第22回社会人野球日本選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第22回社会人野球日本選手権大会(だい22かいしゃかいじんやきゅうにほんせんしゅけんたいかい)は、1995年10月7日から10月15日にかけてグリーンスタジアム神戸で開かれた社会人野球日本選手権大会である。

概要[編集]

  • この夏の都市対抗野球を制した日本石油は、関東予選の最終枠を獲得して本戦出場を決めたが初戦で敗れ、夏覇者の秋連覇の難しさを物語る結果となった。
  • 三菱重工名古屋から分離独立した三菱自動車岡崎が夏秋通じて全国大会初出場を決めた。三菱自動車岡崎も含め、三菱自動車からは3チームがベスト4入り。4強に同一企業チームが3チーム揃ったのは史上初。
  • たくぎんは今大会で10度目の出場を果たしたが、翌年に経営悪化から休部を発表したため、今大会が最後の出場となった。
  • 大会は三菱自動車川崎が猛打を振るった。5試合中4試合で2ケタ得点を記録し、大会を制した。三菱自動車川崎の1大会通算得点64は現在も大会記録である。

出場チーム[編集]

代表枠 チーム 出場回数
北海道 たくぎん 3年連続10回目
北海道 新王子製紙苫小牧 8年ぶり5回目
東北 JT 3年ぶり9回目
東北 ヨークベニマル 2年ぶり4回目
北信越 北陸銀行 2年連続4回目
北信越 NTT北陸 6年連続7回目
関東 日本通運 4年連続7回目
関東 鷺宮製作所 18年ぶり3回目
関東 三菱自動車川崎 7年ぶり5回目
関東 東芝 2年連続11回目
関東 日本石油 2年ぶり10回目
東海 ヤマハ 3年連続12回目
東海 新日本製鐵名古屋 2年ぶり5回目
代表枠 チーム 出場回数
東海 三菱自動車岡崎 初出場
近畿 日本IBM野洲 2年連続6回目
近畿 三菱自動車京都 4年ぶり5回目
近畿 日本新薬 2年ぶり4回目
近畿 松下電器 2年連続17回目
近畿 大阪ガス 3年ぶり5回目
近畿 新日本製鐵広畑 2年ぶり7回目
中国 三菱自動車水島 2年連続3回目
中国 NKK 2年連続10回目
四国 NTT四国 13年連続15回目
四国 四国銀行 2年ぶり14回目
九州 新日本製鐵八幡 4年ぶり8回目
九州 日産自動車九州 2年連続3回目

大会[編集]

1回戦[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日本製鐵広畑 0 0 0 0 0 1 2 0 0 3
たくぎん 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1

勝:藪田 敗:萩原 本:杉本(広畑)、田中(たくぎん)

  • 第2試合(10月7日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
JT 1 1 1 0 0 0 5 0 0 8
NKK 1 0 1 2 0 0 0 0 0 4

勝:佐藤正 敗:古賀 本:原野(JT)

  • 第3試合(10月7日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
北陸銀行 0 0 0 0 1 0 0 2 0 3
三菱自動車川崎 4 0 0 1 1 0 4 1 X 11

勝:玉木 敗:永田 本:梶山(川崎)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 0 0 2 2 2 1 0 7
三菱自動車岡崎 0 1 0 0 3 1 0 0 3x 8

勝:天辻 敗:黒沢 本:田中泰(日通)、丸山(岡崎)、松田、田中敏(以上日通)、加藤秀(岡崎)

  • 第5試合(10月8日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
大阪ガス 0 0 0 0 0 4 2 0 0 6
NTT四国 6 0 1 0 0 2 0 0 X 9

勝:三好靖 敗:坂本 本:丹下(四国)、沢多(大ガス)、笠原(四国)

  • 第6試合(10月8日)-延長10回
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
新日本製鐵八幡 1 0 2 0 0 1 2 0 0 0 6
東芝 0 0 1 0 3 0 1 0 1 1x 7

勝:銭場 敗:橋本 本:石井(八幡)、内田(東芝)、黒田(八幡)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱自動車京都 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ヨークベニマル 4 0 0 0 0 0 0 0 X 4

勝:森 敗:中川 本:上野山(京都)、鈴木(ヨーク)

  • 第8試合(10月9日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
鷺宮製作所 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
四国銀行 0 0 0 2 0 1 4 0 X 7

勝:板垣 敗:秋山 本:東谷(四銀)

  • 第9試合(10月9日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱自動車水島 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2
日本新薬 0 0 2 0 2 1 1 0 X 6

勝:西野 敗:井上 本:上村、田中(以上新薬)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
新王子製紙苫小牧 1 0 0 0 1 0 0 0 0 2
新日本製鐵名古屋 1 2 0 2 0 0 0 0 X 5

勝:原田 敗:松山

2回戦[編集]

  • 第1試合(10月10日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日本製鐵広畑 0 0 0 0 0 6 0 1 0 7
日本石油 0 1 1 0 0 0 0 0 0 2

