神奈川中央交通町田営業所

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神奈川中央交通町田営業所
町田駅前通りの中央走行式バス専用レーンを走る「ツインライナー」

神奈川中央交通町田営業所(かながわちゅうおうこうつうまちだえいぎょうしょ)は、東京都町田市野津田町字関ノ上350に位置する神奈川中央交通の営業所の一つ。営業所の略号は「」で、車庫の通称および最寄バス停留所は「野津田車庫」。営業所敷地西側に小田急バス町田営業所が隣接している。

本項では以下、単に「バスセンター」「町田BC」と表記した場合は町田バスセンターを、「ターミナル」「町田TM」と表記した場合は町田ターミナル[注釈 1]を指すものとする。

概要[編集]

横浜線小田急小田原線が交差する町田駅を中心に、山崎団地・藤の台団地などの大型団地と沿線各地へ満遍なく路線網を持つ。

町田営業所の歴史は、第二次世界大戦開戦直後に関東バス原町田営業所の路線を譲受したことから始まる。当時の関東バスは「関東乗合自動車」の会社名で、戦前からの路線を持つ新宿・中野・荻窪などの中央線沿線と、その地域から離れた原町田周辺に路線を持つ会社だったが、関東バスが原町田地区から撤退したことでそれらの路線を譲受し、原町田駅前に「原町田営業所」を開設した。

沿革[編集]

  • 1941年12月15日 - 関東乗合自動車(現在の関東バス)から原町田営業所の路線を譲受。原町田駅前に原町田営業所を開設。
  • 1952年2月23日 - 神奈川県高座郡大和町(当時)に鶴間営業所を開設。原町田営業所は鶴間営業所の原町田出張所となる。
  • 1957年6月25日 - 東京都南多摩郡町田町(当時)森野に町田営業所を開設し、鶴間営業所は鶴間派出所とする。町田営業所は東京都内の路線を、鶴間派出所は町田南地域のほか鶴間・大和・相武台・座間・横浜市方面の路線を所管。
  • 1964年5月21日 - 鶴間派出所を町田営業所鶴間操車所に改称。
  • 1967年8月10日 - 急激な人口増や団地開発によるバス運行本数激増への対応として、新原町田駅西口にバスターミナルを緊急整備し、使用開始する。
  • 1969年8月20日 - 町田市野津田町字関ノ上に野津田操車所(野津田車庫)を開設、営業所機能を森野から野津田へ移転(森野操車所は待機所として使用し、その後閉鎖。一部は自社飲食店らーめん花樂店舗用地となる)。
  • 1970年
1月1日 - 新道(現在の町田駅前通り)の開通に伴い、新原町田駅バスターミナル発着系統を新原町田駅を経由しない経路に変更。
7月1日 - 鶴間操車所を大和営業所として分離。
7月27日 - 鶴川駅 - 鶴川団地線(鶴11)で日本初となる深夜バスを新設。
  • 1973年11月12日 - 東京バス協会および都営・民営各社の協議により東京都内の路線に順次系統番号が導入される。神奈中でも町田営業所の路線で実施(他営業所の路線は一部を除き未実施)。
  • 1977年10月11日 - 町田市内の複数の団地を巡回する「買物バス」2路線3系統(町47・町48および町50)を新設。
  • 1981年4月1日 - 旧・新原町田駅バスターミナルを整備し町田バスセンターを開設、使用開始。
  • 1983年10月31日 - バスセンター - (旧)原町田駅間に新道が開通、旧・原町田駅跡に整備された町田ターミナルプラザ内に町田ターミナルを開設、一部路線を経由させる。
  • 1988年7月1日 - バスセンターが改良され、2015年現在まで続く形状になる。市民ホール - バスセンター -ターミナルの区間に中央走行式のバス専用レーンが導入。
  • 1990年2月9日 - 管内全路線で神奈中バスカード利用開始。
  • 1995年 - 町田営業所のうち観光貸切バスを神奈中ハイヤーへ移管。町田観光バス営業所を野津田車庫内に開設。
  • 1996年
3月2日 - 東京都の補助金により、リフト付きバスを導入。
8月1日 - 管内全路線でバス共通カードに対応。
月日不明 - 小田急グループ内の事業再編で、箱根登山観光バスを神奈中ハイヤーが統合。これに伴い、町田観光バス営業所は町田市鶴間字大ヶ谷戸に所在の旧・箱根登山観光バス東京営業所へ移転(後に神奈中ハイヤー観光バス町田営業所、神奈中観光町田営業所を経て、現在は神奈中観光東京営業所)。
6月16日 - 大規模なダイヤ改正。過剰運行の路線で減便を行った。町98・鶴30・34を廃止し、日中の山崎団地・藤の台団地線など、野津田車庫への出入庫を兼ねていた系統にパターンダイヤを導入した。
3月16日 - 全路線でGPSによるバスロケーションシステムの運用開始。
9月28日 - ICカードリーダー(PASMO / Suica用アンテナ)を設置。10月までに、まちっこ専用車を除く全車に設置を完了。
1月1日 - 神奈川中央交通グループの乗合バス事業再編に伴い[1][2]相模神奈交バスへの一部路線の管理委託を解消し、全路線が神奈川中央交通直轄となる。
3月21日 - 鶴01・08・10・11・13・26と町13(始発から9時台までの山崎団地センター発の便)、「まちっこ」を除き、乗降方法を「中乗り・前降りの運賃後払い方式」に変更[3]。同時に金井経由路線(町50・町52・町54)の経路変更を実施[4]
  • 2020年9月5日 - 大幅なダイヤ改正実施。一部系統の運行本数削減のほか、深夜バスの大幅削減、特に土曜日の深夜バス運行を全廃する[5]

現行路線[編集]

◆印:2016年12月31日まで相模神奈交バス管理委託のダイヤと共同運行、もしくは完全委託路線だった系統

町田駅発着路線の系統番号の内訳[編集]

町田駅およびその周辺を発車する路線は非常に多く、その全てが神奈川中央交通によって運行されている。山崎団地・藤の台団地などの町田市内の各団地や、横浜線東急田園都市線各駅へ向かう路線など、非常に複雑である。そのため、ここでは系統番号でどの方面へ向かう路線かを一覧にまとめることとした。路線改編によって多少の例外が生じている個所もあるが、他営業所管轄の路線も含めて町田系統の番号は概ね以下の通りである。

  • 町01 - :町田営業所担当の旧・原町田系統など
  • 町04 - :相模原市内方面(相模原営業所)
  • 町11 - :境川団地方面
  • 町21 - :市民病院方面
  • 町32 - :忠生公園前方面、その他
  • 町36 - :市民病院方面
  • 町41 - :藤の台団地方面、その他
  • 町50 - :金井・本町田方面
  • 町60 - :その他
  • 町70 - :成瀬街道方面(大和営業所)、その他
  • 町80 - :金森方面(大和営業所)
  • 町90 - :成瀬街道方面(大和営業所)
  • 町95 - :その他(2020年現在は全て欠番)

なお、町田ターミナル発着路線のうち、木曽南団地・山崎団地・小山田・藤の台団地方面の路線は、始発から8:59までと21:00以降は町田バスセンター発着となる。

町田BC - 玉川学園前駅方面[編集]

玉川学園前駅北側の踏切を渡る町03の折返便 (ま81)
  • 町03:町田BC - 町田TM - 原町田四丁目 - 町田第一小学校入口 - 南大谷都営前 - 玉川学園前駅(土曜・休日運休)

町田から玉川学園前駅までを結ぶ路線で、以前は玉川学園前駅から一つ先の「松風台」まで運行していたが、松風台折返場の閉鎖・土地売却により玉川学園前駅発着へ短縮している。なお、玉川学園前駅には折返場所が無いため、降車後に駅北側の踏切を渡ってから駅と奈良北団地方面を結ぶ住宅街の狭隘路をラケット状に折返して、乗車停留所へ回送する。このため、当路線は原則として大型車が運行されず、町田営業所の一般車両で唯一の中型車であるいすゞ・エルガミオ(ま81号車)が専属で使用されている。

町田BC - 境川団地 - 木曽南団地方面[編集]

