矢板駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
矢板駅
駅舎(2019年3月)
駅舎(2019年3月)
やいた
Yaita
片岡 (6.3km)
(4.8km) 野崎
所在地 栃木県矢板市扇町一丁目1-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)*
所属路線 東北本線宇都宮線
キロ程 141.8km(東京起点)
東京から尾久経由で142.0km
電報略号 ヤイ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
2,829人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1886年明治19年)10月1日
備考 業務委託駅
テンプレートを表示

矢板駅(やいたえき)は、栃木県矢板市扇町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)東北本線である。JR東日本の「宇都宮線」の愛称区間に含まれている。

歴史[編集]

昭和20年代から30年代にかけて、戦災復興の東京へ向けて高原山周辺より大量の木材が集められ当駅より積み出された。東武矢板線沿線や当駅周辺には大きな製材所が多数立地していた。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線、単式ホーム1面1線を持つ地上駅。単式ホーム(下り線)側に駅舎がある。構内には、Suica対応自動改札機指定席券売機がある。那須塩原駅管理のJR東日本ステーションサービスが業務を委託する業務委託駅である。2009年(平成21年)3月31日まではあわせてキオスクもあったが、この日の営業をもって営業を終了し、同年4月8日に店舗は撤去された。また、駅前にはロータリーがある。

バリアフリー化の為の構内跨線橋架け替えとエレベータの設置工事が国の補助事業として2009年度(平成21年度)に行われた。また、再開発が進む駅東口の利便性改善のため、橋上駅舎の要望が市民から寄せられているが、現時点で具体的な計画はない[1][2]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 宇都宮線(東北線) 下り 那須塩原黒磯白河方面[3]  
2 一部の列車
上り 宇都宮大宮東京横浜大船方面[3]
上野東京ライン
3  
  • 主に1番線と3番線を使用する。2番線は上下共用の待避線であり、貨物列車の通過待ちや非常時に使われる。2018年(平成30年)6月時点では、定期列車は上り1本のみ使用する。
  • 2004年(平成16年)3月13日のダイヤ改正以降、湘南新宿ラインの列車は当駅に乗り入れなくなった。

矢板オフレールステーション[編集]

矢板オフレールステーション

矢板オフレールステーション(略称:矢板ORS)は、JR貨物矢板駅に属し、旅客駅の東側にあるコンテナ集配基地である。コンテナ貨物(12フィートコンテナ)を取り扱っており、貨物列車代替のトラック便が1日4.5往復(当施設発が4本)宇都宮貨物ターミナル駅との間で運行されている[4]

JR貨物矢板駅は、かつては貨物列車の発着があり、コンテナは列車で輸送されていた。また駅東南にある日本たばこ産業矢板倉庫へ至る専用線や、同線から当駅方面へ戻るように分岐していた太平洋セメント矢板サービスステーションの専用線もあった。前者は2002年ごろまでコンテナ輸送に、後者は2006年3月までセメント輸送に使用されていた。

セメント輸送の廃止以降は列車・トラック便の設定もなくなっていたが、2007年3月よりトラック便が設定された。

利用状況[編集]

JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は2,829人である[利用客数 1]

近年の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 3,201 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 3,171 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 3,060 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 3,049 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 3,043 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 3,004 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 3,022 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 2,958 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 2,915 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 2,863 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 2,926 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 2,983 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 2,987 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 3,031 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 2,897 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 2,881 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 2,827 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 2,832 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 2,829 [利用客数 1]

駅周辺[編集]

駅本屋は線路の西側にあり、古くからの市街地は西側に存在するが、近年は東側の開発が進んでいる。駅東口へのアクセスは、一旦駅舎を出てから直ぐ左手に有る跨線橋を利用する。

なお、矢板駅と次の野崎駅の間・針生トンネルを過ぎたところは、開通当初に土地買収に難航したことから個人宅の庭先を線路が通っていたことがある[5]。蒸気機関車の火の粉から茅葺き屋根が燃えるなどのトラブルがあったものの、1962年(昭和37年)に複線化工事が着工すると買収に応じた事により解消した[6]

駅西側[編集]

駅東側[編集]

バス路線[編集]

西口[編集]

乗り場 運行事業者 系統 主要経由地 行先 備考 出典
矢板駅 矢板市営バス 泉・長井線 上太田・泉げんきセンター前・やしお苑・郷土資料館前・泉げんきセンター前(以降循環) (循環)矢板駅 休日運休 [7]
上長井・泉げんきセンター前・やしお苑・郷土資料館前・泉げんきセンター前(以降循環) (循環)矢板駅 休日運休
塩谷病院前・城の湯温泉センター道の駅やいた (循環)矢板駅 休日運休
一部便は城の湯温泉センター通過
片岡・安沢線 塩谷病院前・城の湯温泉センター・高塩公民館前・コリーナ矢板片岡駅・境林・城の湯温泉センター(以降循環) (循環)矢板駅 休日運休
一部便は城の湯温泉センター通過
矢板駅東口・矢板東高校前・安沢公民館前・しおや聖苑北 片岡駅 休日運休
塩谷病院・道の駅やいた 城の湯温泉センター 休日運休
中央環状線 矢板中央高校前・矢板駅東口・矢板東高校前 (循環)矢板駅 休日運休
塩田線 幸ヶ岡団地北・塩田公民館前・片俣公民館前・城の湯温泉センター・塩谷病院前 (循環)矢板駅 1日2便、休日運休
塩谷病院前・城の湯温泉センター・片俣公民館前・塩田公民館前・幸ヶ岡団地北 (循環)矢板駅 1日1便、休日運休
沢線 矢板中央高校前・赤坂橋・沢観音前・ハッピーハイランド前 (循環)矢板駅 休日運休
しおや交通 - 塩谷病院・矢板高校玉生・船生 新高徳駅 休日運休

東口[編集]

乗り場 運行事業者 系統 主要経由地 行先 備考 出典
矢板駅東口 矢板市営バス 中央環状線 矢板東高校前・城の湯温泉センター・塩谷病院前 (循環)矢板駅 休日運休
一部便は城の湯温泉センター通過
[7]
片岡・安沢線 矢板駅 城の湯温泉センター 休日運休
1日2便、1便は矢板駅止まり
矢板東高校前・安沢公民館前・しおや聖苑北 片岡駅 休日運休

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
宇都宮線
通勤快速・快速「ラビット」・普通
片岡駅 - 矢板駅 - 野崎駅

脚注[編集]

[ヘルプ]

記事本文[編集]

  1. ^ 矢板市ホームページより
  2. ^ 矢板市東町地区懇談会資料より
  3. ^ a b 駅構内図(矢板駅)”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月5日閲覧。
  4. ^ 『貨物時刻表 平成26年3月ダイヤ改正』、鉄道貨物協会、2014年、 145頁。
  5. ^ 1957年12月18日朝日新聞『農家の庭を東北線』
  6. ^ 1963年5月8日交通新聞『庭の中を“列車”が走る 東北線の珍名所消える』
  7. ^ a b 矢板市営バスの運行について

利用状況[編集]

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。

関連項目[編集]