笑福亭松喬 (6代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
6代目 笑福亭(しょうふくてい) 松喬(しょきょう)
6代目 .mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}笑福亭(しょうふくてい) .mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}松喬(しょきょう)
五枚笹は、笑福亭一門の定紋である。
本名 高田 敏信(たかだ としのぶ)
生年月日 1951年2月10日
没年月日 (2013-07-30) 2013年7月30日(62歳没)
出生地 日本の旗 日本兵庫県小野市
師匠 6代目笑福亭松鶴
名跡 1. 笑福亭鶴三(1969年 - 1987年)
2. 6代目笑福亭松喬(1987年 - 2013年)
出囃子 高砂丹前
活動期間 1969年 - 2013年
活動内容 上方落語
所属 松竹芸能(1969年 - 2013年)
受賞歴
第12回上方お笑い大賞銀賞(1983年)
咲くやこの花賞大衆芸能部門(1988年)
大阪府民劇場奨励賞(1989年)
文化庁芸術祭賞(1996年)
文化庁芸術祭大衆芸能部門芸術祭大賞(2007年)
備考
上方落語協会会員(1969年 - 2013年)

6代目 笑福亭 松喬(しょうふくてい しょきょう、1951年2月10日 - 2013年7月30日)は、兵庫県小野市出身の落語家。本名は高田 敏信(たかだ としのぶ)。血液型はAB型。所属事務所松竹芸能上方落語協会会員。出囃子は「高砂丹前」。

略歴[編集]

人物・エピソード[編集]

実家は理髪店。父は幼いころに死別。青春時代から地元の神戸松竹座に通うようになり演芸のファンになる。そのころに見た6代目笑福亭松鶴の「相撲場風景」を聴いて「これなら自分でも出来る」と思い、松鶴に5番目弟子として入門。

入門当初、母親から落語家になることに反対され、実家の理髪店を継ぐように言われた。理髪店で修行していた時期もあったが説得し落語家になった。下積み時代はクラブでのアルバイトに明け暮れていた。

松喬の襲名は、師匠・松鶴の死の直前に言われたもの。周りには反対意見も多かったが、道頓堀浪花座で3日間に渡る襲名披露興行を行った。その後は独演会、松喬一門会を開くほか、噺家修業や人間関係をテーマにした講演会を行ったり、役者としても活動していた。

自身が育った道頓堀角座は襲名前に300年以上におよんだ演芸場としての幕を下ろし、2007年には完全に閉鎖されたが、その後の松竹の方針転換により2013年に20数年ぶりに復活。しかしおりからの体調不良によりそのこけら落としの舞台には立てず、その復活を見届けるかのようにこの世を去った。

私生活では釣り好きであり、蕎麦打ちや陶芸など、多彩な趣味を持つ。落語界きっての食通を自認、好物は鯨ベーコン。妻は元和歌山放送アナウンサーで「みんなでみんなでリクエスト バンザイ!歌謡曲」に出ていたタレントの塚本敬子。2児の父で、ビーグル犬を飼っている。

東京の柳家小里ん古今亭志ん橋とは入門時期が同じで「東西三人会」を開いており、2011年12月の会で第44回となった。

音源[編集]

CD[編集]

「牛ほめ」「手洗い水廻し」「花筏」「関所板」「一人酒盛り」「首提灯」「高津の富」「佐々木裁き」「持参金」「天神山」「犬の目」「へっつい幽霊」「胴きり」「七度狐」を収録。
  • 笑福亭松喬 落語全集2(全10集、インディーズ盤)
「天王寺詣り」「帯久」「寄合酒」「饅頭こわい」「ざこ八」「崇徳院」「二人癖」「らくだ」「おごろもち盗人」「寝床」「次の御用日」「あんま炬燵」「親子酒」「米揚げ笊」「百年目」「質屋蔵」「三十石船」「住吉駕籠」「貧乏花見」を収録。
  • 松喬手作りCD(インディーズ盤)
  • 上方落語名人選 笑福亭鶴光 笑福亭松喬 - 珍品抱腹上方お色け噺 -
1987年セルシーホールでの「尻餅」を収録。
  • 6代目 笑福亭松喬 上方落語集
2008年8月、CD10枚組
  • 六代目 笑福亭松喬 上方落語名演集
2009年8月、CD10枚組

DVD[編集]

  • 平成紅梅亭 特選落語会 饗宴!夢の前夜祭(ポニーキャニオンよみうりテレビ開局45周年と同局の落語番組「平成紅梅亭」の放送50回を記念し、2003年に2日間にわたり行われた大阪サンケイホールでの落語会を収録したもの。松喬の演目は5月2日の「禁酒関所」。
  • 笑福亭松喬ひとり舞台ファイナル(日本コロムビア)  2011年12月、6夜連続で行った「松喬ひとり舞台ファイナル」のすべての高座を収録。6枚組。「はてなの茶碗」「質屋蔵」「天王寺詣り」「三十石船」「花筏」「百年目」「首提灯」「帯久」「二人癖」「らくだ」「へっつい幽霊」「ねずみ穴」。特典映像「笑福亭松喬ひとり舞台 インタビュー」。

著書 [編集]

  • 『おやっさん - 師匠松鶴と私』(2011年7月、うなぎ書房)ISBN 9784901174299

弟子[編集]

全員松竹芸能に所属する。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ その30年後、孫弟子の喬介も同賞を受賞した(歴代受賞者の孫弟子の受賞は史上初)。
  2. ^ 藤森俊一 (2010年12月24日). “笑福亭松喬師匠還暦落語会”. yahooブログ. 2018年7月15日閲覧。
  3. ^ 訃報:笑福亭松喬さん62歳=落語家毎日新聞2013年7月31日閲覧
  4. ^ 笑福亭松喬独演会 松喬十六夜 公演中止のお知らせ 松竹芸能 2013年7月19日付プレスリリース
  5. ^ “笑福亭松喬が襲名披露公演、文枝から激励「大きな花を咲かせて」”. サンケイスポーツ. 産業経済新聞社. (2017年10月9日). http://www.sanspo.com/geino/news/20171009/geo17100905010011-n1.html 2017年10月16日閲覧。 

出典[編集]

関連項目[編集]