深津卓也

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深津 卓也
ふかつ たくや
Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム 深津 卓也
ラテン文字 Takuya FUKATSU
競技 陸上競技
種目 長距離走
所属 旭化成
生年月日 (1987-11-10) 1987年11月10日(33歳)
生誕地 群馬県の旗群馬県沼田市
自己ベスト 5000m : 13分33秒34(2012年)
10000m : 27分56秒29(2010年)
ハーフマラソン : 1時間01分25秒(2012年)
マラソン : 2時間09分06秒(2020年)
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深津 卓也(ふかつ たくや、1987年11月10日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は長距離。群馬県沼田市出身。東京農業大学第二高等学校駒澤大学経済学部卒業。旭化成陸上部所属。

経歴[編集]

高校時代[編集]

2004年、全国高校駅伝で8人抜きの偉業を達成。2005年、インターハイ5,000mに出場。2005年高校ランクは4位。全国高校駅伝では東京農業大学第二高等学校のエースとして1区に登場。レース前は優勝候補にも上げられていたが、深津が区間31位のブレーキとなった。2006年、福岡国際クロスカントリージュニア男子8kmに出場。世羅高の留学生、ジョセフ・ギタウに次ぐ2位(日本人最高位)に入る。記録は24分49秒。2006年3月20日、日本陸連の選考により、世界クロスカントリー選手権ジュニア男子8kmの代表に選考され、出場した。25分16秒の29位であった。

大学時代[編集]

2006年、駒澤大学に進学。全日本大学駅伝対校選手権大会では7区に出走。1位でタスキを受け、1年生ながら区間賞の走りで後続を大きく引き離し駒澤大学を優勝を決定付ける走りを見せた。2007年3月24日、世界クロスカントリー選手権シニア男子12kmに出場した。40分21秒の80位であった。2008年、第84回箱根駅伝で当日変更で8区に出走。3年ぶりのチーム優勝に導く走りを見せて区間賞を獲得[1] 。第92回日本選手権5000mでは4位入賞を果たす。全日本大学駅伝で8区を任され、日本人トップ・区間3位の走りで駒澤大学3年連続優勝のゴールテープを切った。2009年の第85回箱根駅伝は座骨神経痛の影響により欠場。チームは総合13位となりシード権を失う。責任を感じた深津は、翌2010年の第86回箱根駅伝予選会でチーム内トップ(全体個人3位)の好走[2]。駒澤大学は予選会を1位通過し、深津は本戦でも5区区間4位と好走した。チームも総合2位に入り、次回箱根のシード権を取り戻すだけでなく、シード権を失った翌年度の全日本駅伝の出場権も得た[3]

実業団時代[編集]

大学卒業後は旭化成に入社。入社後数年間は、トラック・駅伝を中心に活動。2013年ニューイヤー駅伝で3区区間賞を獲得するなどの活躍を見せた。

2015年の長野マラソンでフルマラソンデビュー後は、マラソンを中心に活動を続ける。リオデジャネイロオリンピック日本代表選考レースであった2016年びわ湖毎日マラソンでは、同僚の丸山文裕安川電機北島寿典Honda石川末廣と終盤まで代表争いを演じたが、北島・石川両名にそれぞれ15秒差・6秒差で敗れ、惜しくもオリンピックへの切符を逃した[4][5]。 その後は自己ベストをなかなか更新できず、東京オリンピック代表選考レースであるマラソングランドチャンピオンシップへの出場も叶わず苦しんだが、集大成のレースとして臨んだ2020年別府大分毎日マラソンで約4年ぶりに自己ベストを更新した[6]。その後は旭化成でプレイングコーチを務める。

主な戦績[編集]

マラソン全成績[編集]

