竹脇出

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竹脇 出(たけわきいずる、1957年 - )は、日本の工学博士。建築構造学研究者。京都大学大学院工学研究科教授(建築学)。日本建築学会副会長(2013-2015)。日本建築学会会長(2019-2021)。国際専門誌Earthquakes and Structures共同編集長(~2014)。スイスの国際専門誌Frontiers in Built Environment編集長。滋賀県出身。

略歴[編集]

1980年、京都大学工学部建築学科卒。1982年同大学院修士課程修了。1982年京都大学工学部建築学科助手。1991年工学博士(京都大学)論文の題は「弾性地盤により支持された建築構造物の最適設計および地震時応答制約設計」[1]。 1996年京都大学建築学専攻助教授。2003年から京都大学教授。その間、1989-1990年カリフォルニア大学バークレー校客員研究員。2005年カリフォルニア大学サンディエゴ校客員教授(2週間)。2011年から英国ウェセックス工科大学客員教授。京都大学大学院工学研究科副研究科長(2008-2012)。文部科学省大学設置・学校法人審議会工学専門委員会委員(2007-2010)。

専門分野[編集]

建築構造学

建築構造力学(構造設計過程の論理化に関する研究等)

建築振動学(制振構造の最適化に関する研究等,免震と制振のハイブリッド化によるロバスト性・冗長性の向上に関する研究等)

耐震構造学(設計用入力地震動,極限応答解析,学校建築の耐震補強など)

レジリエント建築

著書[編集]

日本建築学会応用力学シリーズ第2巻,第10巻分担執筆。

日本建築学会応用力学シリーズ第12巻「建築構造設計における冗長性とロバスト性」編著

構造設計一級建築士講習テキスト分担執筆:構造力学・構造解析。

(英文Monograph)

Dynamic Structural Design: Inverse Problem Approach, WIT Press (UK), 2000.

Critical Excitation Methods in Earthquake Engineering, Elsevier (UK), 2006, 2013.

Building Control with Passive Dampers, John Wiley & Sons (Singapore), 2009.

System Identification for Structural Health Monitoring, WIT Press (UK), 2011.

Improving the Earthquake Resilience of Buildings, Springer (London), 2012.(日本建築学会著作賞)

Critical earthquake response of elastic-plastic structures under near-fault or long-duration ground motions: Closed-form approach via impulse input, eBook from Frontiers SA, 2015.

Critical earthquake response of elastic-plastic structures and rigid blocks under near-fault or long-duration ground motions: Closed-form approach via double impulse, eBook from Frontiers SA, 2016.

Evaluation of building resilience under earthquake input using single, double and multiple impulses, eBook from Frontiers SA, 2017.

受賞歴[編集]

  • 1990年度 日本建築学会奨励賞(論文)
  • 2004年度 日本建築学会賞(論文)
  • 2009年度 2008 Paper of the Year (Journal of The Structural Design of Tall and Special Buildings) 「高層建築に関する国際学術専門誌の2008年最優秀論文賞」
  • 2014年度 日本建築学会著作賞(共同)
  • 2016年度 Specialty Section Development Award in Frontiers SA (Switzerland)

脚注[編集]

  1. ^ 博士論文書誌データベースによる