空母いぶき

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空母いぶき
ジャンル 架空戦記
漫画
作者 かわぐちかいじ
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミック
レーベル ビッグコミックス
発表号 2014年第24号 -
巻数 既刊8巻(2017年11月30日現在)
テンプレート - ノート
ポータル 漫画

空母いぶき』(くうぼいぶき)は、かわぐちかいじ作、恵谷治監修による日本漫画。『ビッグコミック』(小学館)にて、2014年24号から連載中。「いぶき」は、作中に登場する架空の航空機搭載型護衛艦 (DDV) の艦名でもある。話数カウントは「第nソーティ」。

作品解説[編集]

本作発表前、中華人民共和国(以下中国)の台頭にともない、特に2010年尖閣諸島中国漁船衝突事件や、散発的に発生する尖閣諸島中国船領海侵犯事件を念頭に、日中関係の中で離島防衛および奪還作戦の可能性が現実味を帯びていた。また、2012年政権交代により誕生した第2次安倍内閣平和安全法制の制定を目指し、国会での議論が行われていた。そのような時代背景の中で発表された本作は、『沈黙の艦隊』『ジパング』で知られるかわぐちかいじの得意とする軍事作品であるが、彼がかつて発表した作品の中でも、より現実的かつ具体性に富んだものとなっている。

本作では新型護衛艦の艦長と副艦長の思想・信条の違いを対立軸にし、互いに認められる部分とそうでない部分、さらにはそれら全てを乗り越えて、切迫する事態へいかに対処するかがメインテーマとなっている。また、『沈黙の艦隊』でもそうであったように、国際政治の場における日中をはじめとする各国の政治家の姿もリアリティを持って描かれている[1]。一方で、部隊の運用方法や兵器の描写などについては、一部で現実世界とは相容れない部分がある(後述の#軍事的に不自然な点を参照のこと)。

年代設定は開始時点が「20XX年」(翌々年が「20XY年」)とされている。20XX年の場面で「自衛隊発足(1954年)から60年」[2]という発言があるため、前後のずれがないと考えた場合は2014年から始まることになる。

あらすじ[編集]

20XX年10月、嵐の中で遭難者に擬装したと思われる工作員[注釈 1]が、尖閣諸島南小島に上陸し、「この島は中国固有の領土であり、中国本土の船舶を待つ」と主張する「尖閣諸島中国人上陸事件」が発生。さらに日本の領海に侵入を図る中国海警局の船舶と海上保安庁巡視船との衝突、調査目的で派遣された護衛艦への威嚇射撃と事態がエスカレートし、日本政府はなかば中国に屈する形で事態の収拾を図るが、中国の行動に危機感を覚えた首相は、同時に新型護衛艦の就役と、その艦船を旗艦にした新護衛隊群の創設を柱とする「ペガソス計画」の前倒しを決定する。

事件から1年後、事実上自衛隊初の空母である「いぶき」が完成。艦長には元航空自衛隊のエースパイロットという異例の経歴を持つ秋津竜太一佐が任命され、副艦長兼航海長には新波歳也二佐が選ばれる[注釈 2]。自分たち自衛官は軍人であり、万一の際は武力行使や命を懸けることも厭わない秋津の方針に対し、自衛隊が専守防衛・人命第一で行動してきたことに誇りを持つ新波は違和感を覚えるが、一方で彼の努力、部下を取りまとめる力は認めており、反意を示すことは避けつつ各地で演習航海を続けていた。

翌20XY年4月、「いぶき」が南鳥島沖での演習航海中、中国軍は「曙光工程」を発動、突如として日本への侵攻を開始する。先島諸島の制圧を許し、自衛隊初の戦死者を出したことに加え、中国に話し合いの余地がないと見た日本政府は、内閣総理大臣である垂水慶一郎の指揮により、海上警備行動に続き史上初の防衛出動を下令。この時点で、自衛隊と中国人民解放軍との武力衝突は避けられないものとなる。

「いぶき」は前線へと急行するが、中国も防衛出動に即応し、新型空母「広東」を先島諸島へと向かわせていた。日中両政府の交渉は決裂し、ついに実力行使による領土奪還作戦「」が発動する。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

