第三の時効

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第三の時効
著者 横山秀夫
発行日 2003年2月5日
発行元 集英社
ジャンル 推理小説警察小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 328
コード ISBN 978-4-08-774630-3
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第三の時効』(だいさんのじこう)は、横山秀夫による連作警察小説。全6篇が収録されており、全篇とも集英社の『小説すばる』に掲載された。第16回山本周五郎賞候補作。

作者が初めて事件を捜査する刑事を主人公にした「F県警強行犯シリーズ」の第1作目。

全編とも2002年から2005年にかけてテレビドラマ化された。

登場人物[編集]

  • 刑事部長
    • 尾関
  • 捜査第一課課長
    • 田畑昭信
  • 捜査第一課強行犯捜査一係
    • 朽木泰正 - 班長:「青鬼」。捜査手法は「理詰め型」。
    • 田中 - 主任
    • 森隆弘
    • 殿村
    • 矢代勲
    • 島津:前職は捜査第二課知能犯捜査係。田端の所轄時代の部下。
  • 捜査第一課強行犯捜査二係
    • 楠見 - 班長:「冷血」。捜査手法は「搦手型」「謀略型」。公安あがり。女性に対して極めて辛辣。
    • 植草 - 主任
    • 宮嶋
    • 蒲地
    • 阿久津
  • 捜査第一課強行犯捜査三係
    • 村瀬 - 班長:「天才」。捜査手法は「閃き型」「天才型」。動物的カンの持ち主。
    • 伴内 - 主任
    • 東出裕文 - 警部補:村瀬不在中に班長代理を務める。
    • 石上 - 警部補:東出と同期。
    • 吉池
    • 三谷
    • 須藤
  • 暴力団対策課
    • 湯浅 - 課長
    • 小浜 - 特捜班長
    • 氏家忠宏:東出と同期。前職は生活安全課。

各話掲載情報[編集]

  • 沈黙のアリバイ(『小説すばる』2001年9月号掲載)
  • 第三の時効(『小説すばる』2002年2月号掲載)
  • 囚人のジレンマ(『小説すばる』2002年4月号掲載)
  • 密室の抜け穴(『小説すばる』2002年7月号掲載)
  • ペルソナの微笑(『小説すばる』2002年9月号掲載)
  • モノクロームの反転(『小説すばる』2002年11月号掲載)

書誌情報[編集]

  • 単行本《集英社》:2003年2月5日発行、ISBN 978-4-08-774630-3
  • 文庫本《集英社文庫》:2006年3月25日発行、ISBN 978-4-08-746019-3

テレビドラマ[編集]

横山秀夫サスペンス
ジャンル 刑事ドラマ
原作 横山秀夫
企画 越智貞夫
脚本 久松真一
森岡利行
監督 清弘誠
榎戸耕史
長谷川康
出演者 渡辺謙(第1作主演)
緒形直人(第2作主演)
石橋凌(第3作主演)
金子賢(第4作主演)
橋爪功(第5作主演)
段田安則(第6作主演)
寺田農
製作
プロデューサー 杉本明千世
制作 TBS
放送
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2002年7月8日 - 2005年6月13日
放送時間 月曜 21:00 - 22:54
放送枠 月曜ミステリー劇場
放送分 114分
回数 6

横山秀夫サスペンス』は、2002年から2005年までTBS系「月曜ミステリー劇場」で放送されたシリーズ。全6回。

ドラマでは山梨県警捜査一課が舞台となっている。

キャスト[編集]

山梨県警察本部[編集]

