特定動物

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特定動物(とくていどうぶつ)とは、日本法律である動物愛護管理法の規定に基づいて、生命身体又は財産に害を加えるおそれがある動物として政令で定められる動物種のことである。

全種が一生を通じて肺呼吸を行う脊椎動物である。人に害を与える恐れのある生物であってもそれが水中でしか生きられない場合(例:サメやシャチ、クラゲなど)や、哺乳類、鳥類、爬虫類以外(例:スズメバチ等)は特定動物とはみなさない。ヒキガエルヤドクガエルなど、毒をもつ両生類も多数存在するが、毒ヘビとは異なり人間の体内に毒を注入することができないため、これらも含まれない。なお、家畜は、人間によりあつかいやすいように改良されてきた生き物であること、適切に管理をすれば他者に危害を加えるおそれは低いことから、特定動物の対象外とされている。

特定動物の飼養または保管を行おうとするものは、あらかじめ都道府県知事許可を受けていなければならない。

絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律において希少動物、あるいは特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律において特定外来生物に指定されていない動物は原則として飼育することが自由であるが、他者に危害を加える可能性のある危険な動物に関しては上記の法律にてその種類を定め、飼育に際しても設備その他の基準(マイクロチップを埋め込む、毒蛇ならば抗血清を準備する、鳥類ならば脚環をとりつける等)を定めることで、このような許可制としている。

以下の特定動物は2018年現在の環境省のリストに従う(学名のカナ表記、和名のかな表記、分類など慣例や現状と一致しない点も多いが出典に従う)[1]

哺乳綱[編集]

霊長目[編集]

  • アテリダエ科
    • アロウアタ属(ホエザル属) - 全種
    • アテレス属(クモザル属) - 全種
    • ブラキュテレス属(ウーリークモザル属) - 全種
    • ラゴトリクス属(ウーリーモンキー属) - 全種
    • オレオナクス・フラヴィカウダ(ヘンディーウーリーモンキー)
  • オナガザル科
    • ケルコケブス属(マンガベイ属) - 全種
    • ケルコピテクス属(オナガザル属)- 全種
    • クロロケブス属 - 全種
    • コロブス属 - 全種
    • エリュトロケブス・パタス(パタスモンキー
    • ロフォケブス属 - 全種
    • マカカ属(マカク属) - 全種(特定外来生物に指定されているタイワンザル、カニクイザル、アカゲザルは除く)
    • マンドリルルス属(マンドリル属) - 全種
    • ナサリス・ラルヴァトゥス(テングザル
    • パピオ属(ヒヒ属) - 全種
    • ピリオコロブス属(アカコロブス属)全種
    • プレスビュティス属(リーフモンキー属)全種
    • プロコロブス・ヴェルス(オリーブコロブス)
    • ピュガトリクス属(ドゥクモンキー属)全種
    • リノピテクス属 - 全種
    • センノピテクス属 - 全種
    • シミアス・コンコロル(メンタウェーコバナテングザル)
    • テロピテクス・ゲラダ(ゲラダヒヒ
    • トラキュピテクス属 - 全種
  • テナガザル科 - 全種
  • ヒト科

食肉目[編集]

長鼻目[編集]

奇蹄目[編集]

偶蹄目[編集]

鳥綱[編集]

ヒクイドリ目[編集]

タカ目[編集]

爬虫綱[編集]

カメ目[編集]

  • カミツキガメ科 - 全種(特定外来生物に指定されているカミツキガメは除く)

トカゲ目[編集]

ワニ目[編集]

罰則[編集]

以下の行為は違法とみなされ、6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金に処される。

  • 無許可で特定動物を飼育、保管する
  • 不正の手段を使って許可を取る
  • 無許可で飼育施設を移動する
  • 無許可で飼育施設の構造を変更する

出典[編集]

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関連項目[編集]