  • 町12:町田TM - 境川団地 - 木曽南団地
  • 町17:町田BC - 境川団地 - 木曽南団地 - 町田総合高校前 - 日向根トンネル - 矢部八幡前 - 淵野辺駅北口
  • 町78:町田BC - 境川団地 - 木曽南団地 - 町田総合高校前 - 忠生 - 忠生三丁目 - 図師大橋 - 図師 - 野津田車庫

町田駅から横浜線沿いに進み、境川団地・木曽南団地方面へ向かう主力路線で、日中時間帯でも町田ターミナルに乗り入れる唯一の路線となっている。かつては大和営業所との共同運行だった。町17は、町12を淵野辺駅まで延伸させた路線で、矢部八幡前より多摩営業所の町29と同様の経路で淵野辺駅北口へ至る。町78は出入庫路線で、前述の町17と同一経路で町田総合高校から数百メートル北西側の根岸一丁目交差点を右折、忠生を経由して野津田車庫へ至る。

以前は町12が頻発されていたが年を追うごとに減便され、2020年9月のダイヤ改正で平日・土曜の朝夕(木曽南団地発は平日朝)のみの運行に大幅減便となった。日中は代替として町17・78が毎時1便が運行され、他に後述の町33が毎時2~3便と併せて町田BC - 木曽南団地間は毎時4~5便が確保されている。

町田BC - 下山崎・小山田桜台方面[編集]

  • 町32:町田BC - 境川団地 - 上横町 - 木曽 - 忠生公園前 - 忠生三丁目 - 桜美林学園 - 小山田桜台
  • 町33:町田BC - 境川団地 - 木曽南団地 - 町田総合高校前 - 忠生公園前 - 山崎高校入口 - 下山崎
  • 町34:町田BC - 第四小学校前 - 市民病院前 - 木曽 - 忠生公園前 - 忠生三丁目 - 桜美林学園 - 小山田桜台(休日運休)
  • 町66:町田BC - 第四小学校前 - 市民病院前 - 木曽 - 忠生公園前 - 山崎高校入口 - 下山崎(土曜・休日運休)

町33は町田山崎団地のすぐ北側に位置する大規模マンション「シーアイハイツ町田」のある下山崎へ向かう路線で、前述の町17・78とは木曽南団地まで同一経路で進むものの、町田総合高校すぐ手前の交差点を右折し、山崎団地の建物を右手に見ながら奥の下山崎へ向かう。かつては全て町32の経路で運行されていたが、平日日中は毎時1便が市民病院前経由の町66で運行される。このように、境川団地~忠生付近の一部区間で経路が異なるほか、町田総合高校前停留所は往復共に前述の淵野辺方面の路線とは別の停留所に停車するため、利用の際は注意が必要である。以前は忠生公園入口停留所、忠生二丁目停留所が往復共に専用停留所を使用していたが、他路線とはやや離れた場所に設置されており、2018年5月1日にそれぞれ「秋葉神社前」「山崎小学校前」へ改称された。

町田BC - 山崎団地・やくし台方面[編集]

「山団センター」表示の町25 (ま141) 山崎団地センター
「山団センター」表示の町25 (ま141)
山崎団地センター
  • 町13:町田BC -(急行)- 木曽入口 - 山崎団地センター
  • 町15:町田TM - 町田BC - 境川団地 - 木曽入口 - 山崎団地センター - 山崎団地
  • 町15:町田BC → 境川団地 → 木曽入口 → 山崎団地センター → 山崎団地(深夜バス)
  • 町20:山崎団地センター → 木曽入口 → 境川団地 → 町田BC
  • 町23:山崎団地センター → 木曽入口 → 市民病院前 → 町田BC
  • 町24:町田TM - 町田BC - 市民病院前 - 木曽入口 - 山崎団地センター - 山崎団地
  • 町25:町田BC → 第四小学校前 → 市民病院前 → 木曽入口 → 山崎団地センター → 今井谷戸 → 薬師池 → 野津田車庫(深夜バス)
  • 町35:野津田車庫 → 薬師池 → 今井谷戸 → 山崎団地センター → 木曽入口 → 境川団地 → 町田BC(土曜早朝運行)
  • 町37:町田BC - 第四小学校前 - 市民病院前 - 木曽中原 - 町田木曽会館前 - 今井谷戸 - 藤の台団地 - やくし台センター
  • 町61:町田BC → 境川団地 → 木曽入口 → 山崎団地センター → 今井谷戸 → 藤の台団地 → やくし台センター → 野津田車庫(深夜バス)

町田営業所の最主力路線群で、町田駅と町田市内最大規模の団地である「町田山崎団地」「木曽山崎」(町田木曽住宅)を結ぶ。このうち山崎団地行き(町15・24)は、山崎団地内の「北二号」停留所が最寄りとなる東京都立山崎高等学校への通学路線としても利用される。現在は終日に渡って山崎団地発着路線が中心のダイヤで運行されるが、かつては日中に山崎団地発着と山崎団地センター発着が交互に運行され、町田バスセンターから山崎団地センターへは6分間隔(うち1便は町13急行)、山崎団地へは12分間隔(うち1便が町15)のダイヤが組まれていたが、2016年5月30日のダイヤ改正で大半が山崎団地発着へ変更、2018年5月1日のダイヤ改正で山崎団地センター発着(町20・23)は町田駅行き方向のみの運行に変更、終日に渡って山崎団地発着が運行される。

町13急行便は町田バスセンターから境川団地、木曽入口から山崎団地センターまでの各停留所に停車する。並行路線が多数存在するため、平日朝夕の通勤時間帯は大半が急行で運行される一方、それ以外の時間帯は毎時1便に留まっている。以前は夜間の一部便に通常の大型車を使用していたが、2016年5月30日のダイヤ改正からは全便ツインライナーの運用に変更された。

町25・35は野津田車庫発着の出入庫路線だが、山崎団地・山崎団地センターへの出入庫は大半が車庫との回送で、この路線は他路線からの出入庫で用いられる。給水塔前からは今井谷戸を抜け、町55と同経路で野津田車庫へ向かう。2018年5月1日のダイヤ改正で前述の山崎団地センター発着と同様に片方向運行となり、町25は平日深夜バスのみ残存、町35は土曜早朝の車庫発のみとなった。

町37は、他の山崎団地方面の系統とは若干異なる経路を通り、小田急不動産が分譲した「やくし台」へ向かう。開設当初は町25と同じ経路で薬師池まで進み、薬師トンネルを抜けてやくし台団地へ行く経路だったが、薬師台地区の開発進展で折返場と新道の整備が進んだことや、市民病院への路線運行要請などから藤の台団地経由・やくし台センター発着に変更され、さらに町田木曽住宅住民からの要請で木曽中原経由になるなど、住民要望を多く取り入れた路線となった。なお、木曽中原経由に変更された当初は、それまで停車していた山崎団地センターに停車しなくなることから町37専用の乗り場が設けられたが、従来の山崎団地センター乗り場とは離れ過ぎていたため、分離させたうえで名称を「町田木曽会館前」に変更している。

町61は前述の町35を発展させた深夜バスで、今井谷戸から藤の台団地、やくし台センターへ向かい、薬師トンネルを経由して右折、野津田車庫へ向かう。平日深夜の車庫行きのみ設定され、境川・木曽・町田木曽・山崎・藤の台などの町田市中部に位置する大規模住宅のほとんどを経由するように設定するため、週末以外でも非常に混雑する。以前は平日2便土曜1便が設定されていたが、2020年9月のダイヤ改正で平日24:28に繰り上げられ、さらに平日25時台と土曜の深夜バスは廃止された。ダイヤ改正前は平日の町田バスセンター発25:02発は神奈川中央交通で最も遅くに出発する便で、横浜線最終電車と、小田急小田原線新宿0:20発の急行海老名行き(新百合ヶ丘から各駅停車)と接続しており、これらが遅れた場合は接続待ち合わせのため、発車を数分程度遅らせていた。

なお、時刻表・行先表示などの表記や乗客への案内において、山崎団地センターを「山団センター」と略すことがある。またツインライナーは、2009年頃からの町田市の連節バス導入構想[6]に基づいて、2012年5月28日より町13急行に限定して導入されたもの[7]だが、2016年2月28日からは後述の町田BCと野津田公園を結ぶ直行バスでも使用されるようになった。ツインライナーの運行開始にあわせ、急行は途中の境川団地も停車するようになったため、朝9時までの町田行きを除いて従来の運賃前払いから後払いへ変更となった。

