石井将希

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石井 将希
阪神タイガース #93
M.Ishii.jpg
2018年5月26日 ナゴヤ球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 群馬県高崎市
生年月日 (1995-07-12) 1995年7月12日(25歳)
身長
体重
180 cm
87 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2017年 育成選手ドラフト1位
初出場 2020年10月7日
年俸 420万円(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

石井 将希(いしい まさき、1995年7月12日 - )は、群馬県高崎市出身のプロ野球選手投手)。左投左打。阪神タイガース所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

三人兄弟の末子。6歳年上の長兄・3歳年上の次兄ともバスケットボールを習っていた影響で、自身も小学3年時まではバスケットボールに興じていた。しかし、ソフトボール大会へ偶然参加したことをきっかけに、小学4年時から軟式野球へ転向した。ただし、転向当初は野球の知識がないまま、右利き用のグラブでプレー。その姿を見た指導者の勧めで左投げに変えたことが、大きな転機になったという[2]

佐野中学校時代には、軟式野球部へ所属[3]。当時白夜書房から発行されていた『野球小僧』に有望選手として取り上げられるほど、左腕投手として抜群の能力を発揮した[2]

桐生第一高校では、1年時からベンチ入り[3]。3年春の群馬県大会で死球を受けて右手甲を骨折するが、夏の群馬大会2回戦で実戦に復帰したところ、5回3失点という内容でチームの勝利に貢献した[4]。もっとも、次の3回戦で敗退する[5]など、在校中には春夏とも甲子園球場の全国大会と無縁であった。

上武大学への進学後は、2年時の春に関甲新学生野球のリーグ戦へ初めて登板すると、4勝を挙げて最優秀新人賞を獲得[6]。在学中は、主に救援で起用された[7]。同学年に島田海吏がいる。

2017年のNPB育成ドラフト会議で、阪神タイガースから1巡目で指名。支度金200万円、年俸300万円(金額は推定)という条件で、育成選手として入団した[8]。背番号は121[9]。ちなみに、育成ドラフト会議の前に開かれた支配下登録選手向けのドラフト会議では、島田も阪神から4巡目で指名[10]。後に入団したため、石井と再びチームメイトになった。

プロ入り後[編集]

2018年には、ウエスタン・リーグ公式戦に12試合登板し、防御率9.00で勝敗は付かなかった。シーズン終了後には、台湾で催されたアジア・ウィンター・リーグに、NPBウエスタン・リーグ選抜チームの一員として参加。2試合で先発を任されるなど、4試合に登板した[11]

2019年には、救援投手として、ウエスタン・リーグ公式戦トップの48試合に登板[12]。2勝2敗1セーブ、防御率3.46という成績を残したが、支配下選手契約への移行は見送られた。

2020年には、ウエスタン・リーグ公式戦で開幕から9月下旬までに、17試合の救援登板で防御率1.07をマーク。シーズン特例による新規契約期限日の9月30日に、自身と同じ左投手の横山雄哉と共に、育成選手契約から支配下選手契約へ移行した[13]。背番号は93[14]で、登録の翌日(10月1日)まで12登板試合連続無失点という好成績を残していたこと[15]も背景に、同月7日の対広島東洋カープ戦(マツダスタジアム)8回裏に一軍公式戦へデビュー。一軍公式戦への登板はこの1試合だけにとどまった[16]が、ウエスタン・リーグ公式戦では27試合の登板で、防御率1.50という好成績を記録した[17]。レギュラーシーズン最終盤から参加しているフェニックスリーグではサイドスローに挑戦している[18]

選手としての特徴[編集]

左腕から最速150km/hのストレート[19]と、スライダーカーブフォークチェンジアップといった多彩な変化球を投げ分ける[8]

