福井敏雄 (自動車)

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福井 敏雄(ふくい としお)は、日本の自動車技術者。元トヨタ・チーム・ヨーロッパ(TTE)副社長。

1960年代末にトヨタが欧州でラリー活動を始める際、欧州でマーケティング部門を担当していた福井は「ラリーはマーケティングに有効である」という進言を行っている他、社内で根回ししてラリー活動拡大を推進した上、オベ・アンダーソンとのワークス契約にもこぎつけるなど、トヨタWRCの歴史の黎明期に多大な尽力をした。

また1974年にオイル・ショックによりWRC活動終了の危機に陥った際、豊田英二社長を「ここで撤退したら、仮に後で復帰しても欧州からの信頼を回復するのは不可能」と必死に説得して存続に持ち込んでいる[1]

その後もトヨタ自動車において長年にわたりラリー活動のサポートを行い、1988年にはモータースポーツ部・ラリー担当部長に就任、世界ラリー選手権(WRC)に参戦するトヨタワークスの指揮を執った。

現在は既にトヨタを退社しており、J SPORTSのWRC中継でコメンテーターを務めるほか、国際自動車連盟(FIA)のスチュワードとしてラリージャパンを始めとする日本国内で開催される数多くのラリーで審査委員を務めている。

脚注[編集]

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  1. ^ トヨタWRCのすべて 2018年4月15日 三栄書房刊