篠房六郎

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篠房 六郎(しのふさ ろくろう)は、日本の男性漫画家東京都出身。武蔵野美術大学造形学部卒業。

来歴[編集]

大学在学中は漫画研究会に所属。当時のペンネームは下総洋平。トレーディングカードゲーム カオスギアのイラストなど下総名義での商業活動もある。1998年に卒業制作でもある『やさしいこどものつくりかた』で、アフタヌーン四季賞春のコンテストにおいて四季大賞を受賞[1]。自画像を女性として描くこともあるが、男性である。 SF作家の伊藤計劃、漫画家の糸杉柾宏は武蔵野美術大学時代の先輩にあたる[2]

作品[編集]

長編作品
クラン同士の対決が繰り広げられるオンラインゲームに、一人の凄腕のプレイヤーが参加した。その頃このボードではクダンと呼ばれる謎の荒らしが出現していた。
オンラインゲームの中に作られたカウンセリングのためのグループで現実世界を巻き込んだ事件が発生し、世間の好奇の目にさらされる。グループが消えるまでの3週間、彼等を守るために一人の廃人プレイヤーキラーが雇われた。
いわゆる「ツンデレ」という概念を「他者への好意を、自己の感情に反した攻撃的な言動で表現してしまう人格障害」と定義し、ツンデレ主人公の悩める日常を描く。
短編集
  1. 2002年6月5日初版発行 ISBN 4-8352-1352-1
  • 篠房六郎 『新装版 家政婦が黙殺 篠房六郎短編集』 講談社〈KCDX〉全1巻 ※上記の新装版
  1. 2010年2月23日初版発行 ISBN 978-4-06-375883-2
  • 篠房六郎 『篠房六郎短編集 こども生物兵器』 講談社〈アフタヌーンKC〉全1巻
  1. 2002年10月23日初版発行 ISBN 4-06-314305-8
アフタヌーン四季賞受賞作を含む短編集。収録作品は以下の3作品。
  • やさしいこどものつくりかた:1998年春の四季賞受賞作。『月刊アフタヌーン』1998年6月号に掲載。商業誌デビュー作品。
  • 生物兵器鈴木さん:1997年夏の四季賞受賞作。雑誌未掲載作品。
  • 空談師:同名の長編作品とは別の短編作品(前後編)。『月刊アフタヌーン』1999年11月号および12月号に掲載。
挿絵/イラスト
  1. ドラグネット・ミラージュ 2006年1月20日 ISBN 4-8124-2505-0
  2. ドラグネット・ミラージュ2 10万ドルの恋人 2007年3月1日 ISBN 4-8124-3011-9
アンソロジー
  1. げんしけん 第9巻特装版 2006年12月22日初版発行 ISBN 978-4-06-364674-0

脚注[編集]

  1. ^ 受賞時の名義は篠房六郎。
  2. ^ 伊藤計劃先輩のこと - 篠房六郎日記 2009年3月23日付
  3. ^ 小学館ガガガ文庫にて『コップクラフト DRAGNET MIRAGE RELOADED』と改題して再版されている。小学館版では挿絵の担当が村田蓮爾に変更されている。作品に関する詳細は該当項目を参照。