福本晋悟

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ふくもと しんご
福本 晋悟
プロフィール
出身地 日本の旗 滋賀県大津市
生年月日 (1985-09-04) 1985年9月4日(35歳)
最終学歴 同志社大学政策学部政策学科
関西大学大学院社会安全研究科博士前期課程(社会人院生として)
勤務局 毎日放送
部署 アナウンス部
職歴 東海ラジオアナウンサー(2009年 - 2011年)
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター特別研究調査員(2017年4月 - )[1]
活動期間 2009年 - 現在
ジャンル 報道番組情報番組
公式サイト http://www.mbs.jp/analog/fukumoto/
出演番組・活動
出演中 本文参照
出演経歴 本文参照
アナウンサー: テンプレート - カテゴリ

福本 晋悟(ふくもと しんご、1985年9月4日 - )は、毎日放送のアナウンサーで、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターの特別研究調査員[1]。防災士[2]修士(社会安全学)[3]。京都・観光文化検定2級。

2009年4月1日から2011年1月31日までは、東海ラジオでアナウンサーとして勤務していた。

来歴・人物[編集]

滋賀県大津市の出身で、身長は182cm。趣味は(プレー・観戦を含めた)野球、カフェ巡り、読書など[4]

京都外大西高等学校を経て、同志社大学政策学部政策学科卒業後の2009年に、アナウンサーとして東海ラジオに入社。同局にスポーツ以外の男性局員アナウンサーが入社するのは、早川佳樹源石和輝以来であった。アナウンサーとしてのデビューは、2009年9月に『美味時間』内で放送された「中日新聞ニュース」(12時50分頃)・天気予報。 東海ラジオでは、源石やタクマ(『かにタク言ったもん勝ち』のパーソナリティ)などとともに、阪神ファンとして知られつつあった[5]。毎日放送への移籍直後に、同局公式サイト内に開設したばかりのブログで披露した自己紹介にも、「子どもの頃から阪神ファン」との記述がある[4]

2010年12月末日で担当番組をすべて降板した後に、2011年1月末日付で東海ラジオを退社。翌日の2011年2月1日付で、毎日放送に中途採用扱いで移籍した[6]

毎日放送への移籍当初は、2011年4月11日から、移籍後初めてのレギュラー番組として『mm-TV』(MBSテレビの音楽・イベント情報番組)を担当。また、福島暢啓[7]と共に、『ちちんぷいぷい』(MBSテレビ平日午後の情報番組)などへ出演していた。ちなみに、毎日放送が局員としてアナウンサーを採用したのは、福本の2年前(2009年2月)に名古屋の放送局・中京テレビ放送のアナウンサーだった金山泉を中途採用で受け入れて以来である。

2011年10月9日には、MBSラジオで初のレギュラー番組として、先輩アナウンサー・上田崇順が9年半担当してきた『日曜出勤生ラジオ』のパーソナリティを引き継いだ。さらに、2013年5月1日から2016年5月25日までは、『BRAVA!』(MBSテレビのイベント・演劇作品紹介番組)で最終(4代目)コンシェルジュを務めた。また、主に毎日放送の若手アナウンサーが代々担当していた『こども音楽コンクール』(MBSラジオ制作版)のパーソナリティを、移籍2年目の2012年4月2日から2020年3月29日まで務めた。担当期間は8年間で、歴代の担当者としては最も長い[8]

災害・防災関連の活動[編集]

小学3年生だった1995年1月17日阪神・淡路大震災では、震度5クラスの地震に滋賀県草津市の実家で遭遇。この震災で両親を亡くした兵庫県内の小学3年生が、発災後に、当時福本の通っていた小学校へ転校してきた。福本によれば、この転校生が1ヶ月ほど福本のクラスメイトになったことが、災害報道や防災に関心を持つきっかけになったかも知れないという[9]

