稲荷山トンネル (京都府)

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稲荷山トンネル(伏見区側から撮影)

稲荷山トンネル(いなりやまトンネル)は、京都府京都市山科区東山区伏見区にまたがる東山にある、全長2,537m・片側2車線トンネルである。

およそ3分の1の区間がシールドトンネルの形式で掘削された。

歴史[編集]

トンネルウォークの様子

インターチェンジなど[編集]

IC番号 施設名 接続路線名 備考 所在地
新十条通 椥辻方面
8-01 山科出入口 新十条通
京都市道185号勧修寺日ノ岡線
京都市 山科区
8-02 鴨川東IC 十条通
師団街道
山科方面出入口 伏見区
E89 第二京阪道路 大阪方面

場所[編集]

山科出入口 (8-01)- 稲荷山TN - 鴨川東IC(8-02)

特記事項[編集]

  • 当該トンネルは、琵琶湖疏水地下を横断することから、本来であれば危険物積載車両の通行が規制される水底トンネルに該当するが、日本高速道路保有・債務返済機構による審議の結果「危険物積載車両の通行の禁止又は制限の必要は無い」と判断された[1]
  • 2007年4月、西行トンネルの貫通石の入ったお守り阪神高速道路株式会社より発売された。
  • 阪神高速道路の想定していた平均利用台数は10,000台/日であったが、開通1ヶ月経過時点の平均利用台数は2,100台/日と、大幅に伸び悩んでいた[2]。一方で、並行する国道1号や外環状線、大岩街道が渋滞しているという状況を踏まえて、京都府・京都市が日本高速道路保有・債務返済機構への出資金を債権放棄する形で施設を買い取り、2019年4月1日0時をもって本トンネルを含む山科 - 鴨川東間が無料開放された[3]。無料前の2018年度は1日平均8400台だった通行量は、2019年4-9月は約19000台に倍増、京都市建設企画課は「並行する国道1号線や三条通りの渋滞も緩和傾向にある」としている。しかし山科区側では生活道路を抜け道に利用、五条バイパスから清水焼団地経由して山科側出入り口で結ぶ「新大石道」も南行の渋滞がふえ、京都府警が地元勧修小学校の通学路になっている生活道路に横断歩道や一時停止の標識を設置した[4]
  • 本区間の無料開放に伴い、第二京阪道路に本線料金所を設置するため、大阪方面への直通走行は2020年4月1日から2021年2月末(予定)までできない。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 第3回 水底トンネル等における危険物積載車両の通行の禁止又は制限に関する審議会(平成19年1月24日開催)
  2. ^ 京都新聞2008年7月5日版 地域総合面30頁
  3. ^ 新十条通19年度から無料 府がトンネル買い取り 朝日新聞デジタル、2017年3月7日(2017年5月1日閲覧)。
  4. ^ 出典・京都新聞2020年7月15日夕刊1面【『新十条通無料化 光と影』京都市「周辺の渋滞緩和」 住民「生活道路に車流入」】。