第24回全国中等学校優勝野球大会

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日本の旗 第24回全国中等学校優勝野球大会
試合日程 1938年8月13日 - 8月21日
出場校 22校
参加校数 633校
優勝校 平安中(京津・京都、初優勝)
試合数 21試合
選手宣誓 村松幸雄静岡掛川中
大会本塁打 0本塁打
 < 19371939 > 
全国高等学校野球選手権大会
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第24回全国中等学校優勝野球大会(だい24かいぜんこくちゅうとうがっこうゆうしょうやきゅうたいかい)は1938年昭和13年)8月13日から8月21日まで兵庫県武庫郡鳴尾村(現在の西宮市)の甲子園球場で実施された全国中等学校優勝野球大会である。

開会式の8月13日は第二次上海事変1周年であり、甲子園球場内は「堅忍持久」「心身鍛錬」等の文字が踊り、愛国行進曲を歌い、進軍ラッパで大会開始となるなど戦時一色であった。

出場校[編集]

地方大会 代表校 出場回数
北海道 北海中 北海道 4年連続13回目
奥羽 青森師範 青森 11年ぶり2回目
東北 山形中 山形 3年連続3回目
北関東 高崎商 群馬 2年連続3回目
東京 日大三中 東京 初出場
南関東 浅野中 神奈川 2年連続2回目
山静 掛川中 静岡 初出場
東海 岐阜商 岐阜 2年ぶり2回目
信越 松本商 長野 5年ぶり7回目
北陸 敦賀商 福井 4年ぶり10回目
京津 平安中 京都 4年連続10回目
大阪 京阪商 大阪 2年ぶり2回目
兵庫 甲陽中 兵庫 8年ぶり4回目
紀和 海草中 和歌山 2年連続4回目
山陰 鳥取一中 鳥取 2年ぶり14回目
山陽 下関商 山口 初出場
四国 坂出商 香川 初出場
北九州 福岡工 福岡 2年連続2回目
南九州 大分商 大分 3年ぶり4回目
朝鮮 仁川商 朝鮮 2年ぶり2回目
満州 天津商 満州 初出場
台湾 台北一中 台湾 8年ぶり4回目

試合結果[編集]

1回戦[編集]

  • 平安中 6x - 5 海草中
  • 大分商 4 - 0 台北一中(大分商・浦野が無安打無得点試合
  • 高崎商 3 - 1 北海中
  • 坂出商 2 - 0 掛川中
  • 下関商 7 - 1 日大三中
  • 仁川商 3 - 2 天津商

2回戦[編集]

  • 平安中 4 - 0 大分商
  • 浅野中 5 - 3 敦賀商
  • 高崎商 5 - 0 坂出商
  • 京阪商 2 - 1 福岡工
  • 岐阜商 5 - 0 松本商
  • 下関商 6 - 1 仁川商
  • 甲陽中 10 - 0 山形中
  • 鳥取一中 3 - 0 青森師範

準々決勝[編集]

  • 平安中 1 - 0 浅野中
  • 高崎商 11 - 4 京阪商
  • 岐阜商 5 - 0 下関商
  • 甲陽中 3 - 0 鳥取一中

準決勝[編集]

  • 平安中 7 - 2 高崎商
  • (岐阜商 1 - 0 甲陽中)(1回裏終了・降雨ノーゲーム)
  • 岐阜商 3 - 1 甲陽中

決勝[編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
岐阜商 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 3 0
平安中 0 0 0 0 0 0 0 0 2x 2 9 2
  1. (岐) : 大島 - 加藤三
  2. (平) : 天川 - 上村
  3. 審判:球審…伊丹、塁審…三谷・藤田・伊達

2年前の決勝と同じ顔合わせであり、そのときは岐阜商が圧勝している。平安中天川、岐阜商大島の両投手のすばらしい投手戦となったが、岐阜商は9回表一死一、二塁から5番西松が鮮やかに右前に適時打を放ち均衡を破った。このまま再び岐阜商に勝運が向いたかと思われたが、平安中は一死一、二塁から三盗、続いて二盗を成功させ、8番木村実が前進守備の遊撃手の頭を越す適時打で同点とした。二死後、1番保井の当たりは二塁手の後ろにポトリと落ちて平安中のサヨナラ勝ち。平安中は見事2年前の雪辱を果たした。

大会本塁打[編集]

なし

主な出場選手[編集]

関連項目[編集]