渋谷 (池田市)

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渋谷
渋谷の位置(大阪府内)
渋谷
渋谷
渋谷の位置
北緯34度49分36.0秒 東経135度26分29.6秒 / 北緯34.826667度 東経135.441556度 / 34.826667; 135.441556
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Osaka Prefecture.svg 大阪府
市町村 Flag of Ikeda, Osaka.svg 池田市
面積
 • 合計 0.326km2
人口
(2017年)
 • 合計 3,606人
郵便番号
563-0028

渋谷(しぶたに)は、大阪府池田市にある地名である[1][2]。一丁目から三丁目まである[3]。郵便番号は 563-0028 である[4]。当地域の人口は、2017年12月末時点で 3,606 人である(池田市市民生活部総合窓口課の資料による)[5]。面積は、2018年3月末時点で 0.326 平方キロメートルである(池田市市長公室広聴文書課の資料による)[5]

地理[編集]

池田市の中部に位置する[3]。南西部に一丁目があり、南東部に二丁目、北部に三丁目がある[3]。北は、三丁目と接しており、西は、五月丘一丁目、三丁目および四丁目と接している[3]。南は、緑丘一丁目と接しており、東は、畑一丁目と接している[3]。当地域は、北摂山系五月山の南側山麓に位置し、北から南へ向かって傾斜する地形をもっており[6][3][7]第一種低層住居専用地域に指定されている[1]

二丁目には、新池がある[3]。三丁目は、池田山風致地区に指定されている[8]。当地域の南端部には、大阪府道9号箕面池田線(中央線)が通っている[3]。当地域の東端部には、荘園西畑線が通っている[9]。当地域は、池田市立秦野小学校および池田市立渋谷中学校の校区に含まれる[10]

歴史[編集]

1605年(慶長10年)の『摂津国絵図』の中に「渋谷村」との記載がみられる[11]。1879年(明治12年)、豊島郡上渋谷村、下渋谷村が豊島郡渋谷村となる[12]。1884年(明治17年)、豊島郡渋谷村が豊島郡上渋谷村、下渋谷村となる[13]。1889年(明治22年)4月1日、市制・町村制が施行され、豊島郡上渋谷村、下渋谷村が秦野村上渋谷、下渋谷となる[1][14][15]。秦野村は、池田みかんの栽培がさかんで、現在の茶臼山公園から渋谷および畑地区にかけての丘陵域には、みかんの畑が存在していた[16][17]

1924年(大正13年)、画家の吉田堅治豊能郡秦野村(現在の下渋谷)で生まれる[18][19]。1935年(昭和10年)8月10日、池田町、秦野村、細河村、北豊島村が合併し、池田町となる[20]。1944年(昭和19年)4月、町名変更が行われ、秦野村上渋谷、下渋谷が、上渋谷町、下渋谷町となる[21]。1948年(昭和23年)、池田市立高等学校(現在の大阪府立渋谷高等学校)が、上渋谷町210番地(現在の五月丘四丁目)の発動機製造(現ダイハツ工業)の渋谷寮に校舎を移転する。当時は、池田市立渋谷中学校が併置されていた[17][22]

1979年(昭和54年)1月1日、上渋谷町、下渋谷町、畑町の一部が、渋谷一丁目から三丁目に変更される[23][11]。1981年(昭和56年)4月、三丁目に渋谷会館が開館される[24]。1982年(昭和57年)、自性院にあるカイヅカイブキが、市指定文化財の天然記念物に指定される[1]。1983年(昭和58年)から1985年(昭和60年)にかけて、上渋谷地区の土地区画整理事業が、池田市上渋谷土地区画整理組合によって行われる。それまで、同地区は大半が農地として利用されており、地区西部の丘陵地は荒地であり、住宅地は、ほんの一部にとどまっている状況であった[6]。1998年(平成10年)、三丁目の原池が埋め立てられ、都市計画公園の街区公園に分類される渋谷公園が開設される[25]。2015年(平成27年)10月1日、北摂TNRサポート「のらねこさんの手術室」が一丁目に開院される[26]

施設[編集]