秋津竜太あきつ りょうた
主人公。初登場時は航空自衛隊所属で、階級は二佐[2]。元々は戦闘機乗り(ファイター・パイロット)[2]で、「空自始まって以来のエースファイター」と呼ばれたほどの英才[注釈 3]ノーフォーク海軍基地で研修を積み、海上自衛隊へ転属。最年少で一佐へ昇格し、「いぶき」の初代艦長を務める[4]
公の場で自らの立場を「軍人」と発言したり、第5護衛艦隊について「アジアを守らなければ日本も守れない」として「アジア最強」を掲げ[3]抑止力による戦争回避を主張するとともに、いざとなった場合には武力衝突も視野に入れている。ほかにも艦隊の前に陣取る元級潜水艦の魚雷発射口外扉開口音を感知した時は「急迫不正の侵害」に当たるとして先制攻撃を具申する[5]など、「力には力をもって思い知らせる」という信念を持ち[6]、「自衛官として国防をどう考えるか」という点で新波とは方向性を異とする。
「はやぶさ」発動後の状況の変化において新波と涌井との内密の会談にて中国海軍の本土からの援軍等の動きが全くないことを確認しており、秋津は中国政府と中国海軍は一枚岩では無いことを推測する。
新波歳也にいなみ としや
本作のもう一人の主人公。海上自衛隊所属の自衛官。階級は二佐[2]。秋津と「いぶき」艦長の座を競うが、艦長には秋津が選ばれ、自身は副艦長兼航海長を任される[4][注釈 4]
自衛隊が発足以来60年間一人も任務で殺傷していないことを誇りに思っており、尖閣諸島中国人上陸事件に際しての垂水首相の決定を「勝ち戦だった」と評価し[2]、また「自分が乗る艦で誰も海で死なせたくない」「モニターの光点は艦か機であると同時に人間である」「自衛官に必要なのは何があっても戦争を阻止する覚悟」といった信念を持つ[3][8]。そのため、秋津の思想や行動には懐疑的で、「自衛官が持ってはならない野心がある」と感じている[8]が、艦長として彼が努力していること自体は評価しており[7]、自衛隊や日本にとって秋津の存在がどう影響するかという判断を先送りにしている[7]
垂水慶一郎たるみ けいいちろう
日本国内閣総理大臣
官房長官を務めていた際に、アメリカが引き受けていた役目の一端を担うためにペガソス計画を承認するなど周囲からはタカ派だと思われていた[2]。しかし実際に尖閣諸島中国人上陸事件が発生し、「あたご」へのミサイル攻撃を受けるに至り、戦争に突入した場合の被害を考え、最終的に中国人を引き渡す決定を下し、「中国の圧力に屈服した」と批難を浴びる[2]。同時にペガソス計画は本当に抑止力として機能するのか、それとも他国を刺激することによって衝突を招くのかを問い直す[2]が、アメリカの軍事的影響力がアジアでも低下する中、中国の台頭の前では防衛計画を見直さざるを得ず、またアメリカに頼れない可能性を考えれば独自の防衛力を高める必要があるという考え自体は変っていない[9][注釈 5]
曙光工程発生当初は海上警備行動を発し[10]アメリカ合衆国大統領には米中全面戦争を怖れて「事態は日本独力で解決すべき」と伝えるなど、局地紛争に留めるべく腐心する[11]が、中国政府が話し合いに応じないと判明した時は即座に日本初の防衛出動発動を決断した[6]
一の瀬一いちのせ はじめ
東都新聞の政治部記者で、報道に中立は存在せず、追従か批判しかないと断言する政府批判派の急先鋒。沢崎の旧知でもある。
拡大する中国の軍事力に対して、自衛隊の戦力では歯止めにならず、抑止力による戦争回避は現実的ではないと主張し、日本が中国に対抗して軍拡が止まらず軍事大国になると考え、政権が推し進める計画の象徴である「いぶき」の正式配備阻止を狙っていた[7]。曙光工程時には総理の会見で質問し、防衛出動の発動を予感する[12]。無人島である尖閣諸島よりも、中国軍に拘束された3,150人の人命を優先すべきだと考えており、中国機撃墜後の会見では紛争の発端は日本政府の行動によるものと糾弾する[13]。事態の進行を自分の目で確認するため、最前線となった下地島に渡り、出撃するF-35JAをスクープした。

自衛隊関係者[編集]

第5護衛隊群所属[編集]

