瓢湖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動

座標: 北緯37度50分18秒 東経139度14分14秒 / 北緯37.83833度 東経139.23722度 / 37.83833; 139.23722

瓢湖

Lake Hyouko.jpg
冬の瓢湖の風景

瓢湖の位置(日本内)
瓢湖
所在地 新潟県阿賀野市水原313-1
面積 0.08 km2
最大水深 1.2 m
成因 人造湖
Project.svg プロジェクト 地形
テンプレートを表示

瓢湖(ひょうこ)は、新潟県阿賀野市水原(すいばら)地区にある人造湖オオハクチョウコハクチョウの飛来地として知られる。ラムサール条約の登録湿地であり、日本の重要湿地500でもある。

概要[編集]

夏に飛来するヨシゴイ

瓢湖にはオニビシハスヨシマコモなどが生育している。31科100種の鳥類の生息が確認されており[1]、毎年10月頃から3月頃にかけて6000羽ほどのオオハクチョウ及びコハクチョウが飛来し、越冬する他、オナガガモホシハジロなどのカモ類も数多く飛来する。日中は周辺の田圃で採餌することが多く、カモなどのほうが目立つが、夜には湖で羽を休める。また、フナヘラブナなどの魚類、オニヤンマギンヤンマなどのトンボ類も確認されている。

1954年3月に「水原のハクチョウ渡来地」として国の天然記念物に指定、2005年(平成17年)に国指定瓢湖鳥獣保護区(集団渡来地)に指定されている(面積281ha、うち特別保護地区24ha)。2008年(平成20年)にはラムサール条約の登録湿地に登録されている。

周囲は「瓢湖水きん公園」として整備されており、旧水原町の「町の花」となっているアヤメハスなどの草花でも親しまれている。

歴史[編集]

瓢湖付近の空中写真。1975年撮影の2枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
  • 1639年寛永16年)用水池として完成。当時の池の形が瓢箪に似ていたことから、「瓢湖」と呼ばれた。
  • 1950年昭和25年)初めてハクチョウが飛来した。
  • 1954年(昭和29年)吉川重三郎(通称:白鳥おじさん)が、野生のハクチョウの餌付けに全国で初めて成功した。
白鳥の飛来地として、同年2月に新潟県の、同年3月20日に国の天然記念物に指定された。
  • 2005年(平成17年)11月1日 - 国指定瓢湖鳥獣保護区に指定された。
  • 2008年(平成20年)10月30日 - ラムサール条約の登録湿地に登録された。

交通アクセス[編集]

瓢湖市営駐車場で待機中の「S9 亀田・横越線」急行路線バス車両と「白鳥会館」(2020年5月)
駐車場脇に設置された「瓢湖前」バス停を発着する。
  • JR羽越本線 水原駅より東へ2 km
  • 新潟交通 S9 亀田・横越線 「瓢湖前」バス停より徒歩すぐ
    ※大半の便は新潟 - 水原間の運行だが一部便のみ同バス停まで延伸運行している[2][3]。途中の「水原」バス停は水原駅前(駅から徒歩約3分)にある。
  • 阿賀野市営バス 五頭温泉郷線 「白鳥の湖『瓢湖』前」バス停より徒歩すぐ[4]

関連項目[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 国指定瓢湖鳥獣保護区瓢湖特別保護地区指定計画書(区域の拡張)(環境省案) (PDF) - 平成20年5月9日環境省報道発表資料
  2. ^ 京ヶ瀬エリア”. 新潟交通観光バス. 2020年2月23日閲覧。
  3. ^ 運行便別時刻表(2019年11月16日~):S9 亀田・横越線 時刻表”. 新潟交通. 2020年2月23日閲覧。
  4. ^ 阿賀野市営バス路線別時刻表・路線図”. 阿賀野市. 2018年12月22日閲覧。
  5. ^ “「白鳥」40年の歴史に幕”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2001年3月2日) 
  6. ^ その後、2002年12月から北海道大沼の白鳥に由来するスーパー白鳥(八戸駅・新青森駅 - 函館駅間を運行、~2016年3月まで)に引き継がれた

参考文献[編集]