東海ラジオ入社1年目から災害・防災関連報道への関心が高く[1]、毎日放送移籍の際にも報道番組への出演を志望。2012年4月4日から2013年3月27日までの水曜日には、『VOICE』(MBSテレビが平日夕方に関西ローカルで放送中のワイドニュース)でサブキャスターを務めた。さらに、2014年夏からは一時、『ちちんぷいぷい』内のコーナー「きょうの☆印」で地震・豪雨の被災地への取材リポートを担当。2016年3月28日からは、当時の先輩アナウンサー・水野晶子2018年12月31日付で定年退職)が担当してきた『報道するラジオ』(MBSラジオ)のパーソナリティに加わった。2018年4月2日から2020年3月30日まで毎週放送されていた後継番組『ニュースなラヂオ』では、ニュースキャスターを務めながら、先輩アナウンサーの上田崇順と交互に「10分で現代(いま)を解説!」を任されていた。その一方で、災害・防災関連の取材も継続。2018年7月に発生した西日本豪雨では、最も深刻な被害を受けた岡山県倉敷市真備町を、発生の直後から定期的に取材している[10]

さらに、毎日放送のアナウンサー室では、「チーム災害報道」というグループで活動[11]。リーダーを務める先輩アナウンサー・田丸一男などと共に、災害報道ハンドブックの作成などに従事している。このような経験を通じて「客観的な視点でさらに深く災害・防災関連の研究に取り組みたい」という意識が強まったことから、2017年4月以降は、アナウンス業務と並行しながら「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」の特別研究調査員としても活動する。毎日放送では初めての事例[12]で、同センターでは、「災害発生直後の報道における適切な情報の伝え方」をアナウンサーの立場から学術的に研究している[1]。さらに、関西地方の私立大学(関西大学社会安全学部龍谷大学政策学部など)では、災害ジャーナリズム論や災害報道に関するゼミで特別講師を務めることもある[9]

2018年4月からは、アナウンサーとしての勤務と並行しながら、関西大学大学院社会安全研究科の博士前期課程に進学[13]。津波が発生した際に適切な避難アナウンスを研究した成果を「津波避難アナウンスメントのありかたに関する研究」という学術論文にまとめたところ、2020年3月に社会安全学の修士号を授与された[3]。毎日放送への入社後に携わった災害時アナウンス例文集の改定作業中に、文言の効果を客観的に評価した調査や研究が見当たらなかったことから、「大災害時に命を救うことにつながる放送」をテーマに進学を決めたという[14]。また、休暇などを活用しながら、3ヶ月に1回のペースで東日本大震災の被災地・宮城県石巻市を訪問。毎日放送を初めとする放送局が災害報道で実際に伝えた内容を基に、大地震や津波の発生を想定して作成したアナウンスの音源を震災の経験者に試聴させたうえで、感想や意見を訊いている[14]

担当番組[編集]

  • MBSニュース(テレビ・ラジオとも、金曜深夜 - 土曜早朝分を中心に担当)
    • ラジオでは2017年度以降、ナイターオフ期間の金曜日に、土曜早朝までの宿直勤務の一環で『MBSヨル隊』内のニュースも担当。

テレビ[編集]

  • コトノハ図鑑→「へぇ~のコトノハ」(不定期)
    • 所属する毎日放送アナウンサー室の企画で、2018年7月から2020年3月まで『コトノハ図鑑』(事前収録のレギュラー番組)として放送された後に、2020年4月改編から『ちちんぷいぷい』月・水曜日のレギュラーコーナー「へぇ~のコトノハ」へ移行。

ラジオ[編集]