涌井継治わくい けいじ
初登場時は「あたご」艦長、階級は一佐[2]。のちに海将補へ昇格し、第5護衛隊群司令を務める[4]
尖閣諸島中国人上陸事件に際し、中国軍からの空対艦ミサイル攻撃を受け、「次は威嚇にあらず」との連絡を官邸へ伝えた[2]。曙光工程で現地へ急行する際、待ち伏せをかけて先制攻撃の意思を見せた元級潜水艦に対し、先のミサイル攻撃で防御が間に合わなかった記憶と敵艦300人の人命を奪うことの板ばさみとなり、自ら先制攻撃を行うか煩悶するが、日本が受ける壊滅的な被害を想像し、「けんりゅう」への攻撃命令を自制する[5]。しかし、「広東」から発進した殲20がミサイルを放った後は、秋津に促される形ではあるものの、敵機の撃墜を即断し、自衛隊初の敵戦闘員の殺傷に繋がる[14]
浦田鉄人うらた てつと
涌井の後任となる「あたご」艦長。階級は一佐[3]
専守防衛を重んじており、隊内の一部で「旧日本海軍の『いぶき』が甦った」とはしゃぐ空気をいさめた[3]。また、水谷司令官に対し、秋津の適性を疑問視する報告をしている[7]
浮船武彦うきふね たけひこ
ちょうかい」艦長。階級は一佐[3]。「アジア最強」を宣言した秋津に同調する。
普段はイケイケな性格。本気になると関西弁になる[15]
瀬戸斉明せと なりあき
ゆうぎり」艦長。階級は二佐[3]
清家博史せいけ ひろし
せとぎり」艦長。階級は二佐[3]
滝隆信たき たかのぶ
けんりゅう」艦長。階級は一佐[3]
中国軍潜水艦のキロ級元級の性能向上と艦数の多さ、また広大な日本の領海域に対し、自衛隊の所有する潜水艦では手が回らないことを危惧している[3]。また、防衛出動が発動された後も政府から戦闘を最大限回避するよう求められ、「いつまで現場に政治を負わせる気だ」と不満を表した[16]
淵上晋ふちがみ しん
第92航空団司令兼飛行隊長。階級は一佐[3]
滝と同様、数で圧倒されている状況を問題視しているが、「無いものねだりを言っても無駄で、練度を上げるしかない」とある程度割り切っている[3]
多良間島空爆作戦では、団司令ながらF35の予備機で出撃する。
迫水さこみず
アルバトロス小隊隊長。階級は三佐。コールサインは「アルバトロス1」。
F-35JBの初陣で小隊を率い、敵機4機を撃墜して撤退させた。また、ミサイルに追われた柿沼を叱咤し、ベイルアウトするよう呼びかけた[17]
柿沼かきぬま
アルバトロス小隊隊員。階級は一尉。コールサインは「アルバトロス2」。
殲20の波状攻撃終了間際にミサイル6発同時攻撃の標的になり、回避行動を続け、レッドアウト寸前まで追い込まれる。高価な機体を守るため、僅かな回避成功の可能性にかけて急旋回を敢行するか決断を迫られるが、最終的には迫水の言葉と後に残す家族を思ってベイルアウトし、漂流しながらも救出された。その後の容態は不明[18]
池谷いけたに
スパロウ小隊隊長。階級は三佐。空警500撃墜の任務を託される[19]
江口えぐち
第92航空団隊員。階級は一尉。
多良間島空爆作戦で淵上一佐の僚機として出撃するが、中国軍の対空ミサイルに撃墜され安否不明。

その他の自衛隊関係者[編集]

水谷敬吾みずたに けいご
自衛艦隊司令官。階級は海将[7]
先島諸島原状回復陸海空統合任務部隊の司令官を任される。
加瀬利男かせ としお
「せとしお」艦長。階級は一佐[20]
戦闘の拡大を防ぐため、自艦をすれ違いざまに敵艦に体当たりさせる荒業に出る。
深堀進ふかぼり すすむ
特殊作戦群副群長。階級は二佐[21]
与那国島奪還作戦部隊を指揮する。
沖村聡志おきむら そうじ
防衛省情報本部情報官。階級は二佐[22]
展開した中国軍の動きを分析するとともに、学生時代の友人である沢崎と連絡を取り合う[23]

日本政府関係者[編集]

沢崎勇作さわざき ゆうさく
アジア大洋州局参事官
インドネシアジャカルタ勤務から本省へと呼び戻された。ペガソス計画には一歩退いた立場で、「慎重派」としているが[9]、一方で首相の現状認識も尊重している[7]。分析力のみならず直感にも優れており、中国の活動から次の事態を的確に予測している[24][25]
石渡俊道いしわた としみち
官房長官防衛大臣を務めていた時期に、当時官房長官であった垂水と共にペガソス計画の絵図を描く。
尖閣諸島中国人上陸事件から発展した事態では、政権へのダメージを考えて安易に中国の圧力に屈しないよう主張、また事後にはこれを口実にペガソス計画の前倒しを狙う[2]など、思想的には垂水よりもタカ派的な面が見られる。
沖忠順おき ただまさ
防衛大臣。
酒井彰さかい あきら
在中国特命全権大使。中国外交部の程副部長との交渉に臨んだ[21]。外交官としてではなく、一人の親として程を説得しようと試みるが不調に終わる[23]
高見沢たかみざわ
アジア大洋州局局長。

中国人民解放軍関係者[編集]

階級については中国軍の階級も参照のこと。

馬大奇マー・ターチー
海軍駐在武官。所属は総参謀部第2部第6処。階級は大校[7]
女性スパイを使い、与那国島の陸上自衛隊基地のデータを入手[7]。曙光工程発生後に行われた日本の外務次官と話し合いの場では、1992年に制定された「中華人民共和国領海接続水域法」第2条に基づき、「釣魚島は中国の領土である」と主張した[12]。沢崎は「今まで中国軍の中で軽んじられていた海軍の権勢拡大を狙い、作戦を主導して展開している」と分析している[12]
劉長龍リォウ・チャンロン
「広東」艦長。階級は大校[14]
「いぶき」を脅威ととらえ、全面対決する。
王志強ワン・ヂーチャン
海軍北海艦隊司令部政治委員。階級は中校[24]
馬からの連絡を受け、曙光工程を発動させる[24]
姜暁岩シャン・シァオヤン
「ゆうぎり」に収容された殲20パイロット。階級は少校

中国政府関係者[編集]

程朝旭チェン・チャオシュ
中華人民共和国外交部副部長。
曙光工程で占領した尖閣諸島を除く日本の領土および島民の解放の準備があると通達するが、日本政府が尖閣諸島を中国固有の領土と認めることという条件を突きつけ、日本政府の考え次第ではさらなる戦闘の拡大もありうるという態度を示す[21]。その態度を第2回北京交渉でも崩さなかったため交渉も不調に終わり、日本政府が自衛隊に武力奪還作戦「はやぶさ」を決行させる要因となった[23]