町田BC - 日大三高方面[編集]

  • 町16:町田BC - 横町 - 図師大橋 - 日大三高
  • 町16:町田BC - 横町 -(日向根トンネル)- 日大三高

町田バスセンター発が朝、高校発が夕方運転の通学専用路線で、どちらも急行運転となる。横町・図師大橋に停車するものと、横町のみ停車するもの(日向根トンネル経由)があり、時刻表や行先方向幕でも区別されている。なお、日大三高行きの降車は終点のみ、町田バスセンター行きの乗車は日大三高のみ扱われ、町田バスセンター - 横町・図師大橋または横町 - 図師大橋のみの利用は不可能である。

日大三高の学生や関係者が最優先となるが、一般客も利用可能である。なお、休日はほとんど運行されないが、実際には曜日を問わず学校行事や登校・終業・部活動などの時間にあわせて柔軟な臨時便の運行が実施される。

町田BC - 市民病院 - 市立室内プール方面[編集]

かつて在籍していたリフト付きバス「ま197」は町39専属だった。現在は道南バスへ移籍している。
  • 町38:町田BC → 第四小学校前 → 市民病院前 → 上宿 → 根岸 → 市立室内プール(土曜・休日運休)
  • 町39:町田BC - 第四小学校前 - 市民病院前 - 上宿 - 根岸 - 市立室内プール - 日大三高入口 - 図師大橋 - 図師 - 野津田車庫

町田バスセンターと町田市立室内プールを結ぶ路線。開設当初は町38が主力で、出入庫便となる町39は本数が少なかったが、1997年の改正で町39が増便されるとともに町38は平日1便のみの運行となっている。現在、市立室内プール停留所にあった折返場は閉鎖され、町田市のゴミ収集車などが使用するCNGガススタンドとなった。そのため、町38も現在は市立室内プール方向への片方向運行のみになっている。

町田BC - 市民病院 - 上宿・図師方面[編集]

  • 町21:町田BC - 第四小学校前 - 市民病院正門
  • 町22:上宿 → 市民病院前 → 第四小学校前 → 町田BC
  • ◆町26:町田BC - 第四小学校前 - 市民病院前 - 上宿 - 根岸 - 図師大橋 - 図師 - 野津田車庫
  • 町27:町田TM - 第四小学校前 - 市民病院前 - 上宿 - 根岸 - 図師大橋 - 日大三高入口 - 小山田(多摩営業所と共同運行)
  • 町31:町田BC - 第四小学校前 - 市民病院前 - 上宿 - 根岸 - 図師大橋 - 図師 - 日大三高東 - 多摩丘陵病院
  • 町36:町田BC - 第四小学校前 - 市民病院前 - 上宿 - 根岸 - 図師大橋 - 図師 - 野津田高校入口 - 五反田 - 大蔵 - 鶴川駅
  • ◆町45:町田BC - 第四小学校前 - 市民病院前 - 上宿 - 根岸 - 図師大橋 - 図師 - 都立野津田高校

町21は市民病院正門まで行く短距離路線で、病院到着後はそのまま乗降扱い後に直進して滝の沢交差点を左折、市民病院前を経由して町田バスセンターへ向かう。経路上は循環で、かつては通し運行の便もあったが、現在は病院正門で打ち切りとなり、通し乗車は出来ない。朝の通勤時間帯に浄水場前 - 町田駅の混雑緩和(市民病院正門発)を目的としている。2019年4月より、まちっこ公共施設巡回ルートの経路変更に伴い、旭町交差点付近から市民病院正門の区間に「旭町」停留所(片方向のみ)が新設され、停車するようになった。

町26は上宿・図師方面への中心路線で、一部は出入庫を兼ねている。上宿発着の区間便である町22はかつて頻発していた時期があった[注釈 2] が、現在は町21同様に混雑緩和目的で平日朝1本の上宿発が残るのみである。

町27は図師大橋から逸れて都道155号経由で小山田へ向かう路線で、桜橋 - 大泉寺は道路の拡幅整備中で狭隘だが、大型車で運行される。多摩営業所と共同運行となっており、他の町田ターミナル発着系統に日中の町田バスセンター発着が存在しないのに対し、町27は日中でも一部が町田バスセンター発着となっている。

町31は市北部にある多摩丘陵病院を結ぶ路線で、かつては多摩センター駅または唐木田駅までの延伸計画があり、唐木田駅行きとして「町40」の方向幕まで準備されていたが、京王帝都電鉄(現・京王バス)との調整など諸々の事情によって実際に開設されることはなかった。

町36・45は都立野津田高校への通学路線で、町36は野津田高校の正面へは乗り入れない。どちらの系統とも独自区間が存在するものの、元々沿線の人家や通学外需要が少ないこともあり、運行本数は非常に少ない。

町田BC - 町田郵便局前 - 藤の台団地・金井方面[編集]

藤の台団地
  • ◆町41:町田TM - 町田BC - 第四小学校前 - 町田郵便局前 - 菅原神社前 - 市立博物館前 - 藤の台団地
  • ◆町50:町田BC - 第四小学校前 - 町田郵便局前 - 菅原神社前 - 市立博物館前 - 藤の台団地 - 金井 - 鶴川駅 - 能ヶ谷二丁目 - センター前 - 鶴川団地(買物バス
  • ◆町54:町田BC - 第四小学校前 - 町田郵便局前 - 菅原神社前 - 市立博物館前 - 藤の台団地 - 金井 - 鶴川駅

町田市中部にある大規模団地「藤の台団地」への路線で、藤の台団地のみならず沿線のほぼ全域に町田警察署・町田郵便局・町田市民球場サン町田旭体育館などの公共施設や、旭町工業団地都立町田高校などが点在することから終日に渡って混雑している。時間帯によっては積み残しや満員通過が発生することがある。

かつては朝夕に急行(町42)と合わせて概ね2-7分間隔、日中は9分間隔で運行されていたが、2016年5月30日と2018年5月1日に実施されたダイヤ改正で本数が見直され、町42は2016年に廃止されたほか、町41についても日中を中心に減便された。これらの系統の中で唯一、日中でも町田ターミナルに乗り入れる路線で、相模神奈交バスへの運行管理委託当初から2007年頃までは町76や鶴川方面の神奈交共管・委託系統とは異なり、神奈中本体運行便・神奈交委託運行便の増減やダイヤの持ち変えが度々行われた。

町50・54は、鶴川街道を経由して金井方面へ向かう路線で、2017年3月21日の経路変更で町田駅発着から町田バスセンター発着となったため、町田バスセンターから藤の台団地まで町41と同経路で運行されるようになった。以前の町54は日中数本程度が走るほどで、後述の廃止された町52が主力だったが、2017年と2018年のダイヤ改正で立場が逆転、町52は町54へ統合された。

町50は、市内の団地住民の交流促進や買物の利便性向上のため開設された「買物バス」の路線である。かつては他にも買物バスが存在した(後述)が、現在はいずれも廃止され、同系統が現存する唯一の買物バスである。鶴川駅より先は後述の鶴11と同経路で鶴川団地まで運行され、鶴川駅 - 鶴川団地で小田急バスとの共通定期券が利用可能である。また、従来の支払方法は前乗り中降りの運賃前払い(目的地申告方式)だったが、2015年9月25日から後述の鶴21・22とともに前乗り前降りの運賃後払い(整理券方式)に変更されていた。

町田BC - 南大谷都営前 - 三ツ又 - 成瀬台方面[編集]

南大谷地区の小田急線ガード下を潜る町76 (ま106)
  • ◆町76:町田BC - あけぼの病院前 - 中町一丁目 - 町田第一小学校入口 - 南大谷都営前 - 三ツ又 - 成瀬台入口 - 成瀬台

かつては大和営業所の路線だったが、相模神奈交バスへの運行委託により町田へ移管されて現在に至る。もともとは町田バスセンターから市民ホール、第四小学校、消防署を経由するかなり大回りな経路で運行しており、この区間の所要時間だけで10分を要していたが、鵜野森交差点の慢性的な渋滞で遅延が恒常化していたため、酷い時は消防署前で下車して徒歩で町田駅へ向かうよう案内することも少なくなかった。

