片山一良 (仏教学者)
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片山 一良(かたやま いちろう 1942年 - )は、日本の仏教学者。駒澤大学名誉教授。曹洞宗花岳寺(兵庫県赤穂市)の住職。専攻はパーリ語による原始仏教研究
来歴[編集]
兵庫県赤穂市の花岳寺に生まれる。兵庫県立赤穂高等学校、駒澤大学仏教学部仏教学科卒業。同大大学院修士課程修了。大谷大学大学院博士後期課程単位取得退学。
1975年より駒澤大学助教授、1985年より同大教授。2013年大学を退職、名誉教授。
オックスフォード大学客員研究員、東京大学非常勤講師、中山大学(中国)客員教授、パーリ学仏教文化学会理事長などを歴任[1]。
著書[編集]
- 『「ダンマパダ」をよむ』上・下(日本放送出版協会、2007年)。放送テキスト
- 『「ダンマパダ」をよむ ブッダの教え「今ここに」』(サンガ、2013年)。改訂版
- 『ブッダのことば パーリ仏典入門』(大法輪閣、2008年)
- 『ダンマパダ全詩解説 仏祖に学ぶひとすじの道』(大蔵出版、2009年)
- 『パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ 『大念処経』を読む』(大法輪閣、2012年)
訳注[編集]
- 『原始仏教』1-14(原始仏教研究室編、中山書房仏書林)
- 『ジャータカ全集8』(春秋社、1982年、新版2008年)
- 『パーリ仏典 第1期』1-6(大蔵出版、1997-2002年)、のちオンデマンド版
- 『パーリ仏典 第2期』1-6(大蔵出版、2003-06年)、同上
- 『パーリ仏典 第3期』1-8(大蔵出版、2011-18年)
論文[編集]
参考文献[編集]
- 『ブッダのことば パーリ仏典入門』(大法輪閣、2008年)
出典[編集]