東白龍雅士

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基礎情報
四股名 白石 雅仁→東白龍 雅士
本名 白石 雅仁
生年月日 (1996-04-17) 1996年4月17日(24歳)
出身 日本の旗 日本東京都墨田区
身長 181cm
体重 128kg
BMI 39.07
所属部屋 玉ノ井部屋
得意技 突き、押し、叩き
成績
現在の番付 西十両14枚目
最高位 西十両14枚目
生涯戦歴 40勝16敗7休(9場所)[1][2]
優勝 三段目優勝1回
データ
初土俵 2019年3月場所
趣味 YouTube,Netflixなどでドラマ、アニメ鑑賞。漫画を読むこと
備考
2020年12月24日現在
テンプレート  プロジェクト 相撲

東白龍 雅士(とうはくりゅう まさひと 、1996年4月17日 - )は、東京都墨田区出身で、玉ノ井部屋所属の現役大相撲力士。本名は白石 雅仁(しらいし まさひと)。身長181cm、体重128kg。最高位は西十両14枚目(2021年1月場所)。

来歴[編集]

入門前[編集]

小学校5年生から葛飾区の葛飾白鳥相撲教室に通い[3]、中学校も同区の強豪葛飾区立大道中学校に進学した。専大松戸高校では全国高等学校総合体育大会相撲競技大会個人戦で2位2回・3位1回、国民体育大会相撲競技個人戦優勝1回と活躍、のちの大関貴景勝とはライバル関係にあった[3]。大相撲からの誘いもあったが[3]、3年時の大会で団体3位に入った際にそれまで軽視していた団体戦に興味を持ち[4]、団体優勝をめざし東洋大学に進学。大学では個人タイトルを3個獲得[5]、目標としていた団体戦でも全国学生相撲選手権大会3連覇に貢献した[3]。2018年12月の全日本選手権でベスト8入り。この時点では相撲部屋からの声はかからなかったが[6]、大学3年時に千秋楽パーティーに誘われた縁で玉ノ井部屋に入門 [7]

入門後[編集]

2019年5月場所三段目100枚目格付け出しで初土俵を踏み、三段目優勝を果たす[8]

その後も順調に勝ち越しを続け、2020年1月場所では初めての幕下15枚目以内となる西幕下13枚目まで番付を伸ばしたものの、この場所は2勝5敗で初土俵以来初めての負け越しとなった。それでも翌2場所を続けて6勝1敗として9月場所では西幕下2枚目まで番付を上げ、新十両昇進をかける場所となるところであったが、部屋内での新型コロナウイルス集団感染を受けて全休。救済措置として11月場所は番付据え置きとなり、その11月場所は7番相撲で十両の貴源治に勝利して4勝3敗と勝ち越し、場所後の新十両昇進を決めた。[9]。四股名を「東白龍」に改名。 名前の由来は、出身大学や師匠の四股名から「東」、本名から「白」、昇り龍から「龍」。 11月25日の部屋でのリモート会見では「特例措置で据え置きにしていただいて、それを聞いてこれは絶対に上がらなきゃだめだなと思った」と、覚悟を持って場所に臨んだことを語り、2021年1月場所への抱負として「とりあえずは勝ち越しで、欲を言うなら(十両)優勝したい」と力強く宣言した[10]

新十両昇進後[編集]

新十両となった2021年1月場所は初日に竜虎川上に押し出されて黒星スタートとなった。「立ち遅れてびっくりというか、立ち遅れた時の癖で引いてしまった」。立ち合い負けで、苦し紛れに引いたところを一気に攻められ、「(土俵入りは)緊張しました。所作とかあまり分からなかったんで」と言った。「目標は優勝です。いつも目標は優勝と言っていても、初日に負けてしまう」と苦笑いし、その上で今年の目標に「新入幕できるよう頑張ります」。と宣言した[11]。2日目は矢後を押し出しで破って関取初白星。「昨日は立ち合いで立ち遅れて後ろに引いて墓穴を掘った。今日は前に出る意識だった」と、鋭い出足で攻めた。[12]。6日目は同じく新十両の王鵬に押し出しで勝利。相手を動きで翻弄し、最後は体を起こした[13]

