競艇名人戦競走

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名人戦競走(めいじんせんきょうそう)とは、ベテラン競艇選手達によるGI競走である。毎年4月に開催される。

英名はKYOTEI Masters(競艇マスターズ)であったが、2011年開催よりBoat Race Masters(ボートレースマスターズ)となっている。

優勝賞金は2011年度の改正で1000万円[1]になり、翌年の総理大臣杯競走への優先出走権がもらえる。

住之江競艇場戸田競艇場で開催された際にはドリーム戦の名も「鉄人」、「達人」、「名匠」、「名巧」とこの大会に相応しい名が並んでいた。また、最終日の優勝戦も「名人位決定戦」という名称で行われていた。

2011年より、「競艇名人戦」から「名人戦」に名称を変更した。

目次

歴史

競艇ではこれ以前にも「新鋭王座決定戦競走」、「女子王座決定戦競走」といった世代別や性別のタイトル戦が開催されていたが、この大会は競艇界でもベテラン世代のトップレーサーを対象にしたシニアチャンピオン決定戦として2000年度に創設された。

現在、競艇にはSG・G1合わせて12のビッグレースが有るが、この大会が歴史的には3番目に浅い。

出場対象選手の年齢制限は、第1回大会から第3回大会までは満50歳以上となっていたが、2003年度の第4回大会より満48歳以上と改められ、さらに施行者の希望する選手を2名を優先出場させることが可能となった。

2006年度の第7回大会では当時62歳であった万谷章がGI初優勝。レースの性質もあるとはいえ、SG、GIレース優勝の最年長記録を大幅に更新し話題となった。

また、初期の頃の住之江での開催では、往年のファンファーレや出走コールの再現がなされるなど、当時の参加選手たちが若かりし時代を彷彿とさせる様なノスタルジックな演出も行われた[2]

女子選手は2008年の第9回大会で初めて出場をして(女性第1号は鵜飼菜穂子・1年目=48歳)、2010年の第11回大会で初めて優勝戦進出(女性第1号は日高逸子・1年目=48歳、6着)を果たした。

出場資格

出場選手は52名で当年4月1日に満48歳かそれ以上になる選手から選出(級別、性別は問わない)

  • 前年度優勝者(1名)
  • 前年2月1日~当年1月31日までの140走以上出走した選手で勝率上位選手(勝率が並んだ場合は着順点上位者から順に選出)
  • 施行者希望枠(2名)
  • 選出除外
    • 選考期間内の出走回数140走未満の選手。(前年度優勝者、施行者希望枠は除く)
    • GI,GII競走における斡旋停止期間が開催期間と重なる場合
    • 負傷・病気等により出場を辞退した選手。
    • SG競走と同様、選考期間から競艇名人戦前検日までに出場停止処分を受けた選手[3]。(一部を除く)※これは、出場選手発表後でも取り消される。

歴代の名人(優勝者)

年齢と年目は優勝当時

開催年 開催場 優勝者
1 2000年(平成12年) 住之江競艇場 高山秀則(2672)
2 2001年(平成13年) 住之江競艇場 野中和夫(2291)
3 2002年(平成14年) 住之江競艇場 高山秀則(2672)
4 2003年(平成15年) 尼崎競艇場 新井敏司(2528)
5 2004年(平成16年) 住之江競艇場 大森健二(1910)
6 2005年(平成17年) 戸田競艇場 水野要(2785)
7 2006年(平成18年) 尼崎競艇場 万谷章(1710)62歳
8 2007年(平成19年) 大村競艇場 大嶋一也(3010)2年目=49歳
9 2008年(平成20年) 宮島競艇場 田中伸二(2844)3年目=50歳
10 2009年(平成21年) 鳴門競艇場 山崎毅(2903)2年目=49歳
11 2010年(平成22年) 徳山競艇場 西島義則(3024)1年目=48歳
12 2011年(平成23年) 常滑競艇場 今村豊(2992)2年目=49歳

開催予定

  • 第13回大会 2012年(平成24年)4月24日~29日 下関競艇場
    • 現行のプロペラが使用できる最後の競走になる(2012年4月27日に改正されるためであるが、この大会は旧ルールの適用となる)[4]

脚注

BOAT RACE オフィシャルWebへのリンク

今日は何の日(12月7日

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