温泉ドラゴン

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温泉ドラゴン(おんせんどらごん)は、日本劇団

概要[編集]

流山児★事務所に所属していた阿川竜一(現・筑波竜一)と阪本篤によって2010年に結成。阪本の出身地である兵庫県温泉町(現・新温泉町)と、筑波の出身地である茨城県土浦市の地名を合わせ、劇団名は「温泉土浦」となる予定であったが、筑波の名前から「温泉竜」を経て「温泉ドラゴン」に決定した。当初メンバーはこの二人の俳優のみであり、作家演出家もいない状態でのスタートであったが、シライケイタが書き上げた『escape』にて旗揚げ公演に至る。

第二回公演『birth』よりシライが演出も兼任し、2014年には韓国ソウルにて一週間公演を行うまでになった。ソウル公演より、シライといわいのふ健が正式に劇団員として参加、四人体制となる。

2015年、『birth』韓国三都市ツアーを敢行。ツアー先の密陽国際演劇祭で戯曲賞を受賞。日本より先に韓国で評価されるようになる。

2016年、劇作家原田ゆうが加入。シライとは作風が全く正反対の劇作家の加入により、劇団として再出発を果たす。

2017年夏、原田が温泉ドラゴンに参加して最初の脚本作品である『幸福な動物』が上演された。

劇団員[編集]

在籍メンバー[編集]

流山児★事務所を経て、2010年4月に「温泉ドラゴン」を旗揚げ、旗揚げ公演『escape』では演出も兼ねる。2010年の旗揚げ以降全ての作品に参加。
温泉ドラゴン第4回興行公演『birth』以降、すべての作品に参加。北大路欣也に師事し、舞台・映画・テレビ・ナレーション等、様々な分野で活躍中。
2010年、温泉ドラゴン旗揚げ公演に、処女作となる『escape』を提供。第二回公演『birth』より全作品の脚本・演出を手掛ける。
「温泉ドラゴン」主宰。加藤健一による俳優養成所を経て、劇団「流山児★事務所」に参加。退団後の2010年、「温泉ドラゴン」を旗揚げ。旗揚げ以降、全ての作品に参加。
玉川大学芸術学科卒業、日本大学芸術学部大学院演劇専攻。シライが原田脚本の『君は即ち春を吸ひこんだのだ』に出演したことが縁となり、2016年に加入。日本劇作家協会新人戯曲賞[1]「日本の劇」戯曲賞最優秀賞など多数の戯曲賞を受賞。

公演履歴[編集]

※特記のないものは、シライケイタによる作・演出。

(参考:公式サイト

  • 第1回公演『escape』(2010年4月7日-4月11日、SPACE雑遊)作:シライケイタ・演出:阿川竜一[2]
  • 第2回公演『birth』(2011年2月22日-2月27日、SPACE雑遊)[3]
  • 第3回公演『vision』(2012年2月12日-2月19日、SPACE雑遊)[4]
  • 第4回公演 『birth/escape』二本立て興行(2012年8月15日-8月26日、Space早稲田)birth - 作・演出:シライケイタ、escape - 作:シライケイタ・演出:嶋田健太(東京乾電池[5]
  • 第5回公演『桜』(2013年2月5日-2月10日、SPACE雑遊)[6]
  • 日韓演劇週間vol.1<生きる>ことの考察『birth』(2013年9月11日-9月16日、上野ストアハウス)[7]
  • 温泉ドラゴン韓国公演『birth』(2014年9月17日-9月21日、韓国ソウル大学路・演友小劇場)
  • 温泉ドラゴン帰国報告公演『birth』(2014年10月6日-10月7日、上野ストアハウス)
  • 日韓演劇週間vol.2<家族を描きながら>『桜』(2014年11月19日-11月24日、上野ストアハウス)[8]
  • 龍昇企画+温泉ドラゴン共同企画公演『カム伝』(2015年3月11日-3月15日、上野ストアハウス)作・演出:天野天街(少年王者舘)
  • 韓国3都市ツアー『birth』(2015年8月4日-8月5日、密陽国際演劇祭・8月6日、浦項国際演劇祭野外劇場・8月7日-8月8日、釜山HANGYEOL ARTHALL)
  • 日韓演劇週間Vol.3『烈々と燃え散りしあの花かんざしよ』(2015年10月14日-10月18日、上野ストアハウス)[9]
  • 第9回公演『或る王女の物語〜徳恵翁主〜』(2016年11月2日-11月6日、SPACE雑遊)[10][11]
  • 第10回公演『幸福な動物』(2017年8月23日-9月3日、SPACE雑遊)作:原田ゆう・演出:シライケイタ[12]
  • 番外公演『山の声 ある登山者の追想〜完全版〜』(2018年1月6日-8日、「劇」小劇場)作:大竹野正典、演出:シライケイタ
  • 第11回公演『嗚呼、萬朝報!』(​2018年4月25日-5月3日、高田馬場ラビネスト)作:原田ゆう、演出:シライケイタ
  • 第12回公演『The Dark City』(2018年10月15日-21日、ブレヒトの芝居小屋)
  • 第13回公演『渡りきらぬ橋』(2019年6月21日-30日、座・高円寺)作:原田ゆう、演出:シライケイタ

脚注[編集]

  1. ^ 第18回 劇作家協会新人戯曲賞 受賞作『見上げる魚と目が合うか?』原田 ゆう”. 一般社団法人 日本劇作家協会. 2016年11月14日閲覧。
  2. ^ 温泉ドラゴン旗揚げ公演「ESCAPE」”. 演劇・ミュージカル・ダンス等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!. 2016年11月14日閲覧。
  3. ^ 「birth」”. 演劇・ミュージカル・ダンス等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!. 2016年11月14日閲覧。
  4. ^ 「vision」”. 演劇・ミュージカル・ダンス等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!. 2016年11月14日閲覧。
  5. ^ 「birth/escape」”. 演劇・ミュージカル・ダンス等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!. 2016年11月14日閲覧。
  6. ^ 温泉ドラゴン第五回公演「桜」”. 演劇・ミュージカル・ダンス等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!. 2016年11月14日閲覧。
  7. ^ 「ストアハウスコレクション 日韓演劇週間<生きる>ことの考察」コルモッキル(韓国) VS 温泉ドラゴン(日本)”. 演劇・ミュージカル・ダンス等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!. 2016年11月14日閲覧。
  8. ^ 「ストアハウスコレクション 日韓演劇週間Vol.2―家族を描きながら―」コルモッキル(韓国)vs温泉ドラゴン(日本)vsゲキバカ(日本)”. 演劇・ミュージカル・ダンス等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!. 2016年11月14日閲覧。
  9. ^ STORE HOUSE Collection 日韓演劇週間Vol.3”. 演劇・ミュージカル・ダンス等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!. 2016年11月14日閲覧。
  10. ^ “温泉ドラゴンの新作は、朝鮮王朝最後の王女・徳恵翁主を巡る物語”. ステージナタリー (ナターシャ). (2016年10月28日). http://natalie.mu/stage/news/207172 2016年11月14日閲覧。 
  11. ^ 温泉ドラゴン第9回公演 日韓三部作・第二弾「或る王女の物語~徳恵翁主~」”. 演劇・ミュージカル・ダンス等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!. 2016年11月14日閲覧。
  12. ^ 第10回公演 幸福な動物”. 演劇・ミュージカル・ダンス等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!. 2017年7月27日閲覧。

関連項目[編集]