  • 尾関泰嗣(刑事部長) - 寺田農
  • 田畑昭信(捜査第1課 課長) - 橋爪功
捜査第1課強行犯捜査係 一班[編集]
捜査第1課強行犯捜査係 二班[編集]
捜査第1課強行犯捜査係 三班[編集]
  • 村瀬透(班長) - 伊武雅刀(第3作・第5作・第6作)
  • 東出裕文(警部補・第5作は一班に班長代理として出向) - 石橋凌(第3作・第5作・第6作)
  • 石上孝志(警部補) - 隆大介[5](第3作)
  • 松田秀行(巡査部長) - 田中哲司[5](第3作・第5作)
  • 西山知子(刑事) - 真瀬樹里[5](第3作)
  • 清水道明(刑事) - 古川康大(第3作・第6作)
  • 鈴木真一(刑事) - 小川剛生(旧・小川剛[6])(第3作・第6作)
  • 佐藤仁(刑事) - 信太昌之(第3作・第5作)
  • 金子(刑事) - 日向丈(第3作)
  • 井上(刑事) - 大門裕明[7](第3作)
  • 安原(刑事) - 松本航平(第3作)
  • 伴内孝(刑事) - 上田耕一(第5作)
  • 是永貴志(刑事) - 永田良輔(第6作)
暴力団対策課[編集]

その他[編集]

  • 野口京子(楠見班長の婚約者・12年前 ひき逃げにあい中央厚生病院に植物状態で入院中) - 木内友三(第4作・第6作)

ゲスト[編集]

第1作「沈黙のアリバイ」(2002年)
  • 湯本直也(現金強奪殺人事件の共犯者) - 北村一輝[1]
  • 島津恵理(島津の妻) - 中島ひろ子[1]
  • 根来忠志(検察官) - 光石研[1]
  • 石塚巌(裁判長) - 須永慶[8]
  • 秋本詩織(香織の姉・女子高生) - 上原香代子
  • 中島(山梨中央新聞 記者) - 李鐘浩[9]
  • 東都新聞 記者 - 山口眞司
  • 記者 - 田原正治
  • 大熊悟(現金輸送車強盗の主犯) - 佳本周也
  • 秋本道子(詩織と香織の母・保険外交員) - 余貴美子[1]
  • 由紀の母親 - 神野美紀
  • 倉田(元刑事・9年前 朽木泰正が起こした交通事故で死亡) - 中薗光博
  • 秋本香織(3か月前 流れ弾に当たり死亡) - 佐野日名子
  • 由紀(9年前 朽木泰正が起こした交通事故で死亡) - 守山玲愛[10]
  • 山梨地方裁判所の係員 - 松沢英明
  • リポーター - 小池朋子
  • 刑事 - 菊原千城
  • 山梨地方裁判所の警備員 - 佐藤裕一
  • 島津孝久(島津と恵理の息子) - 堀越光貴
  • ソム・シー(フィリピンパブのホステス・大熊の愛人) - マリア・スザナ・ナカジマ
  • 刑務官 - 津村和幸[11]
  • 斉藤守(弁護士) - 矢崎滋
第2作「第三の時効」(2003年)
  • 本間ゆき絵(本間の妻・介護師) - 余貴美子
  • 武内利晴(タケウチ電器店 元店主・ゆき絵の同級生) - 寺島進
  • 本間ありさ(本間とゆき絵の娘・甲府市立高峰中学校 生徒) - 黒川芽以
  • 木下雄三(甲府地方裁判所刑事部 判事) - 田村泰二郎
  • 本間敦志(タクシードライバー・15年前死亡) - 渡辺穣
  • 警察署幹部 - 伊藤眞
  • 進藤孝一(秋子の息子) - 鈴木翔吾
  • 自殺する信者 - 立石由衣[12]
  • 進藤秋子(森隆弘の恋人・居酒屋店員) - いしのようこ
  • 刑事 - 松原末成齊藤あきら[13]、芹口康孝
  • 木下(木下の妻) - 唐木ちえみ
  • 鈴木リエ(ありさの同級生) - 塩山美緒
  • 片山京子(ありさの同級生) - 橘綾乃
第3作「密室の抜け穴」(2003年)
第4作「ペルソナの微笑」(2004年)
第5作「囚人のジレンマ」(2004年)
  • 真木智広(山梨新聞 記者) - 立川三貴
  • 掛川守(イトイフーズ 経理担当) - 伊藤洋三郎
  • 家田和夫(農協職員) - 山下真広
  • 永井貴代美(永井の妻) - 前川麻子
  • 坂田留美(主婦・主婦絞殺事件の被害者) - 平山さとみ[18]
  • 小宮(甲信日報 記者) - 山中聡
  • 目黒(県民タイムス 記者) - 笠原紳司
  • 前島(砂川警察署生活安全課 署員) - 村松利史
  • 相沢直也(田畑昭信の運転手) - 谷口賢志[19]
  • 熊野悟(証券マン・証券マン焼殺事件の被害者) - 齊藤あきら[13]
  • 鵜崎徹(ラーメン「菜心」主人) - 吉田慎之介[3]
  • 県民タイムス 記者 - 外波山文明
  • 田畑晴子(田畑昭信の妻・故人) - 大原真理子
  • 広報官 - 佐野和敏
  • 永井克也(居酒屋「安寿」調理師・調理師溺死事件の被害者) - 藤田清二
  • 刑事 - 松原末成、芹口康孝
  • 婦警 - 和田有由
  • 記者 - 内田量子
  • 山口哲夫(新聞記者) - 市村直樹[20]
  • 福知山(毎朝新聞 記者) - 稲次将人[21]
第6作「モノクロームの反転」(2005年)
  • 持田栄治(とび職・洋子の同級生) - 堀部圭亮
  • 桂木誠司(山梨県警深見警察署 署長) - 石田太郎
  • 南宏治(深見西駐在所 巡査長) - 遠山俊也
  • 戸田(検視官) - 斎藤歩
  • 安田明久(弓岡家の隣人) - 三浦哲郁
  • 弓岡雄三(無職) - 庄司哲郎
  • 三浦陽一(農家・洋子の同級生) - 渡辺航
  • 洋子の同級生 - 永堀剛敏
  • 吉松政春(居酒屋店主・洋子の同級生) - 秋田宗好
  • 大塚(中央厚生病院 医師) - 青山勝
  • 久米島良夫(深見中学校 教師・洋子の同級生) - 津田寛治
  • 弓岡洋子(雄三の妻・旧姓「平田」・スーパーのパート) - 高橋かおり
  • 弓岡家の近所の農家 - 猫田直
  • 弓岡悟(雄三と洋子の息子) - 茂木智哉[22]

