深谷賢治

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深谷 賢治(ふかや けんじ、1959年3月12日 - )は日本の数学者ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校教授。日本学士院会員。 専門は幾何学で、リーマン多様体の崩壊、アーノルド予想の解決、ミラー対称性予想への貢献、深谷圏(A∞圏)の定義等の業績がある。

来歴[編集]

神奈川県生まれ。東京大学卒(1981年)。同大学院修士課程修了(1983年)。博士号取得(1986年)。

専門は、最初のころは大域リーマン幾何学(空間の「曲がり方」を調べる分野)、その後、ゲージ理論(数学的側面は近年位相幾何学にも応用されている)も研究し、現在の専門はシンプレクティック幾何学(解析力学の数学的基礎でその大域的な側面を研究)。

受賞・講演歴[編集]

  • 1987年 - 井上科学振興財団井上研究奨励賞:一定数より直径と曲率が小さいリーマン多様体の集合の境界
  • 1989年 - 日本数学会幾何学分科会幾何学賞:リーマン多様体の崩壊理論とその応用に関する一連の独創的な業績
  • 1990年 - 日本数学会春季賞:Floer ホモロジー理論の研究
  • 1990年 - ICM招待講演
  • 1994年 - 日本数学会春季賞:Floer ホモロジー理論の研究
  • 2002年 - 井上科学振興財団井上学術賞:量子化の手法による幾何学の研究
  • 2003年 - 日本学士院日本学士院賞:微分・位相幾何学の研究
  • 2006年 - ICM全体講演
  • 2009年 - 朝日新聞文化財団朝日賞
  • 2012年 - 藤原賞

著作[編集]

  • 『ゲージ理論とトポロジー』 伊藤 雄二(編)、シュプリンガー・フェアラーク東京〈シュプリンガー現代数学シリーズ〉、2012年
  • 『数学者の視点』 岩波書店〈岩波科学ライブラリー〉、1996年
  • 『これからの幾何学』 日本評論社、1998年
  • 『電磁場とベクトル解析』 岩波書店〈現代数学への入門〉、2004年
  • 『解析力学と微分形式』 岩波書店〈現代数学への入門〉、2004年
  • 『双曲幾何学』 岩波書店〈現代数学への入門〉、2004年
  • 『シンプレクティック幾何学』 岩波書店、2008年

関連項目[編集]