百合が原公園

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百合が原公園
Yurigahara Park
Sapporo Yurigahara park green center.jpg
百合が原緑のセンター(2007年10月)
百合が原公園の位置(札幌市内)
百合が原公園
分類 総合公園[1]
所在地
札幌市北区百合が原公園・百合が原2、11丁目[1]
座標 北緯43度07分44秒 東経141度21分53秒 / 北緯43.12889度 東経141.36472度 / 43.12889; 141.36472座標: 北緯43度07分44秒 東経141度21分53秒 / 北緯43.12889度 東経141.36472度 / 43.12889; 141.36472
面積 25.4ヘクタール
開園 1983年
運営者 札幌市公園緑化協会(指定管理者
設備・遊具 温室庭園植物園花壇ガーデニング列車レストラン売店パークゴルフ場、ゲートボール
駐車場 P1普通車100台(冬季閉鎖)
P2普通車138台、車いす専用レーン5台、バス専用レーン7台
東駐車場普通車38台(冬季閉鎖)
アクセス 北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)百合が原駅から温室まで徒歩約7分~10分
北海道中央バス札幌北営業所)「百合が原公園前」バス停下車 温室まで徒歩約2分
北海道中央バス(石狩営業所)「百合が原公園東口」バス停下車 温室まで徒歩約5分
札幌市営地下鉄東豊線栄町駅から車で約10分
JR札幌駅・地下鉄さっぽろ駅から車で約30分~40分
告示 都市計画決定:昭和47年5月17日北海道告示第1603号[2]
事務所 百合が原公園管理事務所
事務所所在地 札幌市北区百合が原公園210番地
備考 百合が原緑のセンター温室、世界の庭園、リリートレインは有料
広域避難場所[3]
公式サイト 百合が原公園 公式サイト
テンプレートを表示
バラ
リリートレイン(2007年10月)

百合が原公園(ゆりがはらこうえん)は、札幌市北区にある公園地名。公園内の一部は東区となっている。

概要[編集]

札幌市中心部から北東8kmに位置している[4]。公園内では約6,400種類の植物が育てられ、耐寒性植物は約3,500種類にのぼる[4]ユリの栽培数は70種になり、600種類以上の高山植物や極地植物を育成している[4]。このほかにバラ属ライラックギボウシ属のコレクションがある[4]温室では約250種類のツバキや約100種類のアザレアフクシア、ゼラニウム(テンジクアオイ属)のほか、約1,500種類の植物を栽培している[4]。また、公園内の生物の多様性を保障しながら、公園の快適さや園芸植物の栽培を維持する持続可能な公園管理を目指す取り組みを行っている。植物の廃材を主な材料とした堆肥ウッドチップの製造から施用までを行っており、札幌市内最大級の植物リサイクル施設になっている。市民協働による複数のボランティアが活動している。

歴史[編集]

  • 1978年昭和53年)、昭和天皇御在位50周年事業として採択。
  • 1979年(昭和54年)、記念広場(現在の世界の百合広場)が北海道大学農学部による基本構想に基づき造成開始。
  • 1981年(昭和56年)、管理事務所完成。
  • 1983年(昭和58年)、公園名を「東北公園」から「百合が原公園」と改称し、供用開始。
  • 1986年(昭和61年)、全国都市緑化フェア『'86さっぽろ花と緑の博覧会』開催[5]。温室、世界の庭園、リリートレイン設置。
  • 1987年(昭和62年)、都市緑化植物園(ロックガーデン)完成。
  • 1988年(昭和63年)、ムスカリの道造成。
  • 1990年平成02年)、北区ハルニレの森造成。
  • 1991年(平成03年)、落ち葉の堆肥化開始[6]
  • 1993年(平成05年)〜1996年(平成08年)、ライラックコレクション造成。
  • 1996年(平成08年)〜1998年(平成10年)、ローズウォーク造成。
  • 1997年(平成09年)、ビーチヘッジ造成。
  • 2002年(平成14年)、『第18回都市公園コンクール』管理運営部門で日本公園緑地協会会長賞受賞[7]
  • 2012年(平成24年)、ガイドボランティア活動開始。