登場兵器[編集]

架空[編集]

ここでは、連載当時に運用前のものも含む。

自衛隊
いぶき
画像はモデルとなったいずも型護衛艦
画像はモデルとなったいずも型護衛艦
基本情報
運用者 Naval Ensign of Japan.svg 海上自衛隊
艦種 航空機搭載型護衛艦
建造費 約3,000億円[4]
母港 横須賀
艦歴
要目
満載排水量 2万6千トン[26]
兵装 ファランクス20ミリCIWS 2基
SeaRAM近SAMシステム 2基
搭載機 F-35JB 15機
SH-60K
テンプレートを表示
DDV-192 「いぶき」
ペガソス計画によって生み出された、自衛隊初の航空機搭載型護衛艦。分類上は軽空母となる。新設された第5護衛隊群の旗艦である。
艦名は第二次世界大戦中、マル急計画により設計変更されたものの、未完成のまま終戦を迎えた幻の空母「伊吹」にちなむ。建造中はコードネームの「ペガソス」の名で呼ばれていた。
設計はヘリコプター搭載護衛艦いずも」を改良したものである[9]。大きな特徴としては、日本初のスキージャンプ式の飛行甲板の採用がある[注釈 6]。実際の「いずも」にはスキージャンプ式飛行甲板はなく、改修することで取り付ける選択肢はあるものの、艦のバランスの問題上スキージャンプ勾配を後付で設置することは困難であり、またスキージャンプ式には多大な訓練を要するため、採用には至っていない。
艦載機はF-35JBが15機のみ配備されているが、これは専守防衛を鑑みて、航続距離の長い対地攻撃型ではなく、あくまで対潜水艦用であると説明するためである[4][注釈 7]
対空兵器はベース艦である「いずも」同様、他の護衛艦と比較して少なく、SeaRAM2基とファランクス20ミリCIWSだけ[9]であり、艦隊の防衛は随伴する護衛艦に任されている[9]
自衛隊初となる洋上での協同運用がなされており、航空管制を航空自衛隊、操艦を海上自衛隊が担当する[4]
現地から3,000キロメートル離れた南鳥島沖での演習航海中の隙を突いて曙光工程が発動され、被占領地の奪還と島民保護のために急行する。

F-35JBステルス垂直離着陸機
「いぶき」に15機のみ配備された新型機[4]で、各5機編成の3小隊から成る[13][注釈 8]空対空ミサイルAIM-120 アムラームを搭載する。機体価格は1機あたり150億円[17]
取り扱いを巡っては、『汎用・多目的機であり、「いぶき」に配備されているのは対潜のためである』とする政府・与党と、『対潜用というなら対潜ヘリでよく、対地攻撃能力を持つ当機種を搭載するのは専守防衛に反する』と主張する野党が対立する原因ともなっている[9]
殲20との性能比較は、当機がステルス性で上回ると見られている[17]
F-35JAステルス攻撃機
F-35Aの航空自衛隊仕様で那覇基地に配備されており、曙光工程で発進した殲20に対応してスクランブルをかけたが、攻撃を阻止できなかった[10]
その後は第5護衛隊群支援のため、那覇基地所属の第9航空団の12機が下地島空港に駐留。与那国・多良間の上空警戒に6機が出撃した。
現実世界では2020年ごろに運用開始予定。
中国人民解放軍
広東カントン
未完成の艦体を購入して再利用した「遼寧」とは違い、初の中国産正規空母である。艦名は広東省にちなむ[注釈 9]。また、同型艦として2番艦「天津ティエンジン」も就役していた。
艦載機は殲20を60機運用しており[16][注釈 10]、劇中の艦全体の様相では艦外見デザインは「ウリヤノフスク級原子力空母」に準じた外見になっており、離陸方式は「遼寧」と同様、スキージャンプ方式で発艦させる方法を採っている[6]。「遼寧」とは段違いの性能と装備を持ち[9]北海艦隊空母部隊の中核をなす。
曙光工程鎮圧に向かう第5護衛隊群と対決すべく、尖閣諸島海域に向かう[6]
殲20艦上戦闘機
空母「広東」で運用されている艦載型が登場する。
曙光工程の口火を切る形で、与那国島陸上自衛隊基地に配備されたレーダーサイト空対地ミサイルで爆撃[24]多良間島沖上空ではRF-4Eに対して右翼のガンポッドで威嚇射撃をしたのち、ミサイルで撃墜した[6]。第5護衛隊群との戦闘で1機、続くF-35JBとの対決で、5対10と数的優位に立つも4機を撃墜される。さらに「はやぶさ」発動後、多良間島上空でのピーコック隊との交戦で3機撃墜され[注釈 11]、その後の攻防戦に於いてもさらに数を減らしており劇中の新波の言によると現喪失機数は10機とされるが、尖閣諸島攻略前に新たに中国本土から8機「広東」に供給される。
性能的にはF-35JBよりもステルス性で劣ると指摘されているが、秋津は「パイロットの質が良くないため、本来の優れた機体性能を引き出し切れていない」と評している。第5護衛隊群での隠語は「鴉(カラス)」。
現実世界での運用は2018年開始予定となっているが、ステルス型空母艦載機は殲31になると目されている。

