滝の谷城

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滝の谷城(たきのやじょう)は、遠江国に在る戦国時代日本の城(砦)跡。現在の掛川市にあった石谷城城北部800m程度の位置、多貴神社(掛川市上西郷4584)のやや北方にあった伝えられる。正式な名称も伝わっておらず、滝の谷城(滝ノ谷城)、城山(じょうやま)などと俗称されている。山腹に滝ノ谷城主中山祐斉と刻された碑が建っていると伝わるが、年代等を含めて立証できる史料は存在しない。

概要[編集]

『ふるさと探訪 掛川の古城址』において、推定される縄張りが掲載されている。石谷城の東側にある標高114mの城山(じょうやま)と呼称される本曲輪と、その北側にある前山の山頂を物見台にした構成になっていると伝えられる。現在は公園となっているが、史跡として残しているわけではないため、遺構は風化している。

滝の谷城の創築年代は不明であるが、応仁年間頃を思わせる縄張りであるとされる。周辺にある石谷城に非常に近いため、遠江石谷氏に関係する城ではないかと推定されているものの、定かではない。

合戦等に関する逸話は残っていない。

参考文献[編集]

  • 『ふるさと探訪 掛川の古城址 』(林隆平) 昭和54年10月1日