2015年1月、新道の開通と運行環境改善のため、町田バスセンターからの大回り経路を大幅に変更し、町田市役所交差点から中町三丁目へ短絡する経路に変更され、運行時間の短縮と遅延改善が図られた。これに伴い、経由地表記が「あけぼの病院前・三ツ又」経由に変更されている[8]。この経路変更に伴い、途中の中町一丁目(旧・市役所前)は停留所位置の関係から成瀬台方面のみ停車し、町田バスセンター方面は通過するようになった。しかし2015年9月、町田バスセンター方面の中町一丁目が旧・市役所跡地の町田シバヒロ前(従来より南東に約200m移動)に移設されたため、再び両方向停車するようになった[9]

町田駅 - 本町田 - 鶴川駅方面[編集]

中町一丁目付近の狭隘区間を走る町55 (ま152)
  • ◆町51:町田駅 → 町田郵便局前 → 菅原神社前 → ストアー前 → 南大谷都営前 → 町田第一小学校入口 → 町田駅(本町田団地循環)
  • ◆町53:町田駅 - 町田郵便局前 - 菅原神社前 - 本町田 - 薬師池 - 川島入口 - 大蔵(鶴川郵便局前) - 鶴川駅
  • ◆町55:町田駅 - 町田郵便局前 - 菅原神社前 - 本町田 - 薬師池 - 野津田車庫

これらは小田急町田駅発着路線で、踏切近くのPOPビル前にある「町田駅」(旧・新原町田駅)停留所を発着する。町田駅には折返場が無いため、町田郵便局前 → 中町一丁目(旧・市役所前) → 町田駅 → 中町二丁目(旧・森野三丁目) → 町田郵便局前の循環経路で運行されるが、町田駅を跨いでの乗車は出来ない。中町一丁目 → 町田駅間は歩行者の多い狭隘区間である。

町53・55は、鎌倉街道を経由して本町田・薬師池方面へ向かう。町53は(旧)袋橋を右折して芝溝街道を鶴川駅へ、町55は(新)袋橋を左折して野津田車庫へ至る。袋橋は両系統でかなり離れた停留所を使用しており、実際の分岐点は一つ手前の野津田神社入口(旧・国本学園前)となる。主力は町55で町田駅発着路線の中では最も運行本数・利用客が多い。前述の町26と同じく一部ダイヤが出入庫を兼ねている。町53は毎時1本程度の運行だが、前述の町50・54より遠回りのため乗車区間によっては運賃が高額になる。なお、この路線は古くに小田急バスと共同運行で新原町田駅と調布駅や、江ノ島と吉祥寺駅を結んだ路線の名残で、町53と後述の鶴22の経路で運行されていた。

町51は、町田駅を出ると菅原神社・日向台交差点を右折して、養運寺 - ストアー前 - 団地南口 - 南大谷都営前を経由し、町田第一小学校入口から直進して町田駅へ至る(中町一丁目は停車しない)。なお、「本町田団地」という名称の停留所は存在せず、路線名・バスの行先案内と定期券の券面表示だけの名称である。

鶴川駅 - 岡上方面[編集]

鶴01は鶴川駅とフェリシアこども短期大学(旧・鶴川女子短期大学)を結ぶ路線で、かつては三輪までの運行だった。全体的に狭隘路を走行するものの大型車で運行される。鶴08は鶴川緑山住宅を循環する路線で、鶴01・08ともに起終点は町田市内ではあるものの、途中の岡上停留所が川崎市内(飛地)の為、岡上での乗降もしくは岡上を跨いで利用した場合、運賃は川崎市内運賃(210円)が適用される。

フェリシアこども短大から、鶴08のけやき通り停留所までは300m程度とかなり近い。

鶴川駅 - 平和台循環・真光寺公園方面[編集]

  • ◆鶴10:鶴川駅 → 千都の杜中央循環 → 鶴川駅(小田急バス町田営業所と共同運行)
  • ◆鶴25:鶴川駅 → 鶴川平和台循環 → 鶴川駅
  • ◆鶴26:鶴川駅 - 平和台入口 - 東平 - 広袴中央 - 真光寺公園(小田急バス町田営業所と共同運行)

鶴川駅北側および鶴川団地北側にある新興住宅地への路線で、鶴25のみ神奈川中央交通単独での運行だが、元々は小田急バスも参入する予定があったのか、方向幕を準備していた。また、鶴10の妙行寺前停留所に関して、神奈中は「妙行寺前」、小田急は「妙行寺」という名称を使用していたが、2015年12月21日から「妙行寺前」に名称が統一された。

鶴川駅 - 鶴川団地方面[編集]

  • ◆鶴11:鶴川駅 - 能ヶ谷二丁目 - センター前 - 鶴川団地(小田急バス町田営業所と共同運行)
  • ◆鶴13:鶴川駅 - 能ヶ谷二丁目 - 鶴川六丁目 - 鶴川団地(小田急バス町田営業所と共同運行)

鶴川駅と鶴川団地を結ぶ路線で、日本の路線バスで初めて深夜バスの運行を開始した路線である。1970年7月26日より、鶴川駅23時10分・23時30分の2便を設定し、運賃は通常の3倍である60円(当時)で定期券利用不可となっていた[10]。これは、運輸省が深夜時間帯のバス運行についてバス事業者へ検討を呼びかける通達を出す半年前に運行が開始された[10]という点でも非常に特筆されるべき出来事である。

以前は町50(町田バスセンター - 鶴川駅 - 鶴川団地、買物バス)と併せて高頻度に運行されていたが、2015年11月4日のダイヤ改正で大幅減便となり、鶴12(センター前 - 鶴川団地 - 団地南循環)は小田急担当の北回りが夜間1便のみとなり、神奈川中央交通は担当を外れた。運行形態はそれぞれ異なり、鶴11がセンター前経由、鶴13は鶴川六丁目経由となっている。町50を除いて運行本数の半分程度を小田急バスが担当するため、神奈中または小田急としての個々の系統の本数自体はさほど多くない。

鶴川団地の停留所・折返場は、交差点を挟んだ向かい側にある和光学園の停留所・折返場と隣接しており、下校時間帯は和光学園の学生の一部も鶴川団地発に乗車し、さらに2つ先の国士舘大学前でも学生が乗車する。そのため、運行便数が多く確保されていても満員となることもあり、途中停留所での積み残しが問題視されている(和光学園までの定期券は特例で神奈川中央交通運行便のみ利用可能)。なお、鶴13は、鶴11の短絡経路で所要時間も数分程度短く、乗客も比較的少ないために鶴川駅 - 広袴を挟んで利用する場合は後発の鶴13が先に到着する場合もある。また、鶴川団地停留所に関して、神奈中は「鶴川団地」、小田急は「鶴川団地引返所」という名称を使用していたが、2015年12月21日から「鶴川団地」に名称が統一され、同時に途中の鶴川病院前停留所は「鶴川中央公園」に、鶴川第二小学校停留所は「能ヶ谷二丁目」にそれぞれ名称変更された。

鶴川駅 - 和光学園 - 若葉台駅方面[編集]

  • ◆鶴21:鶴川駅 - 下大蔵 - 団地南 - 和光学園 - 入谷戸 - 黒川 - 下黒川 - 若葉台駅
  • ◆鶴22:鶴川駅 - 下大蔵 - 団地南 - 和光学園 - 入谷戸 - 黒川 - 下黒川 - 若葉台駅 - 稲城市役所 - 矢野口駅東 - 多摩川橋 - 調布駅南口(土曜運行)
  • ◆鶴23:鶴川駅 → 下大蔵 → 団地南 → 和光学園
  • ◆鶴23:鶴川駅 -(急行)- 団地南 - 和光学園

鶴川駅から若葉台駅方面へ向かう路線で、鶴21は若葉台駅の一つ手前の下黒川が終点であったが、若葉台駅のバスターミナル供用開始に伴い、若葉台駅まで乗り入れるようになった。鶴22は土曜(2020年9月のダイヤ改正前は休日)の朝に1往復が運行される路線で、若葉台駅に立ち寄ってから再び鶴川街道東京都道・神奈川県道19号町田調布線)に戻り、稲城市役所・矢野口駅東・多摩川原橋を経由して調布駅南口へ向かう。高速バス・深夜急行バスを除くと、神奈川中央交通の一般路線で多摩川を渡る唯一の路線である。前述通り、元々は休日にこの系統が運行されていた関係で、柿24は休日朝の矢野口・調布発着便を削減された。この系統の運行に就いた車両は、当系統の運行後に鶴川駅より柿生駅北口まで回送し、後述の柿26・27の運用に就く。鶴21・22の支払方法は、これまで前乗り中降りの運賃前払い(目的地申告方式)だったが、2015年9月25日から前述の町50と共に前乗り前降りの運賃後払い(整理券方式)に変更された。