取り口[編集]

俊敏さを生かした突き押し相撲が持ち味で、目標とする力士は阿炎。アマチュア時代に体力温存のため多用していた立ち合いの叩きが悪癖となっており、その克服が課題とされている[14]

新十両昇進の際に師匠の玉ノ井はスピードを評価し、千代大海のようにどんどん前に出て回り込むセンスを認めた一方でもっと体を大きくすべきだと注文を付けた[15]

主な成績[編集]

2020年11月場所終了現在

  • 通算成績:40勝16敗7休(9場所)

各段優勝[編集]

  • 三段目優勝:1回(2019年5月場所)

場所別成績[編集]

東白龍 雅士
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
2019年
(平成31年
/令和元年)
x x 三段目付出100枚目
優勝
7–0
西幕下55枚目
5–2 
東幕下42枚目
4–3 
西幕下35枚目
6–1 
2020年
(令和2年)
西幕下13枚目
2–5 
東幕下29枚目
6–1 
新型コロナウイルス
拡大により中止
西幕下10枚目
6–1 
西幕下2枚目
休場[16][17]
0–0–7
西幕下2枚目
4–3 
2021年
(令和3年)
西十両14枚目
 
x x x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴[編集]

  • 白石 雅仁(しらいし まさひと)2019年5月場所 -2020年11月場所
  • 東白龍 雅士(とうはくりゅう -)2021年1月場所 -

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 2020年9月場所は休場とは扱わず
  2. ^ 「相撲部屋聞き書き帖」『相撲』2020年11月号、ベースボール・マガジン社、 80-81頁。
  3. ^ a b c d “貴景勝の高校時代のライバル 白石 玉ノ井部屋入門「自分もやってみたいと思った」”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2019年4月3日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/04/03/kiji/20190403s00005000370000c.html 2020年8月23日閲覧。 
  4. ^ “[相撲]6日間連載企画 インカレ直前独占インタビュー2日目 白石雅仁”. スポトウ (東洋大学スポーツ新聞編集部). (2018年10月29日). https://sports-toyo.com/news/detail/id/10098 2020年8月23日閲覧。 
  5. ^ “東洋大・白石雅仁、後輩の城山を破り初V 学生相撲”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2018年6月11日). https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201806100000654.html 2020年8月23日閲覧。 
  6. ^ “東洋大・白石雅仁、貴景勝の活躍刺激もプロ明言せず”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2018年12月2日). https://www.nikkansports.com/sports/news/201812020000674.html 2020年8月23日閲覧。 
  7. ^ “白石雅仁が新弟子検査終え決意新た「まず体づくり」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2019年5月7日). https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201905070000450.html 2020年8月23日閲覧。 
  8. ^ “序二段は栃神山、三段目は白石が全勝対決制し優勝”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2019年5月26日). https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201905260000503.html 2019年12月10日閲覧。 
  9. ^ 2020年11月25日 大鵬の孫が新十両、納谷改め王鵬に…初場所の番付編成会議
  10. ^ 白石改め東白龍が新十両「まだ実感ない。うれしい」 日刊スポーツ 2020年11月25日13時39分 (2020年11月26日閲覧)
  11. ^ 新十両の東白龍は黒星スタート「緊張しました」、2021年1月10日
  12. ^ 新十両明暗分かれる 東白龍が初白星、王鵬は2連敗、2021年1月11日
  13. ^ 大鵬の孫・王鵬が4敗目「左右に動かれてしまった」、2021年1月15日
  14. ^ “白石 一気の攻めで一気に十両を”. 時事ドットコム (時事通信社). (2020年1月). https://www.jiji.com/jc/v2?id=2017sumo_hope_02 2020年8月23日閲覧。 
  15. ^ 白石改め東白龍が新十両「まだ実感ない。うれしい」 日刊スポーツ 2020年11月25日13時39分 (2020年11月26日閲覧)
  16. ^ 玉ノ井部屋で2019新型コロナウイルスのクラスターが発生したため初日から休場
  17. ^ 玉ノ井部屋で計19人感染 親方と所属力士全員全休 - 大相撲 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com(2020年9月10日). 2020年9月10日閲覧。

関連項目[編集]