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
1 2002年7月08日 沈黙のアリバイ 久松真一 清弘誠 16.1%
2 2003年2月24日 第三の時効 榎戸耕史 16.1%
3 5月05日 密室の抜け穴 森岡利行 15.5%
4 2004年5月03日 ペルソナの微笑 久松真一 長谷川康
5 9月13日 囚人のジレンマ 榎戸耕史 13.4%
6 2005年6月13日 モノクロームの反転 長谷川康

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 午後のサスペンス 横山秀夫サスペンス「沈黙のアリバイ」 - テレビ大阪
  2. ^ TV Drama - Naoto Ogata Official Web Site
  3. ^ a b プロフィール - タイムリーオフィス
  4. ^ 再放送 - 浜田大介ブログ 2012年5月24日
  5. ^ a b c d e f 午後のサスペンス 横山秀夫サスペンス 密室の抜け穴 - テレビ大阪
  6. ^ 第3作
  7. ^ プロフィール - 大門裕明の"大門塾"。
  8. ^ 須永慶の「1968年」から、今まで出演した作品 - 須永慶のホームページ
  9. ^ プロフィール - 夢工房(アーカイブ)
  10. ^ プロフィール - NEWSエンターテインメント(アーカイブ)
  11. ^ プロフィール - ケイエムシネマ企画(アーカイブ)
  12. ^ プロフィール - ケイエムシネマ企画(アーカイブ)
  13. ^ a b プロフィール - 合同会社 現代
  14. ^ 武藤 令子”. サーブプロモーション. 2016年4月10日閲覧。
  15. ^ プロフィール - オスカー電子カタログ
  16. ^ a b c 午後のサスペンス 横山秀夫サスペンス ペルソナの微笑 - テレビ大阪
  17. ^ プロフィール - ムーン・ザ・チャイルド(アーカイブ)
  18. ^ プロフィール - 生島企画室(アーカイブ)
  19. ^ 谷口 賢志”. SOS MODEL AGENCY. 2016年4月10日閲覧。
  20. ^ プロフィール - アール・クルー(アーカイブ)
  21. ^ 稲次将人プロフィール(下書) - 稲次将人オフィシャルブログ 2007年10月13日
  22. ^ プロフィール - キリンプロ(アーカイブ)