鶴23は鶴川駅と和光学園を結ぶ通学路線。平日の朝夕の登下校時間帯に運行され、基本的には土曜・休日は運行が無いものの、和光学園の要請で臨時運行・増便されることがある。通常の運行は、後述の鶴12と同様の経路で運行する鶴23急行(途中、消防署前・鶴川三丁目・団地南・街道口のみ停車)が中心だが、鶴21と同経路(下大蔵経由)の各停が平日の鶴川駅8時25分発の1本のみ運転されている。和光学園13時30分発は木曜日のみ運行。

なお、鶴川駅 - 消防署前 - 街道口で鶴12と経路重複しているが、各系統とも神奈川中央交通単独運行のため、小田急バスとの鶴川団地線共通定期券は利用できない。

鶴川駅 - 野津田車庫 - 淵野辺駅方面[編集]

  • ◆鶴33:鶴川駅 - 大蔵(鶴川郵便局前) - 川島入口 - 袋橋 - 野津田車庫
  • ◆鶴33:並木 → 野津田車庫 → 袋橋 → 川島入口 → 大蔵(鶴川郵便局前) → 鶴川駅(土曜・休日運休)
  • ◆鶴37:鶴川駅 - 大蔵(鶴川郵便局前) - 川島入口 - 袋橋 - 野津田車庫 - 並木 - 図師 - 根岸 - 東町 - 淵野辺駅北口(土曜・休日運休)
  • ◆鶴66:鶴川駅 - 大蔵(鶴川郵便局前) - 山王ガーデン - 袋橋 - 野津田車庫
  • ◆淵23:淵野辺駅北口 - 東町 - 根岸 - 図師 - 並木 - 野津田車庫

鶴33は鶴川駅発着系統の出入庫路線で、比較的短距離だが経由する芝溝街道は渋滞が発生しやすく、渋滞時は通常の数倍の時間がかかることがある。2013年7月1日のダイヤ改正で、鶴66(後述)の開設と一部便の振り替えに伴い減便され、併せて「川島入口」経由と案内されるようになった。平日朝1便のみ、鶴川第一小学校・鶴川中学校への通学輸送目的で、並木始発の鶴川駅行きが設定されている。

鶴37は野津田車庫より先の淵野辺駅まで通して運行するが、平日朝1往復のみに抑えられている。なお、野津田車庫 - 淵野辺駅北口間には後述の淵23が毎時1本程度運行されるほか、休日には橋本営業所担当の淵24登戸から鶴川駅・野津田車庫経由で淵野辺駅北口まで1往復運行される。鶴66は2013年7月1日に開設された新路線で、2000年代半ばの山王ガーデンシティ住宅地造成時より運行の協議が行われ、不動産会社側も路線開設を前提とした分譲販売を行っていたがなかなか実現していなかった。

淵23は淵野辺駅と忠生地域(根岸・図師)を経由して野津田車庫へ至る路線で、元々は相模原営業所の担当だったが、多摩営業所開設時に多摩へ移管された。2006年4月3日からは多摩との共同運行になったが、町田担当は1往復のみとなっている。

鶴川駅 - やくし台センター方面[編集]

  • ◆鶴57:鶴川駅 - 金井 - 榛名坂ヒルズ - やくし台センター

小田急不動産の分譲住宅地「森の丘」および「やくし台」への路線で、金井までは町50・54と同じ経路で進む。金井東交差点から先は終点まで新興住宅地であり、朝夕の利用客はかなり多い。鶴川発着の他の系統と同様、芝溝街道や鶴川街道の渋滞に巻き込まれてしまうと数倍の所要時間がかかる場合がある。前身は、三井不動産の分譲住宅地「榛名坂ヒルズ」の居住者用に運行されていたシャトルバスで、榛名坂ヒルズからやくし台へ新道が延伸された後に鶴57が開設された。2011年より深夜バスを運行開始。

若葉台駅 - 柿生駅 - 市が尾駅方面[編集]

どちらも土曜運行(2020年9月のダイヤ改正前は休日)で、1セットで運行される(柿生→若葉台→市が尾→若葉台→柿生)。以前は鶴21と同様に下黒川止まりだったが、若葉台駅前ロータリー開設によって乗り入れを開始した。柿生駅北口では、同じ経路の路線(柿23・24)を運行する東急バスや小田急バスとは異なり折返場内には入らず、津久井道(県道3号線)上に専用の停留所が設置されている。

町田市民バス「まちっこ」[編集]

新まちっこカラーの町28専用車 (ま175) 旧まちっこカラーの町18専用車 (ま131) ※除籍済
新まちっこカラーの町28専用車 (ま175)
旧まちっこカラーの町18専用車 (ま131) ※除籍済
  • 町18:町田BC → 第四小学校前 → 中町二丁目 → 町田市民病院 → 中町一丁目 → 原町田四丁目 → 町田TM → 町田BC
  • 町28:町田TM - 原町田四丁目 - 中町一丁目 - 町田市民病院 - 忠生公園前 - 市立室内プール - 桜橋 - 常盤 - 小山小学校前 - 久保ヶ谷戸 - 相原 - 青少年センター入口(途中急行運転)

1997年10月20日に運行開始[11]したコミュニティバス[12]。町田市のコミュニティバスとしては初となる路線であり[12]、その後、2005年玉川学園コミュニティバス小田急バス町田営業所が受託)、2007年には町田市金森地区コミュニティバス「かわせみ号」(神奈川中央交通大和営業所が受託)が運行開始している。また1990年代後半と東京多摩地域のコミュニティバスの中でも早期の開業であり[12]武蔵村山市内循環バス日野市ミニバス武蔵野市ムーバスに続く4番目の開業となる[12]

町田市民バス「まちっこ」として、町18「公共施設巡回ルート」、町28「相原ルート」の2路線が運行されている。交通不便地域の解消と公共施設の利便性向上のため、町田市が運行経費の不足分を補助しており、町田市の公式サイトでは「市民バス」として紹介されている[13]。両系統とも平日のみ運行される[14]。神奈川中央交通の路線バスとしての系統番号も付与されている。

町18「公共施設巡回ルート」は市街周辺に点在する公共施設へのアクセス向上のために設定された路線で、町田BCを起点とした片方向循環で運行される。2015年1月から2019年3月までは市役所閉庁時間帯の2便を除いて、町田市役所の外周道路を周回し、市役所の南に新設された「町田市役所南口」を経由していた[8]。元々は反時計回りで運行されていたが、2019年4月の経路変更で時計回りでの運行に変更された[15]。乗車区間によっては乗継券を受け取ることで、町田BCを挟んだ乗車が可能である。車両は、1999年10月の運行開始から2008年5月9日までは、旧まちっこカラー(ブルー)の中型ワンステップバス三菱ふそう・エアロミディMK(ま131、U-MK218J改、1995年式)が、2008年5月12日からは、新まちっこカラー(オレンジ)にリスの絵が描かれた専用車の小型ノンステップバス(2008年5月から2020年2月までは三菱ふそう・エアロミディMECNG車[16]2020年2月からは日野・ポンチョディーゼル車[17])が使用されている。

町28「相原ルート」は、神奈中の一般路線バスで最長距離を走行する系統(22.54km)。町18とは異なり、町田TMを出ると直接原町田四丁目へ向かう(町03と同経路)。町田市民病院 - 久保ヶ谷戸間のみ急行運転となり、途中は忠生公園前・忠生三丁目・市立室内プール・桜橋・常盤・小山小学校前・片所・田端のみに停車する。ほとんどの区間で渋滞の激しい町田街道を長距離走行するため、定時運行が困難な場合がある。車両は、1997年11月の運行開始から、旧まちっこカラー(ブルー)の小型ツーステップバス日野・リエッセ(ま195、KC-RX4JFAA、1997年式、前中扉折戸・車椅子用リフト無し)が使用されていたが、2010年3月2日から車両が変更され、新まちっこカラー(オレンジ)の小型ノンステップバス、日野・ポンチョ(ま175)に置き換えられた[18]

