沼牛駅

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沼牛駅
旧沼牛駅舎(2009年5月5日)
旧沼牛駅舎(2009年5月5日)
ぬまうし
Numaushi
鷹泊 (10.6km)
(2.0km) 新成生
所在地 北海道雨竜郡幌加内町字下幌加内
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 深名線
キロ程 37.9km(深川起点)
電報略号 ヌウ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線(廃止時)
開業年月日 1929年(昭和4年)11月8日
廃止年月日 1995年(平成7年)9月4日
備考 深名線廃線に伴い廃駅
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1977年の沼牛駅と周囲約500m範囲。上が朱鞠内方面。単式ホーム1面1線と外側に副本線、駅横に引込み線をもっていた。副本線も引込み線も色が薄く、この頃は殆んど使用されていないようである。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
ホーム側から見た旧沼牛駅(2009年5月5日)

沼牛駅(ぬまうしえき)は、北海道空知支庁雨竜郡幌加内町字下幌加内にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)深名線廃駅)である。電報略号ヌウ。深名線の廃線に伴い1995年(平成7年)9月4日に廃駅となった。

歴史[編集]

駅構造[編集]

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の東側(名寄方面に向かって右手側)に存在した[1]。そのほか本線の深川方から分岐し駅舎南側への側線を1線有していた[1]。かつては列車交換可能な交換駅であった。1983年(昭和58年)時点では使われなくなった対向ホーム側の1線は交換設備運用廃止後も分岐器が深川方、名寄方の両方向とも維持された形で側線として残っていたが(但しホームは撤去されていた)[2]、その後1993年(平成5年)までには撤去された[1]。ホーム前後の線路は分岐器の名残で湾曲していた[1]

無人駅となっていたが、有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎は構内の西側に位置しホーム北側に接していた[1]。古ぼけた木造で[2]、痛みが激しかった[1]

駅名の由来[編集]

当駅の所在地近辺の地名より[注 2]。由来は諸説あり、アイヌ語由来説については以下の説がある。

  • ヌㇺウㇱ(num-us)…果実(クルミ)が・多い(沢)[3][4]
    • numはクルミを指すことが多い。
  • ヌマウㇱホㇿカナイ(numa-us-horkanay)…毛が・多い・幌加内川(の支流)[4]
    • 水草の群生地であったと考えられる。
  • ヌㇷ゚(nup)…野[3]

このほか、牛が臥しているような沼があったため、とするものもある[5]

利用状況[編集]

  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は8人[1]

駅周辺[編集]

駅跡[編集]

2000年(平成12年)時点では、駅舎とホームが放置状態で残存していた[7]。駅前の農業倉庫も残っていた[7]。2010年(平成22年)時点[8]、2011年(平成23年)時点でも同様であった[9]。ホームには駅名標の枠が半分だけ残存しており、ホームの下の線路跡にはバラストが残存していた[9]

2015年7月18日、当年9月で廃止後20年になるのを記念して、町民や鉄道ファンにより数か月をかけて倉庫として使用されてきた駅舎を清掃・修復して、駅名板を旧ホームに設置するなど廃止前の姿を復元するイベント「おかえり沼牛駅」が開催された[10]

2016年(平成28年)5月に解体された旧・北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線上利別駅の駅舎の部材も活用し、同年9月から改修作業が行われた[新聞 1]。同工事は同年11月6日に完成し、同日お披露目となった[新聞 2]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
深名線
鷹泊駅 - 沼牛駅 - 新成生駅

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 1990年(平成2年)7月1日時点では既に完全無人化されている(小冊子『HANDBOOK 1990』「駅は旅の出発点」(発行:北海道旅客鉄道、1990年発行)より)。
  2. ^ 駅所在地の北東に「沼牛」の地名あり(書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)15ページより)。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)75ページより。
  2. ^ a b 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)204ページより。
  3. ^ a b 本多 貢 (1995-01-25). 児玉芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 72. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 2018年10月28日閲覧。. 
  4. ^ a b アイヌ語地名リスト トヨト~ノブシ P91-100”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年10月28日閲覧。
  5. ^ 『駅名の起源』 札幌鉄道局、北彊民族研究会、1939年、34頁。NDLJP:1029473
  6. ^ a b c d 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)15ページより。
  7. ^ a b 書籍『鉄道廃線跡を歩くVII』(JTBパブリッシング2000年1月発行)35ページより。
  8. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)41ページより。
  9. ^ a b 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)175-176ページより。
  10. ^ 2015年07月18日『さよなら深名線 廃止20年企画 おかえり沼牛駅~深名線廃止20年、沼牛駅が1日限定で復活します~』 幌加内町観光協会

新聞記事[編集]

  1. ^ 森脇敬三 (2016年10月22日). “幌加内の沼牛駅舎、6日お披露目 外壁塗装など改修着々”. 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(道北) (北海道新聞社). オリジナル2016年10月23日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20161023080431/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0329536.html 2016年10月23日閲覧。 
  2. ^ “旧沼牛駅舎 感謝の再出発 幌加内 全国からの資金で改修”. 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(暮らし・話題) (北海道新聞社). (2016年11月6日). オリジナル2016年11月7日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20161107150146/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0335194.html 2016年11月8日閲覧。 

関連項目[編集]