  • 上泉雄一のええなぁ!(「知ってええなぁ!ちなみNEWS」担当、水曜日→金曜日→水曜日→火曜日)
    • 平日の午前に放送していた2014年5月27日に、11時台前半に放送の「ええなぁ知恵袋スーパーデラックス!」で、当時の先輩アナウンサー・鈴木健太に代わって進行を担当。
    • 放送枠を平日の夕方に移動した2015年4月からは、福島などの同僚アナウンサーと交代で「知ってええなぁ!ちなみNEWS」の進行役を務める。2016年3月までは、同様の体制で金曜日の同コーナーにも出演。2017年3月で一旦降板したが、同年10月から「ちなみNEWS」水曜日の進行役へ復帰した。2018年4月から、先輩アナウンサーの松川浩子松本麻衣子と交互に金曜日を担当。同年10月からは水曜日担当に戻っている。2020年4月からは、火曜放送分を初めてレギュラーで担当。
    • メインパーソナリティの先輩アナウンサー・上泉雄一の代役は、2019年の夏季休暇時点で任されたことがなかった。2020年には9月第2週の夏季休暇期間が上泉と重なったため、休暇終了後の同月22日(火曜日)放送分へ出演した際に、この項目の記述に言及。代役を務める機会がないことを、「深刻な悩み」として上泉に打ち明けている[15]
  • ニュースなラヂオ→月刊 ニュースなラヂオ(2018年4月2日 - )
    • 先輩アナウンサーの上田崇順と共に出演。『ニュースなラヂオ』として毎週放送されていた時期(2020年3月30日まで)は、上田との隔週交代で、リポーターかニュース解説を担当していた。
  • 福本晋悟の京都ビビビッ!(2015年5月以降の概ね奇数月)
    • 上半期は『MBSマンデースペシャル』枠(20:00 - 21:00 → 19:00 - 20:00)、下半期は『MBSサンデースペシャル』→『MBSサンデー・カルチャーナイト』枠(20:00 - 21:00)で生放送の冠番組。2015年3月29日で終了した『日曜出勤生ラジオ』に続いて、鳥居睦子と共にパーソナリティを担当。
  • しあわせの五・七・五(土曜5:00 - 5:30)
    • 2016年から、パーソナリティで先輩アナウンサーの水野(2018年12月の定年退職後はフリーアナウンサー)が休暇に入った場合に、パーソナリティ代理を担当。
  • あどりぶラヂオ(不定期)
    • 2019年6月1日未明放送分「福本晋悟と過ごす京都の夜・朝」で、初めてパーソナリティを担当。

上記の番組に加えて、『MBSサンデースペシャル』→『MBSサンデー・カルチャーナイト』や、『MBSマンデースペシャル』枠内の特別番組でパーソナリティを務めることがある。

過去の担当番組[編集]

東海ラジオ時代[編集]

  • 高校ラジオクラブ
  • やまドル!(2009年10月 - 2010年12月。初めてニュース以外で出演した番組)
  • やまドル!BB(ブロードバンド東海ラジオ・音声配信)
  • 源石和輝 モルゲン!!・飛び出せモルゲン(担当日には、番組エンディングにも登場)
  • アナ4!!(2010年4月 - 2010年12月)(ブロードバンド東海ラジオ・動画配信)
  • 番組審議会からのお知らせ
  • モーニングテラス
  • 水谷ミミの講談ジョッキー
  • 日本一暑いまちに響く涼の音色(録音風物詩で放送。企画・制作を担当)録音風物詩のホームページ

毎日放送への移籍後[編集]

