火山礫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動先: 案内検索
キラウエア火山上の火山礫

火山礫(かざんれき、英語: lapilli[1])とは、火山噴火により生じた火山岩片のことであり、成因を問わない。火山礫は粒子のサイズによって定義されており、直径2 - 64 mmのものをいう[2]。Lapilli は、ラテン語で「小さな石」を意味する。直径64 mm以上のものは火山岩塊、直径2 mm未満のものは、火山灰と呼ばれる。

火山豆石[編集]

火山灰によって構成されている丸いテフラは、火山豆石と呼ばれる。火山豆石は水分を含んだ火山灰が水分によって凝集し、同心円状に成長する火山の雹のようなものである。

脚注[編集]

  1. ^ 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会1984年、67頁。ISBN 4-8181-8401-2。
  2. ^ Fisher, R. (1961). “Proposed classification of volcaniclastic sediments and rocks”. Geol. Soc Amer. Bull. 72: 1409-1414. 

参考文献[編集]

  • 天野一男、秋山雅彦 「D-1-3 岩石の分類」『フィールドジオロジー入門』 日本地質学会フィールドジオロジー刊行委員会編、共立出版〈フィールドジオロジー〉、2004年、131-134頁。ISBN 4-320-04681-1。
  • 「構成粒子の径と砕セツ岩」『理科年表 平成20年』 国立天文台編、丸善2007年、654頁。ISBN 978-4-621-07902-7。

関連項目[編集]

砕屑物と砕屑岩
粒径(mm) 砕屑物 砕屑岩 火山砕屑物 火山砕屑岩
64 以上 礫岩 火山岩塊 火山角礫岩、凝灰角礫岩
64 - 2 火山礫 ラピリストーン、火山礫凝灰岩
2 - 116 砂岩 火山灰 凝灰岩
116 - 1256 シルト シルト岩 泥岩
1256 以下 粘土 粘土岩
テンプレートを表示