白幡台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
白幡台 | |
---|---|
— 町丁 — | |
座標: 北緯35度35分48.83秒 東経139度34分10.0秒 / 北緯35.5968972度 東経139.569444度 | |
国 | ![]() |
都道府県 | ![]() |
市町村 | ![]() |
区 | 宮前区 |
面積[1] | |
- 計 | 0.111km2 (0mi2) |
人口 (2017年(平成29年)12月31日現在)[2] | |
- 計 | 1,878人 |
等時帯 | 日本標準時 (UTC+9) |
郵便番号 | 216-0025[3] |
市外局番 | 044 (川崎MA)[4] |
ナンバープレート | 川崎 |
白幡台(しらはただい)は、神奈川県川崎市宮前区の町名。現行行政地名は白幡台一丁目及び白幡台二丁目、2016年11月末現在で住居表示は施行されていない[5]。郵便番号は216-0025[3]。面積は0.111km2[1]。
地理[編集]
宮前区の北部に位置し、大半が台地上に所在する[6]。町域の多くを、川崎市住宅供給公社による[7]白幡台団地と分譲地が占めている。
白幡台は北端から北東にかけて平に、南東から南端では南平台に、西端では初山に接している。これらの町域はすべて宮前区であり、白幡台は市境や区境には接していない。
面積[編集]
面積は以下の通りである[1]。
丁目 | 面積(km2) |
---|---|
白幡台一丁目 | 0.076 |
白幡台二丁目 | 0.036 |
計 | 0.111 |
歴史[編集]
江戸時代の当地は、「狢沢」と呼ばれる山林地帯の一部であり[6]、武蔵国橘樹郡平村の天台[8]と、同郡下菅生村の初山の一部であった[7]。
明治はじめの地租改正期には、平村字宮ノ谷(みやのやと)、菅生村字初山の各一部となった[6]。1889年(明治22年)の町村制施行に合わせて、平村や菅生村など4村が合併して向丘村が成立し、さらには1938年に向丘村が川崎市に編入されたが、当地の地名は旧村が大字に変わった程度で、大きな変化はなかった。
戦時中には当地の大半が陸軍の演習地として接収されたが、戦後に解放され、1951年(昭和26年)には解放された土地が大字向ヶ丘となり、当地は川崎市大字向ヶ丘字南平・字菅生、そして接収されなかった川崎市大字平字宮ノ谷の各一部となった。1971年(昭和46年)に宅地造成が行われたことにより、白幡台が成立した[9]。
地名の由来[編集]
近隣に鎮座する白幡八幡大神の「白幡」と、旧名である天台の「台」をとって白幡台とされた[6]。
世帯数と人口[編集]
2017年(平成29年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
白幡台一丁目 | 479世帯 | 1,086人 |
白幡台二丁目 | 396世帯 | 792人 |
計 | 875世帯 | 1,878人 |
小・中学校の学区[編集]
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10][11]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
白幡台一丁目 | 全域 | 川崎市立白幡台小学校 | 川崎市立犬蔵中学校 |
白幡台二丁目 | 全域 |
交通[編集]
鉄道[編集]
当地の地下を武蔵野南線が通過するが、同線は基本的に貨物線であり、また域内に同線を利用可能な駅施設も存在しない。
バス[編集]
当地に乗り入れる路線バスは存在しないが、近隣の道路を川崎市バスが経由しているので、それを利用することができる。
教育[編集]
当地にはかつて川崎市立白幡台小学校附属幼稚園が所在したが[12]、2002年に閉園となった[13]。
脚注[編集]
- ^ a b c “町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)」の数値)”. 川崎市 (2015年10月26日). 2018年2月15日閲覧。
- ^ a b “町丁別世帯数・人口”. 川崎市 (2018年1月25日). 2018年2月15日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年2月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年2月15日閲覧。
- ^ “区別町名一覧表”. 川崎市. 2018年2月15日閲覧。
- ^ a b c d 「川崎市の町名」 日本地名研究所編、川崎市発行、1991年、P210。
- ^ a b 「たちばな地名探訪」 前川清治、労働教育センター、1997年。ISBN 4-8450-0283-3、P111~114。
- ^ 「川崎地名辞典(下)」 日本地名研究所編、川崎市発行、2004年、P59によれば「周辺でいちばんの高台に付くことが多い地名」とされる。
- ^ 町界町名の改正について 川崎市、2010年11月22日現在(2011年9月22日閲覧)。
- ^ “川崎市立小学校の通学区域”. 川崎市 (2015年4月1日). 2018年2月15日閲覧。
- ^ “川崎市立中学校の通学区域”. 川崎市 (2015年4月1日). 2018年2月15日閲覧。
- ^ 「角川日本地名大辞典 14 神奈川県」 竹内理三編、角川書店、1984年、P1109。なお、小学校自体は南平台に所在する。
- ^ 学校の歴史 川崎市立白幡台小学校、2011年9月22日閲覧。
|