白幡洋三郎

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白幡 洋三郎(しらはた ようざぶろう、1949年1月9日 - )は、日本造園学者。中部大学人文学部特任教授、国際日本文化研究センター名誉教授。農学博士。専門は比較文化史、特に庭園や都市公園を対象とした庭園史、産業技術史。

来歴・人物[編集]

大阪府豊中市生まれ。1972年、京都大学農学部林学科卒業、同大学院農学研究科修士課程を経て、1980年、博士課程満期退学[1]。1975年から2年間、ハノーファー工科大学(西ドイツ)に留学。1980年、京都大学農学部助手、助教授、1987年、国際日本文化研究センター助教授、1996年、教授[1]。1990年、「19世紀ドイツ都市公園史の研究」にて、京都大学より博士号取得(農学博士[2]。2014年、定年退官、名誉教授。同年、中部大学人文学部歴史地理学科特任教授。

1994年、『プラントハンター』で毎日出版文化賞奨励賞受賞。1996年、『近代都市公園史の研究』で日本造園学会賞(研究論文部門)受賞。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『江戸の大名庭園 饗宴のための装置』INAX 1994年
  • 『プラントハンター ヨーロッパの植物熱と日本』講談社選書メチエ 1994年/講談社学術文庫 2005年
  • 『近代都市公園史の研究 欧化の系譜』思文閣出版 1995年
  • 『旅行ノススメ 昭和が生んだ庶民の「新文化」』中公新書 1996年
  • 『カラオケ・アニメが世界をめぐる 「日本文化」が生む新しい生活』PHP研究所 1996年
  • 『大名庭園 江戸の饗宴』講談社選書メチエ 1997年
  • 『花見と桜 〈日本的なるもの〉再考』PHP新書、2000年/八坂書房(改訂版) 2015年
  • 『庭園の美・造園の心 ヨーロッパと日本』日本放送出版協会〈NHKライブラリー〉、2000年
  • 『知らなきゃ恥ずかしい日本文化』ワニブックス・新書 2003年
  • 『幕末・維新彩色の京都』京都新聞出版センター 2004年
  • 『彩色みやこ名勝図会 - 江戸時代の京都遊覧』京都新聞出版センター 2009年
  • 『庭を読み解く 京都の古寺 なぜ京都のお寺には名庭が多いのか?』淡交社 2012年

共著・編著[編集]

  • 『京都百年パノラマ館』淡交社 1992年
  • 『造園を読む ランドスケープの四季』進士五十八共編、彰国社 1993年
  • 『日本文化としての公園』飯沼二郎共著、八坂書房 1993年
  • 『瀬戸内海の文化と環境』神戸新聞総合出版センター 1999年
  • 『百人一首万華鏡』思文閣出版 2005年
  • 『造園史論集』尼崎博正共編、養賢堂 2006年
  • 『環境デザイン学 ランドスケープの保全と創造』森本幸裕共編、朝倉書店 2007年
  • 『旅と日本精神』日文研叢書 2009年
  • 『都市歴史博覧 都市文化のなりたち・しくみ・たのしみ』錦仁原田信男共編、笠間書院、2011年
  • 大名庭園 武家の美意識ここにあり』平凡社・別冊太陽 日本のこころ 2013年
  • 『『作庭記』と日本の庭園』思文閣出版 2014年
  • 『日本文化事典』神崎宣武井上章一共編 丸善出版 2016年
  • 『異邦から/へのまなざし』劉建輝共編 思文閣出版 2017年

訳書[編集]

  • T.ホイットル『プラント・ハンター物語』白幡節子共訳、八坂書房 1983年
  • A.M.コーツ『花の西洋史 草花篇』白幡節子共訳、八坂書房 1989年
  • A.M.コーツ『花の西洋史 花木篇』白幡節子共訳、八坂書房 1991年

脚注[編集]

  1. ^ a b 白幡洋三郎”. 国際日本文化研究センター. 2015年2月13日閲覧。
  2. ^ 博士論文書誌データベース