浅間町 (横浜市)
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浅間町 | |
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![]() 浅間下交差点から横浜ランドマークタワー方面 | |
北緯35度27分39.9秒 東経139度36分31.27秒 / 北緯35.461083度 東経139.6086861度 | |
国 |
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都道府県 |
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市町村 |
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区 | 西区 |
面積 | |
• 合計 | 0.377km2 |
人口 | |
• 合計 | 7,951人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
220-0072[3] |
市外局番 | 045 (横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
浅間町(せんげんちょう)は、神奈川県横浜市西区の町名。現行行政地名は浅間町1丁目から浅間町5丁目(字丁目)、住居表示未実施区域。郵便番号は220-0072[3]。
地理[編集]
横浜市の東部に位置する。域内は北東から順に字1-5丁目に分かれ、住宅地、商店、事業所が混在する[5]。1918年(大正7年)には東海豆粕製油、1920年(大正9年)には平野味噌と食品工場が創業した[6]。東から時計回りに岡野、南浅間町、天王町、宮田町、鎌谷町、浅間台、南軽井沢、楠町、北幸、南幸に隣接している。
河川[編集]
歴史[編集]
地名の由来[編集]
元は芝生(しぼう)と称したが、1901年(明治34年)の横浜市編入の際に域内にある浅間神社から浅間町と改称した。芝生が「死亡」に通じることを嫌った住民の懇願によるとされる。
沿革[編集]
- 近世以前
芝生村と称し、武蔵国橘樹郡に属した。神奈川領のうち。村内を東海道が貫通し、神奈川宿と保土ヶ谷宿の中間の立場として栄えた。
- 近現代
- 1868年(慶応4年、明治元年)、神奈川府が設置され、同府の所属となる。同年、神奈川県に改称。
- 1873年(明治6年)、区番組制により第三区一番組に属する。
- 1874年(明治7年)、大区小区制により第一大区三小区に属する。
- 1878年(明治11年)の郡区町村編制法により橘樹郡芝生村となる。
- 1889年(明治22年)、町村制施行のため神奈川町、青木町と合併して橘樹郡神奈川町の一部となり、同町の大字芝生となる。
- 1901年(明治34年)、神奈川町が横浜市に編入される。住民の懇願を受けた市会の議決により浅間町と改称される。
- 1923年(大正12年)、関東大震災での町内の被害は軽微で、罹災者が多く移り住んだ[6]。
- 1927年(昭和2年)、横浜市の区制実施により神奈川区の所属となる。
- 1927年(昭和2年)、12月20日に国道(現在の青木浅間線)、12月27日に横浜市電が開通[7]
- 1943年(昭和18年)、神奈川区から中区に所属が変更となる。
- 1944年(昭和19年)、中区から西区が分立し、同区の所属となる。
世帯数と人口[編集]
2017年(平成29年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
浅間町1丁目 | 937世帯 | 1,445人 |
浅間町2丁目 | 931世帯 | 1,717人 |
浅間町3丁目 | 978世帯 | 1,890人 |
浅間町4丁目 | 1,070世帯 | 1,825人 |
浅間町5丁目 | 625世帯 | 1,074人 |
計 | 4,541世帯 | 7,951人 |
小・中学校の学区[編集]
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
浅間町1丁目 | 全域 | 横浜市立宮谷小学校 | 横浜市立軽井沢中学校 |
浅間町2丁目 | 全域 | 横浜市立浅間台小学校 | 横浜市立岡野中学校 |
浅間町3丁目 | 全域 | ||
浅間町4丁目 | 全域 | ||
浅間町5丁目 | 1〜377番地 378番地の2〜385番地 386番地の2〜終り | ||
その他 | 横浜市立平沼小学校 |
交通[編集]
道路[編集]
施設[編集]
- 横浜市立浅間台小学校
- 横浜市西スポーツセンター
- 浅間コミュニティハウス
- 横浜市営バス浅間町営業所
- 浅間車庫前公園
- 木村担乎先生終焉地の碑
- 洪福寺
- 洪福寺松原商店街
出身・ゆかりのある人物[編集]
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ “横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2016年3月31日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ a b “横浜の人口 - 登録者数(市・区・町・外国人) - 町丁別世帯と男女別人口”. 横浜市 (2017年12月31日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月23日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月23日閲覧。
- ^ (角川 1984, p. 1024)
- ^ a b (角川 1984, pp. 526-527)
- ^ (西区の今昔 1973, p. 301)
- ^ “小中学校等通学区域”. 横浜市 (2017年11月15日). 2018年1月24日閲覧。
参考文献[編集]
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浅間台 | 宮ヶ谷・楠町 | 北幸 南幸 |
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鎌谷町 宮田町 |
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岡野 | ||
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天王町 | 南浅間町 |
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