第13回社会人野球日本選手権大会

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第13回社会人野球日本選手権大会(だい13かいしゃかいじんやきゅうにほんせんしゅけんたいかい)は、1986年10月19日から10月27日にかけて大阪球場で開かれた社会人野球日本選手権大会である。

概要[編集]

  • 第1回大会から連続出場していた松下電器が予選敗退した。
  • 初出場したのは4チーム。その中で近畿地区から初出場した阿部企業は準優勝した。ベスト4に進出したチームのうち3チームは初めての4強入りを果たし、新鮮な顔合わせとなった。
  • 優勝したのはNTT東海。堅実な試合運びと強打で相手を圧倒し、夏・秋通じて初めての全国優勝を遂げた。

出場チーム[編集]

代表枠 チーム 出場回数
北海道 王子製紙苫小牧 3年ぶり3回目
北海道 新日本製鐵室蘭 2年連続7回目
東北 NTT東北 2年連続2回目
東北 新日本製鐵釜石 2年ぶり5回目
関東 プリンスホテル 初出場
関東 三菱自動車川崎 2年連続3回目
関東 富士重工業 2年ぶり7回目
関東 住友金属鹿島 10年ぶり2回目
中部 河合楽器 2年連続6回目
中部 大昭和製紙 5年ぶり2回目
東海北陸 NTT東海 3年連続5回目
東海北陸 NTT北陸 初出場
代表枠 チーム 出場回数
近畿 三菱重工神戸 2年連続7回目
近畿 三菱自動車京都 9年ぶり3回目
近畿 新日本製鐵広畑 3年ぶり2回目
近畿 川崎製鉄神戸 2年連続4回目
近畿 日本生命 8年連続10回目
近畿 阿部企業 初出場
中国 三菱自動車水島 初出場
中国 協和発酵 5年ぶり4回目
四国 四国銀行 3年連続6回目
四国 NTT四国 4年連続6回目
九州 新日本製鐵八幡 2年ぶり4回目
九州 日本鉱業佐賀関 3年ぶり4回目

大会[編集]

1回戦[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
NTT東海 0 0 0 2 0 2 0 0 10 14
協和発酵 0 0 0 0 1 1 0 1 0 3

勝:笠井 敗:合原 本:中西2(東海)、岡本(協和)、辻(東海)

  • 第2試合(10月19日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本生命 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
河合楽器 0 1 0 0 0 1 0 0 X 2

勝:水沢 敗:田嶋 本:並木(河合)、佐藤(日生)

  • 第3試合(10月19日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日本製鐵広畑 1 0 1 0 0 0 0 0 2 4
王子製紙苫小牧 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2

勝:藤高 敗:中嶋 本:沢田(苫小牧)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
富士重工業 2 0 1 0 0 0 2 0 2 7
日本鉱業佐賀関 1 0 0 0 0 3 0 1 3x 8

勝:古田穣 敗:古尾谷 本:羽田野(佐賀関)、富永(富士重)

  • 第5試合(10月20日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日本製鐵室蘭 0 0 0 0 1 0 2 0 1 4
三菱自動車水島 0 0 0 0 3 0 1 0 1x 5

勝:永峯 敗:窪田 本:八木(水島)

  • 第6試合(10月20日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
大昭和製紙 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
三菱自動車京都 0 0 0 0 1 0 0 0 X 1

勝:織田 敗:城内

  • 第7試合(10月20日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日本製鐵釜石 1 1 0 0 0 1 0 0 3 6
NTT四国 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1

勝:斎藤 敗:滝下 本:若槻(釜石)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
三菱自動車川崎 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
新日本製鐵八幡 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1x 2

勝:丸谷幸 敗:小笠原 本:本村(八幡)

2回戦[編集]

  • 第1試合(10月21日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱重工神戸 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
NTT東海 0 0 0 0 0 1 0 0 X 1

勝:笠井 敗:千々松

  • 第2試合(10月21日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
河合楽器 2 0 0 0 3 0 0 0 0 5
プリンスホテル 0 0 2 0 1 0 1 0 0 4

勝:松田 敗:吉田 本:並木、村瀬(以上河合)、中嶋(プリンス)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本鉱業佐賀関 0 0 0 0 0 2 0 1 0 3
NTT東北 3 0 0 1 0 0 2 0 X 6

