穴太 (大津市)

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穴太
京阪石山坂本線 穴太駅
穴太の位置(滋賀県内)
穴太
穴太
穴太の位置
北緯35度3分19.79秒 東経135度51分53.33秒 / 北緯35.0554972度 東経135.8648139度 / 35.0554972; 135.8648139
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Shiga Prefecture.svg 滋賀県
市町村 Flag of Otsu, Shiga.svg 大津市
地区 唐崎地区
町名制定[1] 1979年(昭和54年)7月15日
面積
 • 合計 0.42586468km2
人口
2019年(平成31年)4月1日現在)[3]
 • 合計 1,649人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
520-0114[4]
市外局番 077(大津MA[5]
ナンバープレート 滋賀
※座標は穴太駅付近

穴太(あのう、あのお)は、滋賀県大津市町名[1]。現行行政地名は穴太一丁目から穴太三丁目。読み仮名は、行政上の町名は「あのう」と表記し[1]、駅名などは「あのお」と表記される。

この記事では現在の穴太一-三丁目の前身となった坂本穴太町(さかもとあのうちょう)についても述べる。

地理[編集]

琵琶湖西岸に近い大津市中部に位置し、北で延暦寺日吉大社門前町として栄えた坂本、北東で下阪本、南で唐崎、南西で滋賀里、西で坂本本町と接する。

歴史[編集]

古事記』によれば、成務天皇の都・志賀高穴穂宮(しがのたかあなほのみや)があった場所とされる。また、『延喜式』によれば、駅伝制駅家(穴太駅[6])が置かれ、駅馬五頭が割り振られていた。

地名の由来[編集]

「あのう」という地名が全国的に見られ、これらの地域が交通の要衝であることが多いことから、交通に関する古代語に由来するという説がある[7]。「穴太積み」といわれる、石垣積みの技法を駆使して延暦寺の修繕などを担当していた石工集団・穴太衆がこの地に住んでいたことで知られている。

沿革[編集]

坂本穴太町[編集]

現在の穴太の母体は大津市編入前の旧滋賀郡坂本村大字穴太、のちの大津市坂本穴太町である。1951年(昭和26年)4月1日の坂本村の大津市編入後、人口の集中する地域が穴太一-三丁目・弥生町等として分離し山間部のみが坂本穴太町として残った。この残部は人口集積地がなく、市が作成する一部資料では現在も坂本本町の南方に坂本穴太町の名が残る[8]一方、大津市による人口集計は行われておらず町名としては実質的に廃止されている。地図帳・地図サイト等では坂本本町の一部として表記されている。郵便番号の設定もない。

世帯数と人口[編集]

2019年(平成31年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[3]

丁目 世帯数 人口
穴太一丁目 271世帯 586人
穴太二丁目 333世帯 696人
穴太三丁目 162世帯 367人
766世帯 1,649人

人口の変遷[編集]

国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 1,662人 [9]
2000年(平成12年) 1,771人 [10]
2005年(平成17年) 1,771人 [11]
2010年(平成22年) 1,514人 [12]
2015年(平成27年) 1,592人 [13]

世帯数の変遷[編集]

国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 545世帯 [9]
2000年(平成12年) 600世帯 [10]
2005年(平成17年) 600世帯 [11]
2010年(平成22年) 612世帯 [12]
2015年(平成27年) 687世帯 [13]

学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[14]

丁目 番・番地等 小学校 中学校
穴太一丁目 全域 大津市立唐崎小学校 大津市立唐崎中学校
穴太二丁目 全域
穴太三丁目 全域

交通[編集]

鉄道[編集]

路線バス[編集]

かつては、滋賀県道47号伊香立浜大津線を走る京阪バスの路線が存在したが、撤退し現在はない。

道路[編集]

その他[編集]

日本郵便[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 9.
  2. ^ 滋賀県大津市の町丁・字一覧” (日本語). 人口統計ラボ. 2019年9月22日閲覧。
  3. ^ a b 最新の人口統計表 - 男女別・町丁別人口統計表 (PDF)” (日本語). 大津市 (2019年9月5日). 2019年9月22日閲覧。
  4. ^ a b 穴太の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  5. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  6. ^ 穴太駅は、京阪石山本線の穴太駅の東側付近にあったと推定されている(木下良監修・武部健一著『古代の道-畿内・東海道・東山道・北陸道』(吉川弘文館)
  7. ^ 『日本歴史地名大系 25 滋賀県の地名』(平凡社)
  8. ^ 大津市防災マップ 坂本学区その3(高画質版) 2013年7月13日閲覧。
  9. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ 大津市立学校及び幼稚園通学区域一覧表”. 大津市 (2019年4月1日). 2019年9月21日閲覧。
  15. ^ 郵便番号簿 2018年度版 (PDF)” (日本語). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。

参考文献[編集]

  • 角川日本地名大辞典 25 滋賀県 別冊付録:増補』「角川日本地名大辞典」編纂委員会、角川書店、1989年11月(日本語)。ISBN 978-4-04-001250-6。