実在[編集]

自衛隊[編集]

第5護衛隊群
DDG-177 「あたご」(あたご型イージスミサイル護衛艦
尖閣諸島中国人上陸事件へ対応するため、「てるづき」と共に佐世保基地から調査目的で派遣される。「遼寧」から発進した殲15からの空対空ミサイルが発射されたが、距離が近すぎたためCIWSによる防御は間に合わなかった[2][注釈 12]
「広東」から発進した殲20の第一波攻撃のミサイル8発をスタンダードミサイルで撃墜した。
尖閣諸島攻略戦に於いてLRLAP弾を用いた攻撃によって魚釣島と南小島に設置された中国軍施設の破壊を行う。
DDG-176 「ちょうかい」(こんごう型イージスミサイル護衛艦)
「広東」から発進し、単機で第二波攻撃を仕掛けた殲20のミサイルと敵機をスタンダードミサイルで撃墜し、自衛隊として初めて敵兵士を殺傷した[14]。多良間島沖では「哈爾浜」「洛陽」と交戦し、54口径127mm単装速射砲によるピンポイント砲撃で両艦の兵装を無力化する[15]
DD-153 「ゆうぎり」・DD-156 「せとぎり」・DD-154「あまぎり」(あさぎり型汎用護衛艦
「ゆうぎり」は多良間島沖での戦闘で撃墜された殲20のパイロットを収容した。
尖閣諸島攻略時に於いて「せとぎり」は「あたご」の護衛を務め「あたご」を狙う「遠征103」の雷撃を対雷撃用装備で防戦をするも防戦の末、自ら盾となり雷撃を受け左舷に大ダメージを受ける。避難しきれなかった乗員もおり死傷者を多数出している。
その「せとぎり」が通常航行不能になりドック入りとなったため「あまぎり」が第4護衛隊群より交代要員として編入された。
SS-504 「けんりゅう」(そうりゅう型AIP潜水艦
多良間島沖において「遠征103」放った雷撃を雷撃でもって相殺した[注釈 13]が尖閣諸島攻略時に於いて「あたご」を守るため攻撃に集中していた「遠征103」のバッフルズに入りそこからの雷撃でそれを沈めた。
AOE-426 「おうみ」(ましゅう型補給艦
その他
DD-116 「てるづき」(あきづき型汎用護衛艦
「あたご」と共に、尖閣諸島中国人上陸事件へ対応するため、佐世保基地から調査目的で派遣される[2]
DDH-183 「いずも」(いずも型護衛艦)
尖閣諸島攻略時の第5護衛隊群のサポートに回るため艦隊引き連れて出撃している。
SS-599 「せとしお」(おやしお型潜水艦
多良間島沖において第5護衛隊群に合流した潜水艦だが「遠征102」の雷撃の第一波を放ったのを皮切りに雷撃の第二波阻止のために「せとしお」は体当たりを敢行し艦底にダメージは受けたものの「遠征102」に対して浮上撤退を余儀なくされる大ダメージを与えた。
SS-505 「ずいりゅう」・SS-508 「せきりゅう」(そうりゅう型AIP潜水艦)
尖閣諸島攻略時において元級潜水艦の雷撃に対して応戦。
LST-4002 「しもきた」・LST-4003 「くにさき」(おおすみ型輸送艦
両艦とも武力奪還作戦「はやぶさ」発動後、18時30分沖縄那覇港より陸自の上陸部隊の輸送を行う[19]
RF-4E偵察機
那覇基地から発進した機体が中国軍に占領された多良間島上空に派遣される。目標地点到着寸前に殲20に遭遇し、警告射撃を受けた後も引き続き偵察を続け、第二弾攻撃前に島の撮影を狙うが、反転した敵機からの空対空ミサイルが直撃し、撃墜された。搭乗員2名は生死不明[6]
E-767早期警戒管制機
曙光工程において、中国海軍空母部隊の動きを捉える[6]
SH-60K哨戒ヘリコプター
「いぶき」ほか各艦の艦載機として、対潜警戒や漂流するパイロットの救助を行う[17]
V-22垂直離着陸機
那覇基地まで水陸機動団を輸送した。
AH-64D戦闘ヘリコプター
UH-60JA多用途ヘリコプター
那覇駐屯地の上空を飛行している[21]
C-2輸送機
防衛出動発令後に自衛隊の輸送に使用。飛龍2の破壊後に特殊作戦群の空挺降下に登場。続いて第1空挺団も降下しようとしたが红旗7が破壊できない状態のため降下を中止し引き上げた。
その後、孤立した特殊作戦群に物資を投下するため1機だけ登場、察知した中国軍の高射機関砲の攻撃を受けて被弾、撃墜される。物資投下は成功し、乗員はパイロットも含めて全員脱出して特殊作戦群と無事合流した。
軽装甲機動車
高機動車
73式大型トラック
水陸機動団の車輛がLCACにより多良間島南海岸より揚陸される。
AAV7 水陸両用兵員輸送車
「しもきた」艦内においてLCACに搭載されている。
82式指揮通信車
与那国島で孤立した特殊作戦群を支援するべくC-2に搭載される。
89式5.56mm小銃
与那国駐屯地警備小隊及び水陸機動団、特殊作戦群が使用する。
91式携帯地対空誘導弾ブローニングM2重機関銃
特殊作戦群がC-2に積まれていた物資を回収後、反撃手段として用いられた。

