矢田部厚彦

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矢田部 厚彦(やたべ あつひこ 1929年9月17日 - )は、日本の元外交官。筆名綾部克人(あやべ かつひと)[1][2]

東京大学法学部在学中に外交官試験に合格し、中退して外務省に入る[3][4]。駐ベトナム大使、海外経済協力基金理事、1986年大臣官房付。1987年駐オーストリア大使、1989年帰国し待命、1990年駐ベルギー大使、兼ルクセンブルグ大使、1992年駐フランス大使。兼ジブチ大使、1994年EC日本政府代表部特命全権大使、同年退官後はソニー顧問を務めた。1999年秋、勲二等旭日重光章受勲[5]。NPO日本アンリ・ファーブル会会長を務める。

家族[編集]

父は駐タイ特命全権公使の矢田部保吉。矢田部和彦(パリ第7大学助教授)は長男。

著書[編集]

  • 『核兵器不拡条約論 核の選択をめぐって』有信堂 1971
  • 『ある大使の生活と意見 ハノイにて』読売新聞社 1984
  • 『宰相ミシェル・ド・ロピタルの生涯 あるルネサンス政治家と良心の自由』読売新聞社 1985
  • 『贋十日物語(デカメロン) 遍歴綺譚』綾部克人 スリーエーネットワーク 1994
  • 『ヴェトナムの時』スリーエーネットワーク(1995年)
  • 『東西遊記』鳥影社 2001
  • 『職業としての外交官』文春新書(2002年)
  • 『日本外交とは何か―その歴史と精神』平凡社(2005年)
  • 『敗北の外交官ロッシュ』(白水社、2014年)

共著編[編集]

  • 『フランス今昔―その知られざるプロフィール』井川克一共著 勉誠出版 (鹿島平和研究所叢書) (2003年)
  • 『憶ひ出の記 或る家族の明治・大正・昭和』矢田部たか共著 矢田部会 2007

翻訳[編集]

  • ベルトラン・ゴールドシュミット『秘録 核開発をめぐる国際競争』毎日新聞社 1970
  • アラン・コルナイユ『幕末のフランス外交官 初代駐日公使ベルクール』編訳 ミネルヴァ書房 2008 (シリーズ・人と文化の探究)
  • リチャード・シムズ『幕末・明治日仏関係史 1854~1895年』ミネルヴァ書房 2010 (Minerva日本史ライブラリー)

脚注[編集]

  1. ^ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/00095765
  2. ^ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/00364248
  3. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.199
  4. ^ 敗北の外交官ロッシュ 著者紹介
  5. ^ 「99年秋の叙勲 勲三等以上と在外邦人、外国人、在日外国人の受章者一覧」『読売新聞』1999年11月3日朝刊