の現代国語のよい題材として、受験参考書にも例文として見られたことがある。

著訳書[編集]

  • 『概週期函数論』(岩波書店
  • 『メンタルテスト』(白林社)
  • 『位相空間論』(共立出版
  • 『微積分入門』(岩波書店)
  • 『代数および幾何』(共著、培風館
  • 『科学と仮説』(ポアンカレ著、岩波文庫
  • 『数について』(デーデキント著、岩波文庫)
  • 『現代物理学の思想』(ハイゼンベルグ著、共訳、みすず書房
  • 『数学入門』(ホワイトヘッド著、創元社
  • 『科学の言葉=数』(ダンツィク著、岩波書店)