「まちっこ」の運賃は市が運行補助していることから、町18「公共施設巡回ルート」が100円均一、町28「相原ルート」が対距離制で100円~300円と、一般路線バス(またはJR横浜線+バス)よりも安価な運賃に設定されている。そのためPASMOSuicaなどの交通系ICカード、神奈川中央交通の各種割引乗車券(敬老定期券「かなちゃん手形」、環境定期券制度、一日フリー乗車券など)[19]は使用できないが、東京都シルバーパスは利用できる。

2012年12月より、両系統とも町田市民病院正門バス停脇のスロープから病院玄関前に新設されたロータリーへ乗り入れるようになり、市民病院正門のバス停は原則として通過となった。ただし停留所ポールは撤去しておらず、車長が長くロータリー内に乗り入れることができない一般の路線車両で代走する際は、これまで通り市民病院正門停留所を使用する。

2019年4月より、前述の公共施設巡回ルートの経路変更に伴い、旭町交差点付近から町田市民病院の区間に「旭町」停留所(片方向のみ)が新設され、まちっこ「公共施設巡回ルート」「相原ルート」と町21の3路線が停車するようになった[15]

臨時系統[編集]

野津田公園行きの直行バス 野津田公園停留所(鶴川方向)
野津田公園行きの直行バス
野津田公園停留所(鶴川方向)

運賃は通常の多区間制運賃(武相運賃制度・鶴川駅発着は片道240円、町田バスセンター発着は片道320円)で、途中停留所は停車しない。

鶴川駅発着は2007年頃にFC町田ゼルビア(当時JFL所属)の試合観戦用に運行していた野津田車庫 - 競技場線の貸切扱いでの臨時路線(100円)が前身で、シーズンごとに運賃無料化や予約制の貸切運行化などへの移行、ゼルビアの2012年J2加入やスポーツ祭東京2013(多摩国体)の開催計画などに併せて路線バス開設が検討された後、2013年3月より乗合路線として開設された。野津田公園あるいは町田GIONスタジアム(町田市立陸上競技場)でゼルビアのホームゲーム他、各種イベントやスポーツの試合が開催される際に臨時運行される。多摩営業所と共同運行で、2016年からは相模原営業所も加わった。

運行経路は鶴川駅から新袋橋交差点までは鶴33と同様で、新袋橋交差点から先は綾部原トンネルを通り、野津田公園へ向かう。鶴川駅では5番乗り場での乗車(降車は西口停留所もしくは鶴川駅ロータリー)となる。無料シャトル時代は、永山駅聖蹟桜ヶ丘駅多摩センター駅方面との乗り継ぎのため、五反田に停車した。なお、現在は運行されていない野津田車庫発着のシャトルバスは、野津田車庫停留所ではなく操車所内(営業所社屋横)で乗降を扱っていた。

町田バスセンター発着は2016年2月28日に新設された乗合路線で、原則は連節バスで運行されるが、通常の大型車で運行される場合もある。こちらも町田GIONスタジアム(町田市立陸上競技場)でゼルビアのホームゲームが開催される際に臨時運行されるが、平日が試合開催日となった場合は、連節バスを使用する町13の運用の関係上、この直行バスは原則運行されない。乗車人数に限りがあるため、運行当日は町田バスセンター乗り場付近で整理券を配布し、その整理券がないと乗車できない。

運行経路は町田バスセンターから新袋橋交差点までは町35と同様で、新袋橋交差点から先は綾部原トンネルを通り、野津田公園へ向かう。町田バスセンターでは町13と同じ4番乗り場での乗車となる。

廃止・移管路線[編集]

初代・町28 (ま18) 多45 (ま30)
初代・町28 (ま18)
多45 (ま30)

