第三世界の曙

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第三世界の曙
エレクトリック・ライト・オーケストラスタジオ・アルバム
リリース
録音 1973年4月-5月
ジャンル シンフォニック・ロック/プログレッシブ・ロック
時間
レーベル ワーナー・ブラザース(UK)/ ユナイテッド・アーティスツ(US)
プロデュース ジェフ・リン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 31位(米国)
  • エレクトリック・ライト・オーケストラ 年表
    ELO2
    (1973)
    第三世界の曙
    (1973)
    エルドラド
    (1974)
    テンプレートを表示

    第三世界の曙: On the Third Day)は、1973年に発表されたエレクトリック・ライト・オーケストラスタジオ・アルバム

    概要[編集]

    演奏時間が長いプログレッシブ・ロックが収録された前作『ELO2』に対し、今作には比較的短く、前作よりもポップな音作りの曲が収録されている。

    発売当初はメンバーの意向に反して、「海賊の衣装をまとったメンバーが並んでヘソを出している」というジャケットが用いられていたが、リマスター盤の発売以降はオリジナルの「ジェフ・リンが宇宙から地球を見下ろしている」という縦開きのジャケットに戻された。

    T・レックスマーク・ボランがこのアルバムに参加しており、その演奏は「いとしのベル」「暗黒の夢魔」及びボーナストラックの「Everyone's Born to Die」で聞く事ができる。

    収録曲[編集]

    特筆のない曲は全てジェフ・リンの作品。 なお、「ショウダウン」はUK盤及び再発盤のみの収録で、当時すでにシングルとして発売されていた。

    A面

    1. "母なる大海の裂けし時 / 宇宙の帝王 - Ocean Breakup/King of the Universe" – 4:07
      A面に収録されている4曲は「母なる大海の裂けし時」とそのリプライズに挟まれた一続きのメドレーになっており、コンサートでも一続きになって演奏されていた。
    2. "青い鳥は絶えたのか? - Bluebird Is Dead" – 4:24
    3. "絶望のスーザン - Oh No Not Susan" – 3:07
      歌詞に「f*cking」という単語が使われているが、気づかれずにラジオで頻繁に放送された。
    4. "新世界の曙 / 母なる大海の裂けし時 - New World Rising/Ocean Breakup (Reprise)" – 4:05
      暗い歌詞を持つ曲で構成されたA面の中では、ずば抜けて明るい曲調と歌詞を持つ曲。最後に「母なる大海の裂けし時」が連結されており、メドレーとしての統一感を出している。
    5. "ショウダウン - Showdown" – 4:24
      シングルカットされイギリスで12位。チェロやバイオリンのサウンドを大きくフィーチャーしたサザンロック調のアレンジ。
      初期ELOの代表曲であり、コンサートの定番曲となっている。

    B面

    1. "大いなる夜明け - Daybreaker" – 3:51
      リチャード・タンディーによるシンセサイザーが大々的にフィーチャーされたインストルメンタル作品。
      いとしのベルのB面としてシングルリリースされ、A面より多くラジオで放送された。
    2. "いとしのベル - Ma-Ma-Ma Belle" – 3:56
      マーク・ボラン参加。シングルカットされた。
    3. "暗黒の夢魔 - Dreaming of 4000" – 5:04
      マーク・ボラン参加。シングルカットされる予定だった。
    4. "山の大王の広間にて - In the Hall of the Mountain King" – 6:37
      エドヴァルド・グリーグによるクラシックのカヴァー。


    リマスター盤のボーナストラック
    「Interludes」を除く全てのトラックにマーク・ボランが参加している。

    1. "Auntie (Ma-Ma-Ma Belle)" (Take 1) – 1:19
    2. "Auntie (Ma-Ma-Ma Belle)" (Take 2) – 4:05
    3. "Mambo (Dreaming of 4000)" (Take 1) – 5:05
    4. "Everyone's Born to Die" – 3:43
    5. "Interludes" – 3:40

    演奏者[編集]

    • ジェフ・リン - ヴォーカル、ギター
    • ベヴ・ベヴァン - ドラム、パーカッション
    • リチャード・タンディー - ピアノ、モーグ、クラビネット、エレクトリックピアノ
    • マイク・デ・アルバカーキ - ベース、コーラス
    • マーク・ボラン - ギター
    • マイク・エドワーズ - チェロ
    • ウィル・ギブソン - バイオリン
    • ミック・カミンスキー - バイオリン
    • コリン・ウォーカー - チェロ

    脚注[編集]