競馬中継 (文化放送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

競馬中継(けいばちゅうけい)とは、文化放送のスポーツ部が制作・中継・放送して行なわれている日本中央競馬会主催の中央競馬のメインレース中継の番組総称である。

概要[編集]

番組のスタートは1954年の日本ダービーで在京民放ラジオ局では初となる。その後は1968年の日本ダービーを中継し、翌年から、日曜のワイド番組の中でメインレースを中継する。ただし、1980年代から90年代前半は文化放送日曜昼ワイド番組の編成上の都合などで「競馬中継」を放送していなかった時期があったが、G1レースの実況は収録されスポーツニュースで流れることがあった[1]。リスナー参加式の時期と、リスナーへの勝ち馬当選馬券の配当金還元なし時期を交互に繰り返しながら、現在へと続いている。

「ダイナミックサンデー」→「決定!全日本歌謡選抜」の1980年代前半までは実況席に解説者を置いて放送していたが、復活後の1994年4月10日以降は実況席に解説者をおかず、競馬中継を進行している。

的中方法とリスナーへの配当金還元[編集]

  • 「ダイナミックサンデー レジャー大行進」〜「決定! 全日本歌謡選抜(番組開始〜野末陳平番組降板頃まで)」
リスナーから生放送中に寄せられる電話リクエストにより勝ち馬を予想し、見事に的中した場合は的中した馬券の配当金額と同じ金額をリスナーへ均等に分けてプレゼントしていた。
※1980年代半ば以降〜1994年3月27日までは競馬のメインレース実況中継をせず、最新歌謡曲→J-POPのランキングカウントダウン番組を放送していたため、競馬の重賞レースの実況音声は文化放送日曜ナイターオフのスポーツニュース用に使われる程度だった。
  • 「一発逆転大放送 サンデーSUPERキンキン!!」
10時台に森朝子(愛川企画室所属の女優)がスタジオに登場して、毎回森朝子が予想する馬券をリスナーも予想に参加して、見事的中した場合は的中した配当金額と同じ金額をリスナーにプレゼントしていた。もし、的中を外した場合でも番組グッズをプレゼントしていた。
なお、競馬中継の放送予定の時間が特番編成の場合は、特番編成終了後の16時以降の時間に実況音声のダイジェストを放送していた。プロ野球開幕戦や日本シリーズ中継の関係で放送できないときは、翌週の番組内10時台で結果報告をしていた。
  • 「GOLD HITS コレクション」
毎回テーマに沿ったリクエスト曲を生電話で募集。その中でメインレース出走馬と同じ番号を見事に的中した場合、番組のグッズを抽選でプレゼントしていた。エンディングでプレゼント当選者を発表していた。なお、この放送当時から実況席には多和田弓子が座るようになった。
  • 「サンデースペシャル にちよう道楽王」
毎回の道楽王であるゲストパーソナリティ出演者がメインレースの勝ち馬を予想し、その勝ち馬が予想した出走馬と的中した場合、リスナーへ的中馬の配当金額と同じ金額を均等に分けてプレゼントしていた。もし、的中を外れても毎回ゲストパーソナリティの私物や番組のグッズをプレゼントしていた。
番組を参照のこと。
「番組の宴会や打ち上げパーティー用資金捻出のため、愛川欽也がひらめいた3頭を元に馬券をスタッフが購入、もし的中すれば、宴会や忘年会・打ち上げパーティーの資金として貯金。外れたら、番組スタッフの自腹。リスナーへの還元はありません」と、伊藤佳子アナウンサーのコーナー説明でお分かりの通り、リスナーへの現金プレゼントは別に行なっていた。ただ、2009年2月15日で、突然、何の予告もなしに終了してしまった。全成績は連敗が多く、総合計は100万円以上の赤字だった。連勝は最高でも、3週連続が最高だった。
石川真紀アナウンサーが、スポーツ紙の競馬コーナーの記事を読んで率直にひらめいた3頭を3千円の予算内で馬券を購入し、もし的中すれば、放送当日のリクエスト全応募者の中から、1人に抽選で当たり、馬券の配当金と同じ金額分をプレゼント(2通り、3通りとも的中の場合は、均等に分けてプレゼント。ただし、高額の配当金になった場合は番組スタッフやプロデューサーと要相談)

ネットワーク[編集]

阪神競馬場京都競馬場での重賞競走(G1競走)中継はラジオ大阪OBCドラマティック競馬)から、中京競馬場での重賞競走(G1競走)中継は東海ラジオから、実況音声をネットして放送されている。ただし、2012年の高松宮記念と、2018年のチャンピオンズカップ(いずれも中京競馬場)は自社制作を行った。以降も関西地区のレースを自社制作する場合がある。

備考[編集]

プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(2016年以降は埼玉西武ライオンズ出場時に限る)や日本シリーズがデーゲームで行われる場合は野球中継を優先するため、中継内もしくは中継後にレース実況を放送する形をとっている。

2012と2013年の横浜国際女子マラソンの開催日には、競馬中継を内包するワイド番組を休止する措置を取っていた。このため、重賞競走(G1競走)と横浜国際女子マラソンの開催が重なった場合には、15:30から「文化放送スポーツスペシャル」もしくは「文化放送サンデーSET UPスペシャル」といった特別番組として競馬中継を放送していた。なお、2014年は内包先番組が15時台の1時間のみのため、この措置は行われなかった。また、同大会に代わって2015年から開始されるさいたま国際マラソンは午前中の出走となるため、競馬中継や内包先番組への影響は一切ない。

また、重賞競走(G1競走)の発走がワイド番組の放送枠内に間に合わない場合も、同様に特別番組として競馬中継を送る(15:55発走となった2013年度のジャパンカップが一例で、15:50から15分間放送)。

レース終了後、概ね発走翌日から1週間限定でポッドキャストインターネットラジオ)でレースの模様を配信する。原則として関東主場のみであるが、GI競走が行われる場合は開催される地域に関係なくそのレースが配信されるため、その場合はラジオ大阪(OBCドラマティック競馬)か、東海ラジオ(競馬中継)の音源が流れるが、上記の通り、自社制作して放送する場合はそれが配信される。

実況アナウンサー[編集]

レポーター[編集]

  • 多和田弓子

関連項目[編集]

[編集]

  1. ^ 新橋Gate J.で“超激レアイベント”netkeiba.com 矢野吉彦 競馬最前線 2013年05月18日