中国人民解放軍[編集]

遼寧
北海艦隊に所属する航空母艦
尖閣諸島中国人上陸事件後、調査目的として派遣された自衛艦に対抗する形で、青島基地から艦隊3隻の中の一艦として派遣された。その後、海上保安庁巡視船と、中国海警局の艦船衝突を受け、威嚇目的で艦載機の殲15を発進させる[2]
長白山チャンペイサン」(071型揚陸艦
艦名は白頭山の中国語読みにちなむ。排水量は1万7千トン。
曙光工程に際し、海洋監視船・海警3901と共に尖閣諸島へ派遣され、海兵を上陸させて周辺の島々を占拠した[10]
「遠征(ユアンヂョン)102・103」(元級潜水艦
「いぶき」の性能調査のため2艦が第5護衛隊群を追尾していたが、曙光工程対応に向かう艦隊の動向を判断しようと進路前方で待機し、一触即発の状況を生み出す[11]
再び姿を現した「遠征102」は「いぶき」に対して雷撃を行うが、無効化されたのちに「せとしお」の体当たりを受け、浮上撤退する[28]。「遠征103」は「けんりゅう」に対して雷撃を行うも、魚雷が「けんりゅう」に雷撃で相殺されたために艦の位置が特定され、対潜ヘリの威嚇爆撃を受け撤退した[29]
尖閣攻略戦において他の同型艦の雷撃の中、再び出現し「あたご」に対して雷撃を行ったものの「けんりゅう」が察知し「せとぎり」の艦載ヘリに伝達され、その雷撃は阻止されるが、戦功への焦りかさらに「あたご」に対して執拗な雷撃を仕掛け「せとぎり」が決死の防戦の末、大ダメージを受ける。だが「あたご」への攻撃に集中している隙に「けんりゅう」が「遠征103」のバッフルズ[注釈 14]に入り、そこからの雷撃を受け海底に沈んだ[注釈 15]。その後に雷撃を仕掛けていた同型の潜水艦も戦線から撤退している。
西安シーアン」(蘭州級駆逐艦)・「銀川インツィアン」 「太原タイニャン[注釈 16](昆明級駆逐艦)・「揚州ヤンチョン」「黄岡ファンガン」(江凱型フリゲート)
「広東」が所属する北海艦隊空母部隊に所属する駆逐艦及びフリゲート。
哈爾浜ハルビン」(052A型駆逐艦)・「洛陽ルオヤン」(053H3型フリゲート[注釈 17]
多良間島沖にて海上警戒を行っていたが、両艦とも「ちょうかい」の精密砲撃によって兵装を破壊され、撤退した。
殲15艦上戦闘機
「遼寧」から発進し、「あたご」に対して威嚇のためミサイルを発射する[2]
多良間島上空では2機が空警500の護衛に付く。空警500が撃墜された後スパロウ隊との交戦に入り、僚機を犠牲にしての連携でスパロウ隊を圧倒するも、共に撃墜される[30]
空警500(KJ-500早期警戒機
殲20などの中国海軍戦闘機との戦術データ・リンクを統べる。
多良間島上空にて護衛の殲15をともなって警戒行動を行っていたが[19]、「いぶき」から飛び立ったスパロウ隊の急襲によって撃墜される[30]
作戦「はやぶさ」発動時の第5護衛隊群での隠語では「梟(フクロウ)」と呼ばれている。
Il-76輸送機
与那国島でエアボーンを行ったのち、03式空挺歩兵戦闘車を空中投下した。新多良間空港へは红旗7を輸送する[31]
武直10ウージィジー(WZ-10)攻撃ヘリコプター
陸自の上陸部隊の情報が漏れたのを機に上陸部隊の掃討のために小部隊規模で派遣された。
03式空挺歩兵戦闘車
曙光工程において、Il-76により空中投下される[10]
红旗7ホンチーチー地対空ミサイル自走型
Il-76により複数輸送され[31]、陸上自衛隊に対する対抗策として、分散収容された島民による「人の盾」とともに配備された。C-下作戦でティンダバナにて配備されていた個体はF-35BJのマーベリックで1輌撃破される。
飛龍2(フェイロンFL2)地対艦ミサイル牽引型
多良間島に多数配備されるが、「ちょうかい」を囮としたF-35JBによる爆撃によって破壊された。
鉄鷲四輪特殊車
劇中では87式25mm連装機関砲とHN-5携帯対空ミサイル2基を搭載した自走対空砲型が登場し、多良間島空爆作戦で対空射撃していたF-35JBを撃墜し、支援物資を投下していたC-2輸送機のエンジンを撃ち抜き墜落させていたが、その投下物資を回収し兵装を得た陸上自衛隊員によって破壊された。
岱山島(920型病院船英語版
第5護衛隊群への束縛として、基地再生のための資材を積んだ輸送船とともに青島港から尖閣諸島に向けて出港する。