MBSテレビ[編集]
  • ちちんぷいぷい - 毎日放送へ移籍した2011年に、夏季特別企画「ハッピーアワーたいそう2011」(7月25日 - 8月31日)で福島と交互に「体操のお兄さん」として出演した。2014年夏からは、報道系企画の中継リポーターや、取材・報告担当アナウンサーとして一時出演を再開。
  • mm-TV(2011年4月11日 - 2012年4月6日) - ナレーター
  • VOICE(2012年4月4日 - 2013年3月27日) - 水曜日サブキャスター。気象関連企画の「福本晋悟のOH!そら見~よ!」も担当。
  • 痛快!明石家電視台「MBSアナウンサー26人大集合スペシャル」(2014年4月7日、アナウンサーの1人としてゲストで出演)
  • BRAVA!(2013年5月1日 - 2016年5月25日、最終コンシェルジュ)
MBSラジオ[編集]
  • こども音楽コンクール(2012年4月8日 - 2020年3月29日)
  • 福本晋悟の月極うたぐみアーカイブ(2013年4月5日)
  • モーニングミックス土曜日 → 木曜日 → 水曜日パーソナリティ(2012年3月8日 - 2014年3月26日)
    • 2012年2月4日から2013年3月2日までは土曜日、2013年3月8日から2014年3月26日までは木曜日を担当。
  • 日曜出勤生ラジオ(2011年10月9日 - 2015年3月29日)パーソナリティ
  • 福本晋悟の一人でも京都!(2014年4月6日 - 2015年3月29日、日曜6:00 - 6:10 → 日曜6:45 - 7:00)
    • 『日曜出勤生ラジオ』で2013年10月から放送してきたコーナーを独立番組化。レギュラーでは自身初の冠番組であった。独立番組としての放送を終了した後も、『福本晋悟の京都ビビビッ!』内の1コーナーとして継続。
  • 報道するラジオ(2016年3月28日 - 2018年3月26日)
  • 福本愛菜の+music(2016年9月30日 - 2017年4月1日、土曜2:30 - 3:30)
    • 同姓の福本愛菜と共にパーソナリティを担当。
  • MBSヨル隊「ナジャ・グランディーバのレツゴーフライデー」(2020年2月21日)「ナジャじゃジャーナル」キャスター
    • 通常は上述のラジオでの宿直勤務が組まれているため、同コーナーへの出演は不可能と見られていたが、同日の同番組内ニュースは柏木宏之が代行した。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d MBSアナブログ 福本晋悟オフィシャルブログ2017年5月21日付記事「ご報告~新たな役割~」
  2. ^ 【MBS】福本晋悟アナウンサー 2016年2月12日
  3. ^ a b MBSアナブログ 福本晋悟オフィシャルブログ2020年4月4日付記事「大学院を修了(卒業)しました」
  4. ^ a b 【MBS】福本晋悟アナウンサー 2011年2月8日
  5. ^ タクマのいる『かにタク言ったもん勝ち』の生放送用スタジオに、「デイリースポーツ」を持っていく様子が、サブちゃんねるなどで伝えられていた。
  6. ^ 東海ラジオ退社の発表は同局から一切なされず、福本個人がツイッターで退職日に公表したが、毎日放送では採用当日にホームページ上で入社を公式に発表された。
  7. ^ 2011年4月一般職として毎日放送へ採用された直後に、アナウンサーへ転身。
  8. ^ MBSアナブログ 福本晋悟オフィシャルブログ2020年3月27日付記事「こども音楽コンクールを卒業します」
  9. ^ a b MBSアナブログ 福本晋悟オフィシャルブログ2017年12月16日付記事「大学で講義」
  10. ^ 西日本豪雨から10か月~ニューラヂ取材報告~”. MBSアナブログ 福本晋悟オフィシャルブログ (2019年5月18日). 2019年6月23日閲覧。
  11. ^ アノンシスト賞”. MBSアナブログ 千葉猛オフィシャルブログ (2019年5月18日). 2019年6月22日閲覧。
  12. ^ 福本が就任した時点での現職アナウンサーでは、横尾泰輔NHK静岡放送局)も、NHK大阪放送局時代の2015年4月から特別研究調査員として活動している(参考)。
  13. ^ メディア掲載情報(詳細)” (日本語). 関西大学大学院社会安全研究科. 2019年6月23日閲覧。
  14. ^ a b 【写真・図版】災害時のアナウンスの研究について説明するMBSアナウンサーの福本晋悟さん=大阪府高槻市の関西大、2018年12月13日午後6時45分” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2019年6月23日閲覧。
  15. ^ 福本晋悟アナウンサーの深刻なお悩みとは・・・?(MBSトピックス2020年9月22日付記事)