勝:斉藤孝 敗:有馬 本:多田(東北)、羽田野(佐賀関)、菊田(東北)

  • 第4試合(10月22日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱自動車水島 1 0 0 0 1 0 0 1 0 3
阿部企業 0 0 6 0 2 0 0 1 X 9

勝:陽 敗:東森 本:小羽、山本(以上阿部)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
新日本製鐵広畑 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 3
四国銀行 1 0 0 1 0 1 0 0 0 0 1x 4

勝:浜田 敗:藤高 本:西(四銀)

  • 第6試合(10月23日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
住友金属鹿島 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
三菱自動車京都 3 0 0 2 0 0 0 0 X 5

勝:嶋田 敗:関口

  • 第7試合(10月23日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日本製鐵釜石 0 0 0 0 0 1 1 1 0 3
川崎製鉄神戸 5 0 1 1 0 1 0 0 X 8

勝:藪 敗:斎藤 本:中谷(神戸)、田沢、吉田(以上釜石)

  • 第8試合(10月23日)-延長12回
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
NTT北陸 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0 0 2 7
新日本製鐵八幡 1 0 0 0 0 2 2 0 0 0 0 0 5

勝:大倉 敗:丸谷幸

準々決勝[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
NTT東海 2 1 2 0 0 2 0 0 2 9
河合楽器 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2

勝:笠井 敗:水沢 本:森田、沢田(以上東海)

  • 第2試合(10月24日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
NTT東北 0 0 0 2 4 2 0 1 0 9
四国銀行 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:斉藤孝 敗:山本 本:菊田(東北)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱自動車京都 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
阿部企業 2 0 0 0 1 1 1 1 X 6

勝:陽 敗:織田 本:岡田周(京都)

  • 第4試合(10月25日)-延長10回
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
NTT北陸 0 0 1 0 0 0 0 0 3 0 4
川崎製鉄神戸 0 1 0 1 0 2 0 0 0 2x 6

勝:戸内 敗:大倉 本:石津(神戸)、新座(北陸)、浜名(神戸)

準決勝[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
NTT東海 0 1 1 0 2 1 0 1 1 7
NTT東北 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1

勝:所 敗:斉藤孝 本:木戸2(東海)

  • 第2試合(10月26日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
阿部企業 0 2 1 0 0 0 1 0 0 4
川崎製鉄神戸 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1

勝:陽 敗:岡本 本:前田、山本2(以上阿部)

決勝[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
NTT東海 0 0 3 0 0 1 0 0 1 5
阿部企業 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1

勝:笠井 敗:陽 本:小羽(阿部)、中西(東海)
(NTT東海は初優勝)

表彰選手等[編集]

  • 最高殊勲選手賞 笠井孝志(投手:NTT東海)
  • 敢闘賞 陽介仁(投手:阿部企業)
  • 打撃賞 木戸均(外野手:NTT東海)
  • 首位打者賞 多田浩(外野手:NTT東北) 12打数7安打 .583
  • 大会優秀選手
    • 投手
    笠井孝志(NTT東海)
    陽介仁(阿部企業)
    藪浩昭(川崎製鉄神戸)
    斉藤孝弘(NTT東北)
    • 捕手
    中西親志(NTT東海)
    前田勝司(阿部企業)
    • 内野手
    沢田郡拡(NTT東海)
    辻慶人(NTT東海)
    井上雅晴(NTT東海)
    小羽保治(阿部企業)
    小林秀行(阿部企業)
    中谷亨(川崎製鉄神戸)
    浜名敏一(川崎製鉄神戸)
    福地日出雄(NTT東北)
    板井博行(NTT東北)
    玉井伸幸(三菱自動車京都)
    • 外野手
    宮本和徳(NTT東海)
    木戸均(NTT東海)
    山本清二(阿部企業)
    多田浩(NTT東北)
    石津明弘(川崎製鉄神戸)
    山中正則(川崎製鉄神戸)
    笠木保彦(河合楽器)
    牛尾浩(河合楽器)

同大会の記録[編集]

  • 1試合チーム最多併殺 5
川崎製鉄神戸が2回戦・対新日本製鐵釜石戦で記録。