その他の兵器[編集]

ヴァージニア級攻撃型潜水艦
尖閣諸島攻略戦を外部から黙視していたアメリカ海軍所属潜水艦[注釈 18]。「遠征103」の轟沈を確認している。

作中に登場する用語・事件[編集]

ペガソス計画
新型護衛艦かつ日本国初の航空母艦の建造と、それを旗艦とする新たな護衛隊群(第5護衛隊群)の設立計画。伝説上の有翼の馬、ペガソスの名を冠している。
作中では「10年来」の計画とされており、尖閣諸島中国人上陸事件を受け、予定より半年ほど繰り上げられて、事件の約1年後の9月25日に「いぶき」が就役した。全体の計画にはアメリカ政府が協力したとされている[4]
第5護衛隊群
「いぶき」の就役に伴って設立された5番目の護衛隊群。
航空機搭載型護衛艦1隻、イージスミサイル護衛艦2隻、汎用護衛艦2隻、AIP潜水艦1隻、艦隊補給艦1隻の7隻からなる[9]。航空自衛隊からは第92航空団が同行して「いぶき」の航空管制を務める。
尖閣諸島中国人上陸事件
20XX年10月4日、尖閣諸島南小島へ中国人3人が上陸した事件。当初は折からの台風に巻き込まれた漁師が遭難したものと見られていたが、救助のために派遣された海上保安庁特別警備隊五星紅旗を掲げて見せ、『尖閣諸島は中国の領土』と主張。さらに日本の救助を拒否して中国本土からの救助を待つと返答したことにより、日本政府は工作員が擬装したものと推測[注釈 1]。さらに、領海侵犯のおそれのある中国海警局と巡視船との艦船衝突、続いて中国軍空母から発進した戦闘機のミサイル発射など開戦一歩手前まで状況が悪化する。
最終的には日本が中国人を引き渡すと中国政府へ通達し、中国が受け入れたことで一連の事態は収束するが、各方面に禍根を残すことになる。
曙光工程シュクァンコンチョン
20XY年4月25日未明に発動された、中国による軍事作戦。前段階としてスパイを使い、基地設備の配置を丸裸にすることをはじめ周到に計画が練られており、日本政府や自衛隊は襲撃を受けるまで一切察知できていなかった[24]
第一段階で演習航海を装った空母「広東」から艦載機を発進させ、防空識別圏と早期警戒機の隙を突いて与那国島に駐屯する陸上自衛隊を強襲。レーダーサイトを破壊すると共に、空挺部隊および海上から揚陸部隊が上陸し、住民ともども島全体を占拠。さらに先島諸島に侵出し、尖閣諸島・多良間島を占領したほか、宮古島分屯基地のレーダーサイトを破壊した[11]。この作戦の中で、中国軍の空降兵が、突発的ではあるが陸自の警備小隊長に発砲。小隊長も応戦して双方が死亡し、自衛隊は創設以来初めての戦死者を出すこととなった[10]。これに対し、日本政府は当初海上警備行動、続いて史上初となる防衛出動を決定する。
第二段階として、『釣魚島は中国の固有の領土』との声明と実効支配を宣言し[25]、占領地および拘束した島民と引き換えに、釣魚島が中国固有の領土であることを認めるように要求。同時に捕虜となった将兵の解放は明言しなかったことから、地上戦の可能性も視野に入れていると想定されている[21]
はやぶさ
陸上自衛隊海上自衛隊航空自衛隊統合任務部隊による領土奪還作戦[22]
第一段階で海上優勢確保、第二段階で多良間島・与那国島を同時進行で奪還する独立作戦、第三段階で本格的な空母同士の戦闘へと進行する予定。
作戦には陸自から水陸機動団2個連隊第1空挺団および特殊作戦群2個中隊、海自から第2護衛隊群・第5護衛隊群、空自から第9航空団が参加している。

軍事的に不自然な点[編集]

軍事ジャーナリスト清谷信一は、以下の点を挙げている[32]

  1. 空母一隻では、交代要員を考えた場合満足に運用できないため、同型艦が3、最低でも2隻は必要である。稼働率を上げるのであれば、2交代制を採ればよいが、人手不足に悩む自衛隊では難しく、予算的にも厳しい。
  2. 「いぶき」が艦載するF-35だけでは作戦を遂行できず、費用対効果にも問題がある。
  3. 艦隊にDDH(ヘリコプター搭載護衛艦)が所属していない。

以上を踏まえ、「現実的には空母導入は難しく、限定的に空母の機能を持たせた、将来型の揚陸艦やDDHを局所的に利用するに留まるのではないか」としている。

書誌情報[編集]

