海泡石

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海泡石
メシャムパイプ

海泡石(かいほうせき、セピオライト(Sepiolite)ミーアシャム 又は メシャム、meerschaum)はモース硬度2 - 2.5、マグネシウムを含む 含水ケイ酸鉱物。 おもに、たばこを吸うためのパイプの素材として利用されている。

概要[編集]

多孔質で軽いので喫煙具などに使用される。軟らかくて軽く、白~灰色の不透明な塊で産出される。ミーアシャムの名称はドイツ語の「」に由来する。アフリカ大陸アメリカ大陸でも産出するが、トルコエスキシェヒル地方から良質の海泡石が採掘される。

宝石言葉は『調和のとれた心』1月30日12月10日誕生石でもある[1]

メシャムパイプは、艶出しも兼ねた保護用として、コルクで火口とステムをふさいで、蜜蝋ミツバチの蝋)が溶けた鍋の中に放り込んで煮ることにより、蜜蝋が外側だけに塗られているので、海泡石の微細な多孔が蜜蝋で塞がれ、メシャムパイプの手で直接触れる部分は吸着性能が落とされている[2]

海泡石は吸着性に優れ、比表面積が200~300㎡/gほどではあるものの、アンモニア臭などは、1000㎡/gを越える活性炭よりも良く吸着し、またアルデヒド基をもつホルムアルデヒドのような化学物質の吸着も良好で、油性と水性の液体をどちらも吸収できる[3]

関連項目[編集]

参考ウェブ[編集]

文献[編集]

  • 大塚良平. "セピオライトの最近の諸問題." 粘土科学 24.4 (1984): 137-145.
  • 大塚良平, et al. "セピオライトの産状と鉱物学的性質." 粘土科学 32.3 (1992): 154-172.
  • 門坂忠雄, 達家清明. "海泡石とその他のセピオライト系鉱物の鑑別 (資料)." 関税中央分析所報 23 (1983): p109-114.