  • 渋谷会館[27]
  • 下渋谷会館[28]
  • 渋谷公園[29][30]
  • 渋谷1丁目第1公園[31]
  • 渋谷1丁目第2公園[31]
  • 渋谷1丁目第3公園[31]
  • 荒堀川公園[31]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d 池田市の歴史文化”. 池田市. 2019年10月27日閲覧。
  2. ^ “大手町は「まち」か「ちょう」か 読みで分かる出身地”. NIKKEI STYLE. (2011年11月4日). https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK01024_R01C11A1000000/ 2019年10月27日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g h 池田市全図”. 大阪の住まい活性化フォーラム. 2019年10月27日閲覧。
  4. ^ 郵便番号・住所”. 日本郵便. 2019年10月27日閲覧。
  5. ^ a b 池田市統計書 平成30年版”. 池田市. 2019年10月27日閲覧。
  6. ^ a b 土地区画整理事業 事業地区の概要”. 大阪府. 2019年10月27日閲覧。
    池田市 上渋谷地区”. 大阪府. 2019年10月27日閲覧。
  7. ^ 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 1983, p. 584.
  8. ^ 大阪府内の風致地区”. 大阪府. 2019年10月27日閲覧。
  9. ^ 宮之前東畑線 計画変更箇所図”. 池田市. 2019年10月27日閲覧。
  10. ^ 市立学校通学区域表”. 池田市. 2019年10月27日閲覧。
    通学区域図”. 池田市. 2019年10月27日閲覧。
  11. ^ a b 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 31.
  12. ^ 『新修 池田市史 近代編』 2009, p. 42.
  13. ^ 『新修 池田市史 近代編』 2009, p. 58.
  14. ^ 付録”. 大阪府. 2019年10月27日閲覧。
  15. ^ 『新修 池田市史 近代編』 2009, pp. 58, 63.
  16. ^ 『新修 池田市史 近代編』 2009, p. 458.
  17. ^ a b 創立百周年記念誌 大阪府立渋谷高等学校 100th Anniversary”. 大阪府立渋谷高等学校 (2017年). 2019年10月27日閲覧。
  18. ^ “「生命」の祈り込めた画家・吉田堅治 欧州で高い評価”. マチゴト 豊中 池田. (2012年3月22日). http://machigoto.jp/news/detail/?art_id=1916 2019年10月27日閲覧。 
  19. ^ いけだ市議会だより No.120”. 池田市議会 (2010年11月1日). 2019年10月27日閲覧。
  20. ^ 『新修 池田市史 近代編』 2009, pp. 522.
  21. ^ 『新修 池田市史 近代編』 2009, pp. 687-689.
  22. ^ 広報いけだ No.1154”. 池田市 (2017年1月1日). 2019年10月27日閲覧。
  23. ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 564.
  24. ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 589.
  25. ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, pp. 568, 764.
  26. ^ のらねこさんの手術室 北摂TNRサポート”. 北摂TNRサポート「のらねこさんの手術室」. 2015年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月21日閲覧。
  27. ^ (41)渋谷会館”. 池田市. 2019年10月27日閲覧。
  28. ^ (44)下渋谷会館”. 池田市. 2019年10月27日閲覧。
  29. ^ E地区(畑、渋谷、緑丘、旭丘 )”. 池田市. 2019年10月27日閲覧。
  30. ^ “上渋谷盆踊り大会 踊りの楽しさ伝える花柳有龍さん”. マチゴト 豊中 池田. (2013年8月6日). http://machigoto.jp/news/detail/?art_id=3100 2019年10月27日閲覧。 
  31. ^ a b c d D地区(五月丘、渋谷、上池田、緑丘)”. 池田市. 2019年10月27日閲覧。

参考文献[編集]

  • 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第3巻 近代編』池田市、2009年3月31日。
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 (編)『角川日本地名大辞典 27 大阪府』角川書店、1983年10月。ISBN 978-4-04-001270-4。
  • 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第4巻 現代編』池田市、2011年3月31日。
  • 室田卓雄『池田歴史散歩 地名と文化財』いけだ市民文化振興財団、1999年8月。