笠縫信号所

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笠縫信号所
かさぬい
Kasanui
所在地 埼玉県飯能市
所属事業者 西武鉄道
所属路線 西武池袋線
駅構造 地上駅
開業年月日 1969年昭和44年)10月2日
廃止年月日 2001年平成13年)12月6日
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笠縫信号所(かさぬいしんごうじょ)は、かつて埼玉県飯能市に存在した西武鉄道池袋線信号場である。

元加治駅 - 飯能駅間にあり、同線の複線単線区間の境目をなした。

概要[編集]

池袋線複線化は輸送力増強を目的として、戦後の日本で1946年昭和21年)から始まった。着工から四半世紀を経て池袋駅から飯能駅手前まで複線化は進んだものの、元加治駅から先の部分では、日本国有鉄道(国鉄)八高線とのアンダークロスや、飯能市街地内での用地確保が未解決の懸案であった。そこで飯能駅までの複線化は保留とし、1969年(昭和44年)に八高線とクロスする部分の池袋寄り直前までを複線化し、複線・単線の境目に信号所を設置した。これが初代の笠縫信号所である。信号所名は周囲の大字「笠縫」による。

しばらくこの状態が続いたが、1989年平成元年)に八高線のオーバークロス部分がガーター橋からコンクリートの高架橋に掛け替えられ、池袋線を複線で通す幅が確保されたこと、ある程度まで複線化用地の確保ができたことを理由に複線部分が大きく飯能寄りに進み、笠縫の西・川寺の地内に移設された。これが二代目の笠縫信号所である。

1997年(平成9年)に複線部分はさらに0.2km西へ伸ばされ、これが最後(三代目)の笠縫信号所となった。

そして、2001年(平成13年)に飯能駅までの複線化が完成したことで、当信号所は役目を終え廃止された。

なお、二代目の信号所跡付近から東飯能駅への短絡線を建設する計画があり用地も確保されているが、工事は無期限で休止されており、着工の目途は立っていない(この短絡線が完成すると、この信号所は本線と短絡線の分岐ポイントとして再復活することとなる)。

歴史[編集]

  • 1969年(昭和44年)10月2日 - 仏子駅から先の複線区間の暫定的な終点として初代笠縫信号所開業。
  • 1989年(平成元年)- 複線化工事の進捗により飯能寄りに移転、二代目笠縫信号所開業。
  • 2001年(平成13年)12月6日 - 飯能駅まで複線化が完了したことにより廃止。

隣の駅[編集]

西武鉄道
池袋線(2001年12月現在)
元加治駅 - (笠縫信号所) - 飯能駅

廃止後の状況[編集]

初代・二代目・三代目ともにそのまま複線化用地に転用されたため、廃止後は痕跡が何も残っていない。

参考資料[編集]