竹下駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
竹下駅 | |
---|---|
駅舎(2007年6月) | |
たけした Takeshita | |
◄00 博多 (2.7km) (2.4km) 笹原 JB02► | |
所在地 | 福岡市博多区竹下四丁目16-16 |
駅番号 | JB 01 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | JB鹿児島本線 |
キロ程 | 80.9km(門司港起点) |
電報略号 | タケ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
8,693人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)9月21日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 ![]() |

竹下駅(たけしたえき)は、福岡県福岡市博多区竹下四丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。駅番号はJB01。
歴史[編集]
- 1913年(大正2年)9月21日 - 鉄道院が開設。
- 1973年(昭和48年)3月 - 2代目現駅本屋完成。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2005年(平成17年)10月1日 - この日の改正から通過線の運用を開始。
- 2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始[1]。
- 2011年(平成23年)8月21日 - 駅ホームの南側を竜巻が通過し、西口通路(建設中)の足場が倒れ上り通過線を支障、ホーム屋根の一部が飛ばされるなどの被害を受ける。列車・利用客への被害はなし。
- 2011年(平成23年)11月15日 - 西口通路が開通[2]。
- 2013年(平成25年) - 西口前に駅前広場と駐輪場を新設(駅前広場は3月15日、駐輪場は4月1日供用開始)[3]。
駅構造[編集]
島式ホーム1面2線を有する地上駅で橋上駅舎を備える。駅舎は駅構内東側の九州新幹線・博多南線高架下に設けられ、橋上駅であるが駅舎は駅の東側に位置している。かつては駅への出入りも駅東側からしかできなかったが、2011年に駅西側と駅舎を結ぶ通路を新設し、西側からの出入りも可能となった。また2013年には駅西口前に駅前広場などを整備している。
2005年(平成17年)10月1日のダイヤ改正より上下線外側に通過用の線路が敷設され、そちらが本線となった。駅構内西側は博多運転区(旧竹下気動車区・現南福岡車両区竹下車両派出)であり多数の車両が出入りしている。駅の横には博多南線が鹿児島本線に並行し、駅のすぐ南側で鹿児島本線を跨ぎ越す。駅入口のスピーカーからは毎日午前8時(『エーデルワイス』)・正午(『線路は続くよどこまでも』)・午後6時(『夕焼小焼』)に音楽が流れ、時を告げている。
ホーム有効長はかつては12両分あったが、前述の通過線敷設の関係で、現在は9両編成までとなっている。
JR九州サービスサポートが駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口および自動改札機が設置されている。
のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | JB鹿児島本線 | 上り | 博多・小倉方面 |
2 | 下り | 久留米・大牟田・佐賀方面 |
利用状況[編集]
2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は8,693人であり、JR九州の駅としては第18位である[4]。
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1987年(昭和62年) | 3,408 |
1988年(昭和63年) | 3,986 |
2011年(平成23年) | 5,656 |
2012年(平成24年) | 5,948 |
2013年(平成25年) | 6,656 |
2014年(平成26年) | 6,999 |
2015年(平成27年) | 7,540 |
2016年(平成28年) | 7,897 |
2017年(平成29年) | 8,350 |
2018年(平成30年) | 8,580 |
2019年(令和元年) | 8,693 |
駅周辺[編集]
博多区の南西端であり、博多区と南区の区境に近い。
- 東口側 - 鹿児島本線と並行して竹下通りが通る。駅前の竹下通り沿いには商店街があり、その周辺は住宅地となっている。
- 西口側 - 鹿児島本線と並行して那珂川が流れており、西口向かいに架かる橋を渡ると南区に入る。西口周辺部は住宅地のみ[6]。西鉄大橋駅や南区役所などの南区中心部は西口から約1km前後の場所にある。
- 福岡市南区役所
- 福岡県南警察署
- 福岡市南消防署
- 公立学校共済組合九州中央病院
- 九州大学大橋キャンパス
- 第一薬科大学
- 福岡第一高等学校・第一薬科大学付属高等学校
- 西鉄天神大牟田線 大橋駅
バス路線[編集]
東口前に西日本鉄道(西鉄バス)「竹下」バス停、西口前に同「竹下駅西口」バス停がある。(路線は2020年3月21日現在)
- 竹下バス停
- 竹下駅西口バス停
駅名の由来[編集]
開業当時の地名(筑紫郡那珂村字竹下)が由来。
「竹下」は古くは「岳下」と書き、駅の西方にある丘陵(岳)地帯の高宮地区の麓(下)に築かれた事が由来である。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日)
- ^ 竹下駅西口通路の開通のお知らせ (PDF) - 福岡市道路下水道局、2011年11月22日
- ^ 竹下駅西口広場・駐輪場が完成します! (PDF) - 福岡市道路下水道局、2013年3月1日
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度) (PDF)”. 九州旅客鉄道. 2020年12月23日閲覧。
- ^ ふくおかデータウェブ 九州旅客鉄道駅別乗車人員 - 福岡県
- ^ 都市計画上の用途地域は「準工業地域」となっている“福岡市 都市計画閲覧システム”. 2017年7月10日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 竹下駅(駅情報) - 九州旅客鉄道
|