停留所名称は廃止・移管当時の名称のままとする。

  • 町01:町田BC - 団地入口 - 鵜野森 - 相模大野駅
グリーンハイツ線の開設に合わせ、相模原営業所(峡の原操車所)へ移管して町07に変更した。その後、町07はグリーンハイツ内を廻る経路へ変更されたが、大野側の利用が少ないことから廃止されている。
  • 町02:町田TM - 原町田四丁目 - 市役所前 - 市民病院正門
2006年9月11日までの町18の経路とほぼ同一だが、バスセンターには行かずにバスターミナル発着だった。
  • 町03:町田BC - 町田TM - 原町田四丁目 - 町田第一小学校入口 - 南大谷都営前 - 玉川学園前駅 - 松風台
松風台折返場の閉鎖によって玉川学園前駅発着へ短縮された。
  • 町11:町田BC - 境川団地
町田バスセンターと境川団地を結ぶ短距離路線だったが、並行系統の多さから平日早朝のみの運行に減便され、2016年5月30日に廃止された。
  • 町14(初代):町田TM -(急行)- 木曽入口 - 山崎団地センター - 山崎団地
前述の町13と共に山崎団地方面を結ぶ急行路線だったが、2016年5月30日のダイヤ改正で廃止された。
  • 町14(二代):町田BC →(急行)→ 木曽入口 → 山崎団地センター → 薬師ヶ丘
町田市の主導で薬師ヶ丘停留所にツインライナーが停車できるように整備したうえで、最寄りの町田ぼたん園で開催された「ぼたん・しゃくやくまつり」へのアクセスを目的として、2019年4月16日から5月6日、11月16日から12月1日までの期間限定で設定した臨時路線。系統番号は廃止されて不使用だった急行系統の町14を再利用した。片道のみの運行で、町13の一部が薬師ヶ丘まで延伸運行されていた[20]
  • 町28(初代):町田BC - 桜美林学園
桜美林学園の学生輸送用として「桜美林学園東」停留場付近を終点として運行していた。現在は淵野辺駅・多摩センター駅より桜美林学園が独自にスクールバスが運行しているほか、系統番号は「まちっこ」が使用している。
  • 町29:町田BC - 第四小学校前 - 市民病院前 - 上宿 - 根岸 - 桜美林学園前 - 淵野辺駅
  • 町30:町田TM - 第四小学校前 - 市民病院前 - 上宿 - 根岸 - 矢部 - 橋本駅
町30は町田・相模原・津久井の3営業所で共同運行する珍しい運行体制だったが、大半を津久井が担当していた。 相模原営業所(峡の原操車場)へ移管後、さらに多摩営業所へ移管された。
  • ◆町42:町田TM - 町田BC -(急行)- 市立博物館前 - 藤の台団地
藤の台団地への急行路線で、町田TM・BCと市立博物館 - 藤の台団地の各停留所のみ停車していた。山崎団地方面の急行に比べると運転本数は少なく、2016年5月30日のダイヤ改正で廃止された。町42は神奈川中央交通の社番・系統番号において欠番(忌番)としている「42」「49」のうち、唯一「42」を付番された系統番号である。神奈川中央交通では1986年に全路線へ系統番号の導入が実施されたが、既に町田営業所の路線は1970年代に東京バス協会の主導によって導入されており、その際は忌番が考慮されていなかったため、既に定着している番号の変更を避けることから例外扱いとなった。
  • 町47:町田TM → 境川団地 → 山崎団地センター → 藤の台団地 → 金井小学校入口 → ストアー前(本町田団地) → 五間道路 → 第四小学校前 → 町田TM(買物バス・右回り)
  • 町48:町田TM → 第四小学校前 → 五間道路 → ストアー前(本町田団地) → 金井小学校入口 → 藤の台団地 → 山崎団地センター → 境川団地 → 町田TM(買物バス・左回り)
買物バスとして運行された循環路線で、1977年10月11日に新設された。複数の団地を結ぶことで団地商店街・町田駅への買い物の利便性向上や、団地間の交流の活性化を図って設定された[21]。1992年頃は毎日運行[22]だったが、生活スタイルの変化や町田駅近隣の発展によって存在意義が無くなり、廃止された。
  • ◆町52:町田BC - 第四小学校前 - 町田郵便局前 - 菅原神社前 - 市立博物館前 - 金井 - 鶴川駅
鶴川街道を経由して金井方面へ向かう路線で、藤の台団地を経由しない。以前はこちらが主力だったが、2018年5月1日に町54に代替廃止された。
  • 町98:藤の台団地 - 山崎団地センター - 上宿 - 根岸 - 市立室内プール
「町」系統で唯一、町田駅やBC・TMを全く経由しない路線。山崎団地、藤の台団地から市民プールへの輸送用路線で、運行本数は休日4本だった。時代の流れでプール行楽自体が減少したことから廃止された。
  • 鶴12(初代):鶴川駅 - 鶴川一丁目 - 鶴川団地南 - 鶴川団地
鶴川団地循環の前身で、後年循環化された。
  • 鶴12(二代):鶴川駅 → 鶴川第二小学校 → センター前 → 鶴川団地 → 団地南 → 鶴川第二小学校 → 鶴川駅(循環北廻り、小田急バス町田営業所と共同運行)
  • 鶴12(二代):鶴川駅 → 鶴川第二小学校 → 団地南 → 鶴川団地 → センター前 → 鶴川第二小学校 → 鶴川駅(循環南廻り、小田急バス町田営業所と共同運行)
相模神奈交バスへの運行委託路線で、小田急バスと共同運行だった。2015年11月4日のダイヤ改正で小田急バスへ完全移管した。
  • 鶴21:入谷戸 → 真光寺 → 和光学園 → 下大蔵 → 鶴川駅
若葉台駅発は和光学園・国士舘大学の生徒で混雑して積み残しの恐れがあるため、混雑緩和と小・中学生の通学目的で平日朝のみ設定されていた途中始発。2008年に廃止となった。
  • 鶴23:鶴川駅 - 平和台入口 - 東平 - 広袴中央 - 和光学園
通常の鶴23とは異なり、東平から真光寺十字路交差点を経由した路線。鶴26に代替廃止。
  • 鶴30:鶴川駅 - 大蔵 - 川島入口 - 野津田車庫 - 並木 - 図師 - 日大三高入口 - 市立室内プール
  • 鶴32(初代):鶴川駅 - 大蔵 - 五反田 - 小野路
現行の鶴32(鶴川駅 - 小野路 - 多摩センター駅)の開設以前に存在した路線。当時の小野路は現在と異なり、浅間下停留所付近に存在した。後の道路整備や多摩市落合付近の住宅造成の進展に伴い、現在の鶴32へと路線変更され、相模原営業所へ移管された。
  • 鶴34:鶴川駅 - 大蔵 - 川島入口 - 袋橋 - 国本学園前 - 薬師池
町53の区間便で、薬師池と今井谷戸の間に存在した折返場(ゴルフ練習場付近)で転回していた。折返場廃止後は鶴川発の片方向のみ運行となった。
  • 鶴35:鶴川駅 - 大蔵 - 五反田 - ろうあ学校
町36の区間便として運行された。
  • 鶴36:和光学園 - 真光寺 - 入谷戸 - 下黒川
鶴21・22の区間便で、通学時間帯に運行されていた。鶴21へ吸収され廃止。
神奈中のみ撤退し、現在は前述の柿26(若葉台駅 - 柿生駅北口 - 市が尾駅)のみ運転となっている。なお、現在発行されている小田急・東急の共通定期券は、神奈中の柿26系統では利用できない。
  • 古02:古淵駅 - 境川団地 - 山崎団地センター - 山崎団地
  • 古03:古淵駅 - 境川団地 - 山崎団地センター - 藤の台団地
町15などと同様の経路で、町田へ行かずに古淵発着とした路線。相模原営業所麻溝操車所の開設に伴い相模原(麻溝)へ移管後、多摩営業所へ移管された。
  • 多25:多摩センター駅 - 南大沢団地
  • 多45:多摩センター駅 -(急行)- 大妻学院
多25は京王相模原線南大沢駅延伸までの、多45は小田急多摩線の唐木田駅延伸までの一時的なつなぎとして開設された路線。どちらもその後の鉄道延伸開業に伴い廃止された。
  • 系統番号なし: 原町田駅 - 本町田 - 鶴川駅 - 下黒川 - 矢の口 - 調布駅
小田急バスと共同運行だった路線で、古くは吉祥寺駅 - 原町田駅 - 江ノ島を結んだ。調布方面行に限り、新原町田駅~菅原神社前間で他路線とは異なる経路(都立町田高校前の鶴川街道を経由)を走行した。末期新原町田駅(小田急駅前、現在の町田駅停留所)発着で、1970年代初頭までに廃止。現在の町53および鶴22。
  • 実験運行(2014年度):町田BC - あけぼの病院前 - 五間道路 - 市民病院正門 - 木曽中原 - 木曽団地 - 第三小学校前 - 養運寺 - 金井小学校入口 - 金井 - 鶴川駅
  • 実験運行(2015年度):町田BC - あけぼの病院前 - 五間道路 - 市民病院正門 - 木曽中原 - 木曽団地 - 第三小学校前 - 養運寺 - 金井小学校入口 - 金井 - 下大蔵 - センター前 - 鶴川団地
町田市が運行経費の一部を補助して一定期間運行された実証実験路線で、鶴川方面から町田市民病院へのアクセス向上の名目で開設された。金井入口から養運寺までは町52(前述)と同一経路を辿るが、菅原神社交差点で鎌倉街道を町田第三小学校方面へ向かい、木曽団地東交差点から新設の「木曽団地」停留所を経て、木曽中原交差点で町田街道へ合流、市民病院正門・あけぼの病院前を経由してバスセンターに至る経路となった。2014年度は鶴川駅発着だったが、2015年度は一部経路を見直して鶴川団地発着に変更し、鶴川団地からセンター前までは鶴11(前述)と、鶴川市民センター前から金井入口までは鶴21(前述)と同一経路で運行された。いずれの実験運行も平日1日3往復のみで、2014年度は2015年1月13日から3月31日まで[23]、2015年度は2015年11月4日から2016年2月29日まで[24]運行された。
いずれも短期間の実験運行だったため、系統番号が設定されなかったほか、各停留所での案内表示・時刻表も市が用意したマップ付きのお知らせ文章のみで対応していた。

車両[編集]

先行導入されたPKG-MP35UK改。画像の「ま6」など数台は試験的にUVカットガラス・黒色サッシ仕様で導入された。
町13のツインライナー (ま201)

まちっこ用3台と町03用1台、ツインライナーを除いて、在籍車両は全て三菱ふそう製大型車に統一されている。

近年はノンステップ車およびワンステップ車が約半数ずつ平行導入されていたが、2008年度からは東京都および町田市の方針(補助金等)により、路線用の新車は原則としてノンステップ車のみ導入となった。このため、それ以前に導入されたワンステップ車は新車導入に伴う玉突きで他の営業所へ転出しており[注釈 3]、現在所属している路線車両は委託車も含めてノンステップ車で占められている。大型車については2015年3月に全車両のノンステップ車化を達成し、ワンステップ車は後述の町03用中型車1台のみとなった。大型車には、UDトラックスからのOEM供給車である三菱ふそう・エアロスター-Sも在籍する。

大型車はエアロスターK以降、本営業所ではほとんどがホイールベースM尺の車両のみ導入されていたが、1998年より順次導入されたノンステップ車は、従来の車両に比べ車体長が若干長くなることから、全てK尺が選択されている[注釈 4]。なお、現在導入されているエアロスター・ノンステップ車の定員は74名で、エアロスター・ワンステップのM尺車(定員79名)に比べて少ないことから、他の車両と比較して混雑が激しくなることがある。

2009年7月には新しいエアロスター・ノンステップが先駆けて導入されたが、これらのうち初期に導入された数台は、神奈中の一般路線車で初めてとなる緑色のUVカットガラス・三角形のつり革・LED路側灯などを試験導入した。窓のサッシも従来のエアロスターとは違い黒色で、緑色のガラスと相まって引き締まった外観となり、印象が大きく変わった。当該車両の車内ではUVカットガラスなどに関するアンケートが実施された。なお、それら初期導入車以外の車両及び多摩車は従来通りの仕様(銀色サッシ・ガラス)での導入となったが、アンケートの結果が好評だった為か、2009年9月以降に導入されたエアロスター(ワンステップも含む)には、営業所を問わず全て黒色サッシ・UVカットガラスが本格採用されている。

