程永華

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程永華
プロフィール
出生: 1954年9月 (64–65歳)
出身地: 中華人民共和国の旗 中国吉林省長春市
職業: 政治家・外交官
各種表記
繁体字 程永華
簡体字 程永华
拼音 Chéng Yǒnghuá
和名表記: てい えいか
発音転記: チェン ヨンファ
英語名 Cheng Yonghua
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程 永華(てい えいか、チェン・ヨンファ、1954年9月 - )は中華人民共和国外交官政治家中華人民共和国外交部アジア局副局長、駐マレーシア特命全権大使、駐大韓民国特命全権大使を経て、2010年から駐日本特命全権大使。2011年桜美林大学名誉博士[1]、2012年創価大学名誉博士[2]、2016年広島大学名誉博士[3]。創価大学卒業[4]全国政治協商会議委員[5]

人物[編集]

中国吉林省長春市出身[6]。小学校3年で長春外国語学校日本語コースに入学。

1973年、外交官研修のため外交部から派遣され、日中国交正常化後初の中国人国費留学生として来日[7]。来日当初、中国人の国立大学への入学が認められなかったため和光大学で2年間学ぶ[7]。しかし、和光大学の受け入れ体制に問題があったため、1975年からは池田大作創価学会会長(当時)が身元保証人となり、中国人留学生の正式な受け入れを初めて行った創価大学に正式に留学して学ぶ[7][8]。入学時に池田会長が中国の周恩来首相と会談したのを記念し、周桜をキャンパスに植え、現在も毎年観桜祭が行われている[7]

1977年から1983年まで駐日大使館勤務。1983年に中国へ戻り、外交部アジア局勤務。1992年から同局副課長を務める。同課長を経て、1996年から駐日大使館参事官。同公使を経て、2000年本省に戻りアジア局副局長。2003年駐日公使[9]2006年マレーシア特命全権大使を経て[4]2008年韓国特命全権大使[4]

日本語に堪能で、1977年を皮切りに、2000年まで三度に渡り、駐日大使館勤務を経験した日本専門家。2009年12月、次期駐日大使に内定、翌2010年2月28日に着任し[9]、同年3月23日に皇居宮殿信任状捧呈式が行われた[10]

2010年12月18日長崎県の原子爆弾落下中心地碑に献花をした[11][12]

2015年12月15日、安倍晋三内閣総理大臣が日本語を話す駐日各国大使24名を総理公邸に招いて昼食会を主催したが、程大使も参加した各国大使のうちの一人であった[13]。この安倍総理大臣と日本語を話す駐日各国大使との昼食会は毎年度恒例のイベントとなり、うち第2回(2017年1月10日)、第4回(2018年12月14日)の昼食会に程大使が参加している[14][15]

2019年5月7日、駐日中国大使を歴代最長の9年3カ月にわたって務めた程大使の離任式典が行われ、安倍首相も出席した[16]。9日には徳仁天皇皇后雅子が即位後初めて引見した外国賓客となった[17][18]

注釈[編集]

  1. ^ 程永華中国大使に桜美林大学名誉博士号を授与”. 桜美林大学 (2011年6月6日). 2015年7月23日閲覧。
  2. ^ 第42回創価大学・第28回創価女子短期大学入学式を挙行 〜程永華駐日大使に本学名誉博士号を授与〜”. 創価大学 (2012年4月2日). 2017年4月22日閲覧。
  3. ^ “程永華駐日大使、広島大学名誉博士の称号を授与される”. 人民網日本語版. (2016年5月13日). http://j.people.com.cn/n3/2016/0513/c94473-9057584.html 2017年4月22日閲覧。 
  4. ^ a b c 峯村健司 (2010年1月5日). “次期駐日中国大使に程永華・駐韓国大使”. asahi.com. オリジナルの2010年3月16日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100316184300/http://www.asahi.com/international/update/0105/TKY201001050234.html 2017年4月22日閲覧。 
  5. ^ “驻日大使程永华:不管喜不喜欢,邻国搬不了家” (中国語). People.com. (2015年3月10日). http://politics.people.com.cn/n/2015/0310/c70731-26665580.html 
  6. ^ “南シナ海問題「当事国だけで解決を」 程・中国大使に本紙単独会見”. 東京新聞. (2016年5月24日). http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201605/CK2016052402000128.html 2017年4月22日閲覧。 
  7. ^ a b c d 程永華大使インタビュー”. ボイスオブチャイナ. 順発貿易公司. 2014年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月22日閲覧。
  8. ^ 高橋強 (2011年). “Voice【vol.94】清華大学創立100周年記念大会に参加して”. 創価大学. 2012年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月22日閲覧。
  9. ^ a b “程永華駐日本大使が着任、戦略互恵関係の発展を推進”. 東方網日本語版. (2010年3月1日). http://jp.eastday.com/node2/home/xw/gjpl/userobject1ai51366.html 2017年4月22日閲覧。 
  10. ^ 新任駐日中華人民共和国大使の信任状捧呈”. 外務省 (2009年3月23日). 2010年9月26日閲覧。
  11. ^ “中国駐日大使:「平和後世に」長崎の爆心地に献花”. 毎日jp(毎日新聞. (2010年12月18日). オリジナルの2012年12月19日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101219151849/mainichi.jp/select/wadai/news/20101219k0000m040041000c.html 2010年12月19日閲覧。 
  12. ^ “中国駐日大使が長崎爆心地で献花”. 西日本新聞. (2010年12月19日). http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/216390 2010年12月19日閲覧。 [リンク切れ]
  13. ^ 安倍総理大臣と日本語を話す駐日各国大使との昼食会 | 外務省
  14. ^ 第2回安倍総理大臣と日本語を話す駐日各国大使との昼食会 | 外務省
  15. ^ 安倍総理大臣と日本語を話す駐日各国大使との昼食会 | 外務省
  16. ^ “駐日中国大使が離任あいさつ 安倍首相と一緒に会場入り”. 朝日新聞. (2019年5月7日). https://www.asahi.com/articles/ASM575FF7M57UHBI02Q.html 2019年5月14日閲覧。 
  17. ^ “新天皇に初めて面会、新聞に寄稿…日中関係の一層の発展を願い離任した程永華駐日大使―中国メディア”. Record China. (2019年5月11日). https://www.recordchina.co.jp/b709390-s0-c10-d0135.html 2019年5月14日閲覧。 
  18. ^ “両陛下、離任中国大使と面会”. 日本経済新聞. (2019年5月9日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44582910Z00C19A5CR8000/ 2019年5月14日閲覧。 
中華人民共和国の旗中華人民共和国
先代:
寧賦魁
駐韓特命全権大使
2008年10月 - 2010年2月
次代:
張鑫森
先代:
崔天凱
駐日特命全権大使
第11代:2010年2月 - 2019年5月
次代:
孔鉉佑