阪神へ入団した2018年まではセットポジションで投げていたが、同年の秋季キャンプから投球フォームを改造。右足を高く上げたまま、軸足である左足に体重を乗せるなど、身体を大きく使いながら思い切って投げることを意識するようになった[20]。2020年のウエスタン・リーグ公式戦ではこのフォームで好成績を残したが、一軍の公式戦へ1試合登板しただけで出場選手登録を抹消された後に、オーバースローからサイドスローへ転向した[21]。チームにサイドスローの左投手がいないことや、この年の一軍生活がわずか1イニング(2被安打1失点)で終わったことを背景に、「何か変えないといけない」という危機感を持ったことによる[18]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2020 阪神 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 7 1.0 2 0 2 0 0 0 0 0 1 1 9.00 4.00
通算:1年 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 7 1.0 2 0 2 0 0 0 0 0 1 1 9.00 4.00
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



投手












2020 阪神 1 0 0 0 0 ----
通算 1 0 0 0 0 ----
  • 2020年度シーズン終了時

記録[編集]

背番号[編集]

  • 121 (2018年 - 2020年9月29日)
  • 93 (2020年9月30日 - )

登場曲[編集]

  • 「スポットライト」 - HISATOMI (2018年 - )

出典[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 阪神 - 契約更改 - プロ野球 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. 2020年12月19日閲覧。
  2. ^ a b 阪神育成1位・石井 野球知識ゼロのバスケ少年が偶然に導かれて…スポーツニッポン 2018年1月20日
  3. ^ a b 『やせたら藤浪投手』阪神の育成ドラフト1位・石井、年俸300万円で仮契約 サンケイスポーツ 2017年11月28日閲覧
  4. ^ 桐生第一・石井 骨折から復活/群馬大会 日刊スポーツ 2017年11月28日閲覧
  5. ^ 10年春夏連覇の興南が散る/地方大会 日刊スポーツ 2017年11月28日閲覧
  6. ^ 阪神育成1位藤浪似の石井仮契約「痩せたら似てる」 日刊スポーツ 2017年11月28日閲覧
  7. ^ 阪神・育成ドラフト1位の上武大・石井、驚きも「勝負したい」/ドラフト サンケイスポーツ 2017年11月28日閲覧
  8. ^ a b 自称「痩せたら藤浪」の育成ドラフト1位・石井「一軍の舞台で勝負したい」 デイリースポーツ 2017年11月28日閲覧
  9. ^ ドラフト1位馬場は「18」 2位高橋は「29」新入団会見で背番号発表 デイリースポーツ 2017年12月4日閲覧
  10. ^ 阪神ドラフト4位島田海吏“藤浪返り討ち”で開幕一軍だ 日刊スポーツ 2017年11月28日閲覧
  11. ^ 2018アジアウインターベースボールリーグ(AWB)試合結果NPB日本野球機構
  12. ^ 2019年度 ウエスタン・リーグ  リーダーズ(投手部門)NPB日本野球機構
  13. ^ "新規支配下選手登録(2020年度)". NPB.jp. 日本野球機構. 30 September 2020. 2020年9月30日閲覧
  14. ^ "横山雄哉選手、石井将希選手との支配下選手契約締結について". 阪神タイガース. 30 September 2020. 2020年10月8日閲覧
  15. ^ "阪神石井「いつも通り」支配下登録後の初登板で0封". nikkansports.com. 日刊スポーツ. 1 October 2020. 2020年10月8日閲覧
  16. ^ "阪神石井1失点デビュー「一軍レベルは…」矢野監督". nikkansports.com. 日刊スポーツ. 8 October 2020. 2020年10月8日閲覧
  17. ^ 2020年度 阪神タイガース個人投手成績(ウエスタン・リーグ)NPB日本野球機構
  18. ^ a b "阪神石井サイドスローに挑戦「左のサイドは貴重に」". 日刊スポーツ. 日刊スポーツ. 13 November 2020. 2020年11月21日閲覧
  19. ^ 阪神育成の石井、2回0封も平田二軍監督は辛口採点日刊スポーツ 2019年10月19日
  20. ^ 阪神石井フォーム改造奏功、支配下へ戦友活躍も励み日刊スポーツ 2019年6月2日
  21. ^ “サイド転向の阪神石井「引き出しを」緊急登板で結果”. 日刊スポーツ. (2020年11月21日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/202011210000965.html 2020年11月28日閲覧。 

関連項目[編集]