2012年6月には一般路線用としては十数年ぶりに、三菱ふそう以外のメーカーの新車であるいすゞ・エルガミオワンステップ車が1台導入された。これは、大型車が運行につけない町03用に1台のみ在籍していたエアロミディの代替として導入されたものである。

町田市民バス「まちっこ」(町18・町28)用の小型車は、日野・ポンチョ3台が在籍する。ポンチョへの代替以前は、三菱ふそう・エアロミディMECNG車2台(ま176・177)が使用され、うち1台は町田市金森地区コミュニティバス「かわせみ号」町田駅ルート試験運行開始に購入したものだが、町田ルート廃止による余剰車を「まちっこ」予備車として大和営業所から転属(や36→ま177)させたものである(詳細は神奈川中央交通東・大和営業所#コミュニティバスを参照)。

なお、小田急バスが運行する玉川学園地域コミュニティバス(玉ちゃんバス)用のエアロミディMEは町田市と小田急バスの共同所有で車体表記も連名となっているが、神奈中は町田市との共同所有ではなく補助金による自社購入である(車体表記も連名ではない)。

ツインライナーは、厚木営業所の連節バスと同じメルセデス・ベンツ・シターロGが導入された。但し、厚木営業所の車両とは異なり、こちらは側面窓の下が銀色の飾り帯状のアクセントとなっている。2019年度にはネオプランセントロライナー1台が綾瀬営業所から転入し、既存のシターロとともに運用に就いている。

指定車両・機器[編集]

行先方向幕

神奈川中央交通の車両前面LED行先表示器の表記は、一般的に上部に小さく経由地を表示し、その下に大きく行先が表示するレイアウトをとっている。町田営業所でもLED化当初はその一般的なレイアウトだったが、音声合成放送装置導入よりかつての「方向幕」の表示内容(左に経由地、右に行先)に出来る限り近づけたレイアウトに変更された。また、「深夜バス」「買物バス」などの表記に関しては、系統番号の枠の高さを低くした上で、系統番号枠の上に表記されている。2017年の中乗り前降り導入後は、中乗り路線では系統番号の下に「中乗り」と、前乗り路線では系統番号の上に「先払」と表記されている(まちっこ及び野津田公園直行バスを除く)

方向幕時代の前面行先表示
LED化過渡期の前面行先表示
音声合成放送装置導入による表示更新後(当営業所独自)の前面行先表示
中乗り前降り導入後の前面行先表示
白色LED行先表示器導入後の前面行先表示

運賃支払方法[編集]

中乗り前降り導入後の前面行先表示。中乗り路線は系統番号の下に「中乗り」と、前乗り路線は系統番号の上に「先払」と表示される。

通常は多摩営業所の対キロ路線と同じく、原則は中乗り前降りの運賃後払い方式である(一部系統を除く)。前述のとおり、2017年3月20日までは一部路線を除いて前乗り前降り(「券なし」となる起点停留所から1区間に限り、中扉から乗車)だった[注釈 5]。ただし、鶴川駅発着路線のうち、「能ヶ谷二丁目」停留所と「岡上」停留所を経由する路線(町50・鶴25を除く)、町13の一部(始発から8時台までの山崎団地センター発の便)は従来通り、前乗り中降りの運賃前払い方式である[注釈 5]。この乗降方式変更に伴い、町田営業所管内では「まちっこ」用車両と野津田公園直行バスを除いて、前面行先表示機に「中乗り」または「先払」と表示されるようになった。2017年3月20日までは町03・16・51の他、町田駅および町田バスセンター到着が午前9時59分までの便も、町田駅での降車時間短縮を目的に、前乗り中降りの運賃前払い方式を採用していた。このため、降車時に運賃を支払う必要が無いことから、町田駅では前扉、中扉両方を開放して乗客を降車させる姿が見られた。


参考文献[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 町田ターミナルは「バスターミナル」ではなく「ターミナルプラザ」の意
  2. ^ かつては上宿に折返場が存在したが、閉鎖後に神奈中が当時フランチャイズとなっていた「くるまやラーメン」上宿店(その後「らーめん花樂」上宿店を経て、現在はかつや町田忠生店)となった。
  3. ^ ただし運用数や廃車発生などの理由により、他の営業所よりワンステップ車が転入する場合もある。
  4. ^ ノンステップ車はフロントオーバーハングの都合上、ホイールベースが同じ「尺」であってもワンステップ・ツーステップ車より若干車体長が長くなるため、M尺の場合、町田駅前などに存在する狭隘路を通行できなくなる恐れがある。
  5. ^ a b 元々この方式は神奈川中央交通の多くの営業所で採用されていたが、後年になってほとんどの営業所が中乗り前降りの運賃後払い方式、あるいは前乗り中降りの運賃先払い方式に変更されたため、2017年3月20日まで前乗り前降り方式を採用していたのは当営業所と多摩営業所のみだった。

出典[編集]

  1. ^ 神奈中グループバス会社の会社名・営業所名の変更について 2016年12月26日、神奈川中央交通(2017年1月31日閲覧)
  2. ^ 神奈中グループバス会社の会社名・営業所名の変更について(PDF形式ファイル) 2016年12月26日、神奈川中央交通(2017年1月31日閲覧)
  3. ^ 3/21(火)から町田・多摩営業所管内で乗降方式を変更(一部系統除く) 2017年2月21日、神奈川中央交通(2017年3月7日閲覧)
  4. ^ 町田駅周辺乗り場変更および、町田・多摩営業所管内ダイヤ改正等について(3/21実施)神奈川中央交通
  5. ^ 町田営業所ダイヤ改正について(9/5実施) - 神奈川中央交通 2020年8月24日
  6. ^ 町田市公式サイト2009年度 都市づくり部長の「仕事目標」中間確認”. 2010年7月7日閲覧。
  7. ^ 東京都初!!「町田バスセンター ~ 山崎団地センター」間に連節バス「ツインライナー」が運行開始!神奈川中央交通
  8. ^ a b 町76 町田バスセンター~三ツ又~成瀬台経路変更等のダイヤ改正について 神奈川中央交通 2015年1月5日
  9. ^ 中町一丁目(町田市)停留所の移設について 神奈川中央交通 2015年9月17日
  10. ^ a b バス・ジャパン」8号「深夜バスの人気を探る」p43
  11. ^ まちっこ(公共施設巡回ルート)運行案内 町田市、2019年4月1日、2020年3月24日閲覧。
  12. ^ a b c d 土屋正忠『ムーバスの思想 武蔵野市の実践』東洋経済新報社、2004年、66頁。ISBN 4-492-22252-9。
  13. ^ 町田市民バス「まちっこ」 町田市ホームページ
  14. ^ まちっこ(両ルート)運行経路図 (PDF) 2015年9月25日更新、町田市ホームページ、2018年6月25日閲覧。
  15. ^ a b 4月1日から町田市民バス「まちっこ」公共施設巡回ルートの経路が変わります! (PDF) 広報まちだ 2019年2月15日号(12面)、町田市公式サイト
  16. ^ 町田市民バス「まちっこ(公共施設巡回ルート)」の車両及びデザインが変更になります 広報まちだ 2008年5月11日号(4面)、町田市公式サイト
  17. ^ 町田市民バス「まちっこ」リス柄の新車が運用開始。神奈中のCNG車が全廃に 2020年3月3日、変わりゆく町田の街並み
  18. ^ 町田市民バス「まちっこ(相原ルート)」の車両及びデザインが変更になりました 広報まちだ 2010年3月11日号(5面)、町田市公式サイト
  19. ^ 各種割引乗車券/制度について 神奈川中央交通公式サイト
  20. ^ 薬師ヶ丘バス停にバスベイを設けました (PDF) 広報まちだ 2019年4月1日号(12面)、町田市公式サイト
  21. ^ 『神奈川中央交通六十年史』による。
  22. ^ 『小田急時刻表'92年ダイヤ改正号』によると、町田バスセンター発の便は右廻り・左廻りとも1日5回運行となっている。
  23. ^ 広報まちだ 2014年12月11日号 1面 町田市ホームページ 2014年12月11日
  24. ^ 広報まちだ 2015年10月1日号 2面 町田市ホームページ 2015年10月1日