神坂次郎

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神坂 次郎
誕生 中西 久夫
(1927-03-02) 1927年3月2日(92歳)
和歌山県和歌山市
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
代表作 『黒潮の岸辺』
『縛られた巨人 南方熊楠の生涯』
『熊野御幸』
主な受賞歴 第2回日本文芸大賞
第1回大衆文学研究賞(評伝部門)
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神坂 次郎(こうさか じろう、1927年3月2日 - )は、日本小説家。本名、中西久夫三田文学会員。社団法人日本ペンクラブ理事。

経歴[編集]

1927年3月2日和歌山県和歌山市出身。1943年4月、陸軍航空学校に入校し、鹿児島県知覧特攻基地を経て、航空通信隊員として愛知県小牧飛行基地で任務時に終戦を迎える。終戦に際し、日本陸軍の暗号書等の重要書類を処分する役目を荷った。書類を燃やしながら涙が止めどなく流れたと後に回想している。

戦後、演劇関係の仕事に就き、長谷川伸と知り合い、時代小説を書き始める。1982年、『黒潮の岸辺』にて第2回日本文芸大賞受賞。1987年、『縛られた巨人 南方熊楠の生涯』で第1回大衆文学研究賞(評伝部門)受賞。

1992年皇太子徳仁親王熊野行啓に際し、自著『熊野御幸』を2時間半に渡って進講。自らの特攻隊員としての体験や、地元和歌山の偉人を取り上げた作品を執筆し ている。

著書[編集]

  • かれいの砦 春陽堂書店 1966
  • 空を駆ける盗賊 春陽文庫 1966
  • おれは豪傑 春陽文庫 1968
  • 紀州の方言(編著)有馬書店 1970
  • 黒潮のろまん 有馬書店、1971 「黒潮の岸辺」中公文庫
  • 草書本猿飛佐助 春陽堂書店 1972 のち中公文庫、ケイブンシャ文庫   
  • 徳川家康 物語と史蹟をたずねて 成美堂出版 1976 のち文庫  
  • 金谷上人行状記 成美堂出版 1976 「天馬空をゆく」新潮文庫、小学館文庫    
  • 男いっぴき物語 南海色豪伝 光風社書店 1976 のち新潮文庫、徳間文庫    
  • 紀州史散策 第1-5集 有馬書店 1976-82  のち一部朝日文庫
  • くろしおのくにの19のものがたり 和歌山県の民話 太平出版社 1978 (母と子の図書室)
  • 熊野路 保育社 1978 (カラーブックス)
  • 『おかしな侍たち』(東京文芸社 1978年12月)のち河出文庫、徳間文庫、「奇妙な侍たち」中公文庫    
  • 紀州いろは 梅田恵以子共著 ゆのき書房 1979 (ゆのき叢書)
  • 鬼打ち猿丸 多屋孫書店 1981 のち中公文庫 
  • 和歌山県人(編)新人物往来社 1982 (日本人国記)
  • 花咲ける武士道 東京文芸社 1983 のち河出文庫 
  • 『元禄御畳奉行の日記 尾張藩士の見た浮世』(中公新書、1984 のち文庫)
  • 紀州流・恋のボディランゲージ 吉田弥左衛門 1985 (田奈部豆本)
  • 『今日われ生きてあり』(新潮社 1985年7月)のち文庫  
  • 『幕末を駆ける』(中央公論社 1985年11月)のち文庫  
  • 紀州歴史散歩 古熊野の道を往く 創元社 1985
  • 秘伝洩らすべし 河出文庫 1986 のちケイブンシャ文庫  
  • 江戸を駆ける 中央公論社 1986 のち文庫  
  • 『縛られた巨人 南方熊楠の生涯』(新潮社、1987 のち文庫)
  • 元禄武士学 武道初心集を読む 中央公論社 1987 のち文庫  
  • だまってすわれば 観相師・水野南北一代 新潮社 1988 のち文庫、小学館文庫   
  • 戦国を駆ける 中央公論社 1988 のち文庫  
  • 熊野路をゆく 編集工房ミトラ 1988
  • 黒鯨記 新人物往来社 1989
  • 討ちてしやまん物語 PHP文庫 1989
  • 天鼓鳴りやまず 北畠道竜の生涯 中央公論社 1989 のち文庫  
  • 走れ乗合馬車(オムンボス) 由良守応の生涯 朝日新聞社 1989 のち文庫
  • おかしな大名たち 中央公論社 1990 のち文庫  
  • 『今昔おかね物語』(新潮社 1990年8月)のち文庫  
  • 狼 徳間文庫 1990
  • 掌のなかの顔 掌説集 新人物往来社 1991
  • 修羅を生きる 中央公論社 1991
  • 熊野風濤歌 徳間文庫 1991
  • <熊野>太平記 梅原猛対談 創樹社 1992
  • 『熊野御幸』(新潮社 1992年2月)「藤原定家の熊野御幸」角川文庫
  • 戯曲 元禄御畳奉行の日記 中央公論社 1992
  • 男この言葉 アウレア・ディクタの系譜 日本経済新聞社 1992 のち新潮文庫  
  • 修羅に賭ける プレジデント社 1993
  • 海の伽耶琴 雑賀鉄砲衆がゆく 徳間書店 1993 のち講談社文庫  
  • 兵庫頭の叛乱 毎日新聞社 1993 のち新潮文庫  
  • 男戦いの日々 海の彼方の八つの話 PHP研究所 1994
  • 熊野まんだら街道 新潮社 1994 のち文庫 
  • サムライたちの自由時間 毎日新聞社 1994 のち中公文庫 
  • 地球上自由人 中央公論社 1994 のち文庫  
  • 天馬の歌 ウォラートゥス松下幸之助 日本経済新聞社 1994 のち新潮文庫、PHP文庫    
  • およどん盛衰記 南方家の女たち 中央公論社 1994 のち文庫  
  • 勝者こそわが主君 新潮社 1995 のち文庫  
  • 『紀州政事草』を読む 吉宗が語る「享保の改革」の原点 リーダー学 プレジデント社 1995
  • 復讐党始末 天明群盗伝 角川書店 1995 のち徳間文庫 
  • 特攻隊員の命の声が聞こえる 戦争、人生、そしてわが祖国 PHP研究所 1995 のち文庫  
  • サムライたちの小遣帳 新潮社 1996 のち文庫
  • 千人斬り 新潮文庫 1996
  • 剣談女談 対談集 PHP研究所 1996
  • 竜馬と伊呂波丸 毎日新聞社 1996
  • 波瀾万丈 新潮社 1997 「おれは伊平次」講談社文庫
  • 海の稲妻 根来・種子島衆がゆく 日本経済新聞社 1998 のち講談社文庫 
  • 神坂次郎集 リブリオ出版 1999 (もだん時代小説第14巻)
  • 猫男爵 バロン・キャット 小学館 2002 (サライ・ブックス)『猫大名』(改題)(中公文庫 2009年1月)
  • 特攻-還らざる若者たちへの鎮魂歌 PHP研究所 2003 のち文庫
  • 時空浴 熊野高野から 日本放送出版協会 2003
  • 南方熊楠の宇宙 末吉安恭との交流 四季社 2005
  • 特攻隊員たちへの鎮魂歌 PHP研究所 2005 のち文庫  
  • 漂民ダンケッチの生涯 文藝春秋 2006

関連項目[編集]