勝:藪田 敗:高橋憲

  • 第2試合(10月10日)-7回コールド
1 2 3 4 5 6 7
三菱自動車川崎 2 2 2 6 5 0 0 17
JT 1 2 0 1 0 0 0 4

勝:安田 敗:石村 本:西郷、桑元2(以上川崎)、佐藤茂(JT)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
三菱自動車岡崎 0 0 1 0 1 0 1 0 0 1 4
松下電器 0 0 2 0 1 0 0 0 0 0 3

勝:五十川 敗:本荘 本:加藤秀(岡崎)

  • 第4試合(10月11日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
NTT四国 0 0 0 1 8 0 0 0 0 9
日産自動車九州 1 0 0 0 0 0 0 2 0 3

勝:吉川 敗:秋吉 本:笠原、柴田、芝(以上四国)、今村(九州)

  • 第5試合(10月11日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
東芝 0 1 0 0 0 2 0 0 0 3
ヤマハ 1 1 1 0 0 1 0 0 X 4

勝:藤村 敗:銭場 本:印出(東芝)、渋谷、小林、右島(以上ヤマハ)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱自動車岡崎 0 1 5 0 1 0 3 0 0 10
NTT北陸 0 0 0 2 1 0 0 0 1 4

勝:田渕 敗:伊藤 本:森上、塚田2(以上京都)、川崎、尾前(以上北陸)

  • 第7試合(10月12日)-延長10回
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
四国銀行 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2
日本新薬 0 0 0 1 0 0 0 1 0 1x 3

勝:渡部 敗:大西 本:岩橋(新薬)

  • 第8試合(10月12日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本IBM野洲 0 0 2 1 1 0 0 0 1 5
新日本製鐵名古屋 0 0 0 0 0 1 0 0 1 2

勝:稲田 敗:岩崎 本:梅岡(名古屋)

準々決勝[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日本製鐵広畑 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2
三菱自動車川崎 0 0 0 1 2 2 0 0 X 5

勝:玉木 敗:藪田 本:杉本(広畑)、渡辺、柿田、桑元(以上川崎)

  • 第2試合(10月13日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱自動車岡崎 0 0 0 0 0 0 2 3 2 7
NTT四国 1 0 0 0 0 1 0 1 0 3

勝:岩下 敗:吉川

  • 第3試合(10月13日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヤマハ 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
三菱自動車京都 0 0 0 1 3 1 0 4 X 9

勝:森 敗:田中 本:右島(ヤマハ)、森田(京都)

  • 第4試合(10月13日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本新薬 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
日本IBM野洲 0 0 0 0 0 0 2 2 X 4

勝:片桐 敗:渡部

準決勝[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱自動車岡崎 0 3 1 0 0 0 0 0 2 6
三菱自動車川崎 2 0 4 1 3 0 0 2 X 12

勝:竹下 敗:五十川 本:丸山、北村(以上岡崎)、西郷、山田、柿田(以上川崎)

  • 第2試合(10月14日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本IBM野洲 4 0 0 1 0 0 0 0 0 5
三菱自動車京都 0 3 1 0 0 0 4 0 X 8

勝:田渕 敗:八木 本:中西(野洲)

決勝[編集]

1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱自動車川崎 1 0 1 2 5 3 1 6 0 19
三菱自動車京都 0 0 1 0 0 1 1 3 X 6

勝:玉木 敗:森 本:斉藤、西郷、鈴木2(以上川崎)、塚田(京都)
(三菱自動車川崎は初優勝)

表彰選手等[編集]

  • 最高殊勲選手賞 玉木重雄(投手:三菱自動車川崎)
  • 敢闘賞 森憲久(投手:三菱自動車京都)
  • 打撃賞 斉藤秋博(内野手:三菱自動車川崎)
  • 首位打者賞 永井康彦(内野手:日本新薬)、橋本久(内野手:NTT四国) 11打数6安打 .545
  • 大会優秀選手
    • 投手
    玉木重雄(三菱自動車川崎)
    森憲久(三菱自動車京都)
    • 捕手
    伊藤竜一(三菱自動車川崎)
    芝和彦(NTT四国)
    • 一塁手
    加藤秀敏(三菱自動車岡崎)
    西郷泰之(三菱自動車川崎)
    • 二塁手
    桑元孝雄(三菱自動車川崎)
    永井康彦(日本新薬)
    • 三塁手
    橋本久(NTT四国)
    塚田邦義(三菱自動車京都)
    • 遊撃手
    斉藤秋博(三菱自動車川崎)
    上村匡史(日本新薬)
    • 外野手
    上野山達夫(日本IBM野洲)
    梶山義彦(三菱自動車川崎)
    笠原宏之(NTT四国)
    • 指名打者
    山田康弘(三菱自動車川崎)

同大会の記録[編集]

  • チーム大会通算得点 64
三菱自動車川崎が5試合で記録。
  • 全員安打
三菱自動車川崎が2回戦・対JT戦で達成。
日本IBM野洲が2回戦・新日本製鐵名古屋戦で達成。
  • 1試合チーム最多塁打 38
三菱自動車京都が決勝・対三菱自動車京都戦で記録。
  • 1試合個人最多塁打 11(タイ記録)
三菱自動車川崎・斉藤秋博が決勝・対三菱自動車京都戦で記録。
  • 1試合チーム最多盗塁 7(タイ記録)
三菱自動車川崎が2回戦・対JT戦で記録。