施設[編集]

百合が原緑のセンター
温室(大・中・小)、総合受付、緑の相談コーナー、図書コーナー
世界の庭園
日本庭園と札幌市の姉妹都市を代表する庭園で構成。
日本庭園(札幌市)
瀋芳園(瀋陽市)
ムンヒェナーガルテン(ミュンヘン市)
ポートランドガーデン(ポートランド市)
リリートレイン
パークゴルフ場・ゲートボール場
レストラン百合が原
ガーデンショップ
歩くスキーコース
冬季限定。周長約1.8km

花壇[編集]

世界の百合広場
約100種類の世界のユリを植栽。また、藤棚のフジなどの多彩な花木を楽しむこともできる。
世界の庭園
エリア内には国内外の約30種類をコレクションしたあじさい園、耐陰性宿根草中心のボーダーガーデンや「ヒマラヤの青いケシ」を見ることができる。
札幌市緑化植物園
百合が原緑のセンター温室
1年を通して様々な草花、花木などを展示している。大温室に地植えされている花木以外は、ほぼすべての植物は鉢植えで栽培して見頃を迎えたものに随時差し替えている。そのため、温室内では常時数十種の花を見ることができる。また、展示会や植物に関する講習会・ガーデニング教室などの催しを行い、様々な方法で植物に親しんで貰える工夫をしている。
ロックガーデン・ヒースガーデン
ロックガーデンはドライウォールガーデン、ロッケリー、スクリーガーデン、山草園、トレリスなどで構成。高山植物、極地植物、山草など約600種類の植物を観察できる。ヒースガーデンはエリカ(エリカ属)やカルーナ(カルーナ属)などを中心とした矮性花木の花壇。
ローズウォーク
延長約100mのオールドローズやイングリッシュローズによる散歩道。西側入り口には『'86さっぽろ花と緑の博覧会』に出展したシトカトウヒ(トウヒ属)の大きな切り株を博覧会開催記念に設置している。
ライラックコレクション
約50種類のライラックを植栽。ライラックウォークは公園西側に面する歩道沿い約650mの並木道。
ビーチヘッジ
ビーチ(beech)はセイヨウブナ、ヘッジ(hedge)は生垣を意味する。
ムスカリの道
ムスカリの中にチューリップを配したエリア。
花木園
サクラツツジライラックアジサイが咲きつなぎ、宿根草のボーダーガーデンを作っている。
花壇広場ほか
かおりの庭
ハーブや宿根草で構成。
宿根草園
屋外でも越冬できるシャクヤクなどの宿根草で構成。
ダリア園
約200種類のダリアで構成。
バラ花壇
園内各所でバラを栽培。
芝生広場
広場にあるサイロは、かつてこの地域が酪農地帯であったことを記しており、展望台になっている[8]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 総合公園 (PDF)”. 札幌市. 2015年12月8日閲覧。
  2. ^ 北海道の都市公園一覧表 (PDF)”. 北海道. p. 36 (2010年3月31日). 2015年12月8日閲覧。
  3. ^ 避難場所(北区)”. 札幌市. 2017年1月30日閲覧。
  4. ^ a b c d e 百合が原公園.
  5. ^ 86さっぽろ花と緑の博覧会”. 乃村工藝社. 2015年12月8日閲覧。
  6. ^ 植物リサイクル.
  7. ^ 都市公園コンクール/平成14年度受賞作品紹介”. 日本公園緑地協会. 2015年12月8日閲覧。
  8. ^ 57.百合が原公園、サイロの謎”. エピソード・北区. 札幌市. 2015年12月8日閲覧。

参考資料[編集]

関連項目[編集]