症候学

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症候学(しょうこうがく)とは医学の一分野で、患者の示す様々な訴えや診察所見(あわせて症候)を定義・分類して意味づけを与える方法論である。診察結果は症候学的な枠組みによってカルテに記載され、診断の手がかりとなる。症状が軽い場合を軽症、重篤な場合を重症と称する。

また、これら身体所見を得るための全身的な診察の手法も症候学の範疇である。それは単に診察の手技だけでなく、わかっている情報から診断を絞り込むために必要な診察事項を選択する過程までを含むものである。

主な症候[編集]

全身[編集]

皮膚・粘膜[編集]

頭頚部[編集]

頭痛....慢性頭痛としては片頭痛, 緊張型頭痛, 群発頭痛, 混合型頭痛がある。症候としてはくも膜下出血脳腫瘍脳出血などでみられる。 失神 - めまい - 痴呆 頸静脈怒張=Juglar vein distention ... 心臓への還流障害(心不全や上大静脈症候群など)の際に認められることがある。 耳鳴 - 難聴 - 耳痛 - 耳だれ - 耳閉感

胸部[編集]

  • 愁訴 : 胸痛 - 動悸 - 喀痰 - 喀血
  • 病的呼吸 : 呼吸困難 - クスマウル(大)呼吸(Kussmaul呼吸): 代謝性アシドーシス時に見られる大きな呼吸。
  • 胸郭変形 : 漏斗胸 - 鳩胸
  • 女性化乳房
  • 咳嗽
    • 乾性咳嗽 : 乾性咳嗽(かんせいがいそう)は、乾いた咳。
    • 湿性咳嗽 : 湿性咳嗽(しっせいがいそう)は、啖が絡む咳。
    • 痙攣性咳嗽(けいれんせいがいそう): 鑑別 : 百日咳に特徴的。
    • 犬吠様咳嗽 : 犬吠様咳嗽(けんはいようがいそう)は、犬が吠える様な咳。鑑別 : 咽頭病変を疑う。
  • 心音 : I音 - II音 - III音 - IV音 - 拡張期雑音 - 収縮期雑音(聴診を参照)
  • 肺副雑音(ラ音)
  • 連続性ラ音(乾性ラ音): 笛声音(笛音) - 類鼾音(鼾音)
  • 断続性ラ音(湿性ラ音): 捻髪音 - 水泡音
  • 胸腔 : 膿胸 - 血胸 - 乳糜胸(乳糜胸水): 乳糜胸(にゅうびきょう)は、リンパ管が破れてリンパ液が胸腔に溜まること。

腹部[編集]

四肢[編集]

登攀性起立(とはんせいきりつ)(ガワーズ徴候、Gowers' sign
山を登るように立つこと。
様子
を伸ばして、両手を使って床や自分の足を押しながら、自分の体を登る様に立つ。
原因
下肢帯筋の低下
鑑別
筋ジストロフィー - 多発筋炎 - 皮膚筋炎
間欠性跛行
休み休みでないと歩けないが、休めばすぐ回復し、歩き出すとまた症状が出て歩けなくなる事。
鑑別
血管性 : 閉塞性動脈硬化症、等
腰椎性 : 脊柱管狭窄症
浮腫 (edema)
静脈瘤 (varix)
チアノーゼ (cyanosis)
関節炎
単関節炎 : ベーチェット病
多発関節炎 : 関節リウマチ - 全身性エリテマトーデス
ばち指
ゴットロン徴候
手掌紅班
ばね指

生殖器[編集]

精神[編集]

血液[編集]


参考文献[編集]

関連項目[編集]