物語デザイナー

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物語デザイナーまたはナラティブデザイナー英語: narrative designer)は、現代のビデオゲーム開発上の役割の一つである。物語デザイナーの仕事の中心は、ゲームの物語要素をデザインし、開発プロセスの中でストーリーの質を維持することにある。この仕事は、ゲームの筋書きを書くシナリオライター (en:game writerの仕事とは区別される。

「物語デザイナー」という語は、2006年にスティーブン・ダインハート (en:Stephen DinehartがTHQのために書いたジョブディスクリプションの中で初めて定義された。学問としての物語論は、その誕生以来、もっぱら筋書きを書くことによって静的なモノとしての物語をデザインすること(物語デザイン)に注目してきた。しかし、インタラクティブなストーリーテリング (en:interactive storytellingは、データ空間におけるユーザーの行動を介してストーリーを作り出す動的なプロセスである。この点で、インタラクティブなストーリーテリングにおける物語デザイナーの役割は、これまでの物語デザインとは違っている。

最初の「物語デザイナー」職は、2006年にTHQ Canada (en:Relic Entertainmentのエグゼクティブ・プロデューサーであるターニー・ウィリアムズの主導のもとで、スティーブン・ダインハートがTHQ Canadaのために記述した。この職の役割は「ストーリーの質を維持する(champion a story)」ことであり、『メダル・オブ・オナー』での彼の仕事がもとになっている。最終的にダインハート自身がこの職を引き受けている[1]

脚注[編集]

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