  • かわぐちかいじ 『空母いぶき』 小学館〈ビッグコミックス〉、既刊8巻(2017年11月30日現在)
    1. 2015年10月5日発売 ISBN 978-4-09-187210-4
    2. 2015年10月5日発売 ISBN 978-4-09-187214-2
    3. 2016年1月29日発売 ISBN 978-4-09-187439-9
    4. 2016年6月24日発売 ISBN 978-4-09-187664-5
    5. 2016年10月28日発売 ISBN 978-4-09-189223-2
    6. 2017年2月28日発売 ISBN 978-4-09-189383-3
    7. 2017年7月28日発売 ISBN 978-4-09-189615-5
    8. 2017年11月30日発売 ISBN 978-4-09-189696-4

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b のちに内閣情報調査室が調査した結果では、いずれも工作員であると断定している[9]
  2. ^ 自衛隊がならうアメリカ海軍の慣習では、伝統的に元パイロットが空母の艦長に任命されており、秋津は自身が任命されることを予想していた。ただし実際にはアメリカ海軍でも、空母の艦長となる前は他の艦の副長、艦長などになり、軍艦指揮の経験を積むのが普通である[2]
  3. ^ 艦長の身でありながら、艦載機の離着陸訓練では自らF-35を操ってもいる[3]
  4. ^ 水谷司令官曰く、「いぶきが空母でなかったら艦長に選ばれていた」という[7]
  5. ^ このことを、端的に「夢や祈りでミサイルは落とせない」と表現している
  6. ^ 発艦で消費する燃料抑制と、余剰燃料を積まないで済むため、装備品能力をより活用できるとの想定による[4]
  7. ^ それでも野党からの批判は止まず[9]ASEANの80%からも就役に拒否的な反応を示された[9]
  8. ^ 構成小隊は迫水三佐が隊長を務める「アルバトロス」のほか、「スパロウ」「ピーコック」「ターキー」がある
  9. ^ 2014年当時、中国が新型の原子力空母2艦を建造中で、第2号艦は「広東」と命名される可能性があると報道されていた[27]
  10. ^ 第2巻第15ソーティの最後のコマでは、飛行甲板上に翼を折りたたんだ殲15の3機の機影が確認できる
  11. ^ この戦闘においては空警500が撃墜されてデータリンクが喪われており、劇中の様子と後述の秋津の指摘から殲20には不利な戦況である。
  12. ^ ミサイルは威嚇・警告目的で、命中はしなかった
  13. ^ 滝は「遠征103」に対しての雷撃のつもりだったらしいがその時は思いとどまってはいた。
  14. ^ スクリュー音などの様々な要素のためソナーが探知されにくい範囲のこと。
  15. ^ 劇中描写こそは無いが「けんりゅう」のソナー員の言からその様相が判明できる。
  16. ^ 現実世界の連載時では就役しておらず。現実世界での就役は2018年の予定。
  17. ^ 劇中では駆逐艦と呼称されている。
  18. ^ 第23ソーティ時点から他国の潜水艦が周囲を黙視しており、第23ソーティにおいての「けんりゅう」のソナー員のセリフによると、艦型が確認されたアメリカ以外に、ロシア・韓国・台湾・ベトナム・オーストラリア・北朝鮮の潜水艦の存在が確認されている。

出典[編集]

  1. ^ 1巻, 帯書きより.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 1巻, 第1ソーティ.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 1巻, 第4ソーティ.
  4. ^ a b c d e f g h i 1巻, 第2ソーティ.
  5. ^ a b 2巻, 第12ソーティ.
  6. ^ a b c d e f g 2巻, 第15ソーティ.
  7. ^ a b c d e f g h i 1巻, 第6ソーティ.
  8. ^ a b 1巻, 第5ソーティ.
  9. ^ a b c d e f g h i j k 1巻, 第3ソーティ.
  10. ^ a b c d e 2巻, 第8ソーティ.
  11. ^ a b c 2巻, 第9ソーティ.
  12. ^ a b c 2巻, 第13ソーティ.
  13. ^ a b 3巻, 第18ソーティ.
  14. ^ a b c 3巻, 第17ソーティ.
  15. ^ a b 5巻, 第34ソーティ.
  16. ^ a b 3巻, 第23ソーティ.
  17. ^ a b c d 3巻, 第21ソーティ.
  18. ^ 3巻, 第19-21ソーティ.
  19. ^ a b c 4巻, 第30ソーティ.
  20. ^ 4巻, 第24ソーティ.
  21. ^ a b c d e 3巻, 第22ソーティ.
  22. ^ a b 4巻, 第28ソーティ.
  23. ^ a b c 4巻, 第29ソーティ.
  24. ^ a b c d e 1巻, 第7ソーティ.
  25. ^ a b 2巻, 第14ソーティ.
  26. ^ ビッグコミック2014年第24号の巻頭カラーページより。
  27. ^ 中国の国産空母は「山東艦」、「広東艦」と命名される可能性=香港”. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月20日閲覧。
  28. ^ 4巻, 第25ソーティ.
  29. ^ 4巻, 第26ソーティ.
  30. ^ a b 4巻, 第31ソーティ.
  31. ^ a b 2巻, 第11ソーティ.
  32. ^ 「空母いぶき」のリアリティ”. 2015年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月19日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]