大会 順位 記録 備考
1 2015年 第17回長野マラソン 4位 2時間11分48秒 日本人2位・初マラソン
2 2016年 第71回びわ湖毎日マラソン 5位 2時間09分31秒 日本人3位・リオ五輪マラソン日本代表選考レース
3 2016シカゴマラソン 7位 2時間13分53秒 日本人1位
4 2017年 東京マラソン2017 51位 2時間19分37秒
5 第71回福岡国際マラソン 10位 2時間12分04秒
6 2018年 第73回びわ湖毎日マラソン DNF 記録無し
7 北海道マラソン2018 DNF 記録無し
8 第72回福岡国際マラソン 21位 2時間17分03秒
9 2019年 第68回別府大分毎日マラソン 13位 2時間11分33秒
10 ハンブルクマラソン2019 48位 2時間28分11秒
11 第32回大田原マラソン 2位 2時間16分10秒
12 ホノルルマラソン2019 7位 2時間18分59秒
13 2020年 第69回別府大分毎日マラソン 6位 2時間09分06秒

大学駅伝成績[編集]

学年 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2006年度)
第18回
3区-区間6位
25分31秒
第38回
7区-区間賞
35分38秒
第83回
5区-区間7位
1時間21分54秒
2年生
(2007年度)
第19回
4区-区間4位
18分49秒
第39回
4区-区間2位
40分47秒
第84回
8区-区間賞
1時間04分57秒
3年生
(2008年度)
第20回
3区-区間3位
24分42秒
第40回
8区-区間3位
59分01秒
第85回
出走なし
4年生
(2009年度)
第21回
出走なし
第41回
8区-区間6位
1時間01分08秒
第86回
5区-区間4位
1時間21分47秒

その他成績[編集]

  • 2004年 第55回全国高等学校駅伝競走大会 3区区間4位 24分03秒
  • 2005年 第10回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 4区2位 14分31秒
  • 2006年 第11回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 1区3位 20分33秒
  • 2008年 第92回日本陸上競技選手権大会 5000m 4位 13分53秒66
  • 2010年 第94回日本陸上競技選手権大会 5000m 7位 13分42秒96
  • 2010年 第58回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 10000m 8位 27分56秒29 
  • 2011年 第55回全日本実業団対抗駅伝競走大会 3区区間3位 38分35秒
  • 2011年 第95回日本陸上競技選手権大会 10000m 7位 28分30秒70
  • 2011年 第59回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 10000m 8位(日本人1位) 28分01秒31
  • 2012年 第56回全日本実業団対抗駅伝競走大会 1区区間10位 36分07秒
  • 2012年 第63回金栗杯玉名ハーフマラソン大会 優勝 1時間1分25秒(大会記録)
  • 2012年 第60回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 10000m 8位 28分06秒28
  • 2012年 第49回九州実業団対抗毎日駅伝大会 7区区間賞 40分58秒(区間記録)
  • 2013年 第57回全日本実業団対抗駅伝競走大会 3区区間賞 38分15秒
  • 2013年 第50回九州実業団対抗毎日駅伝大会 6区区間賞 26分13秒(区間記録)
  • 2014年 第58回全日本実業団対抗駅伝競走大会 5区区間12位 47分41秒
  • 2015年 第59回全日本実業団対抗駅伝競走大会 6区区間5位 38分17秒
  • 2017年 第54回九州実業団対抗毎日駅伝大会 6区区間賞 37分29秒(区間記録)
  • 2018年 第55回九州実業団対抗毎日駅伝大会 3区区間賞 31分28秒(区間記録)
  • 2019年 第56回九州実業団対抗毎日駅伝大会 1区区間6位 37分56秒
  • 2020年 第57回九州実業団対抗毎日駅伝大会 2区区間11位 20分24秒

記録[編集]

自己ベスト[7]

日本代表歴

関連人物[編集]

出典[編集]

  1. ^ 駒大3年ぶり6度目の総合V/箱根駅伝 - 箱根駅伝 nikkansports.com
  2. ^ [1] 駒澤大学 深津卓也 | 俺達の箱根 | 第86回箱根駅伝
  3. ^ 全日本の次回シード権を持たない大学が箱根駅伝で3位以内に入った場合、関東学連に推薦されるため選考会出場が免除される。
  4. ^ 北島と石川はその後リオデジャネイロオリンピック日本代表として選出された。
  5. ^ [2]びわ湖毎日マラソン大会 || 大会の歴史 第71回大会
  6. ^ [3]「集大成のレース。楽しんで走れた」深津、4年ぶり自己新 別大マラソン
  7. ^ 深津 卓也 選手・スタッフ紹介 陸上部 旭化成株式会社